皆さん、こんにちは心 works learning 福井 久です。
本日は全国的に晴れ・晴れ、洗濯日和ですね。
体内時計を正確に作動させるためにも、太陽光に当たることはとても大切です。
とかく、不規則になりがち日常生活リズム、規則正しいリズムで暮らすことが、
なによりも身体的、精神的に健康でいられる第一歩だと思います。

昨日のことですが、現金振り込みのため銀行ATMにいったときのことです。
今までに、何度となく、銀行振り込みは経験しているので慣れている作業です。
ATMのタッチパネルの出てくるメッセージ通り、いつも通りに操作していました。
画面が進むうちに、宣伝広告場面が何度となく表れてきました。
“あっ~もう!(広告はいらないから)”“はやく終わらせてよ”
みたいな気持ちが出てきました。
最終的に、あまりに怒りを感じて、ATMのタッチパネルをイライラしながら連打したり、ATM機器自体に怒りを思い切りぶつけていました。
でも、実はこれらの広告画面も、今までに見たことがあるものなので、どんな広告画面が出てくるか、
はある程度予測できたのに、久々に“ぶっちぎれた”感覚でした。
この経験から、“あっという間に、人間は感情エネルギーに乗っ取られてしまうんだなぁ”と
感じています。
これを書いている、今、昨日の状況が思い浮かびますが、昨日感じた“怒り”は感じないです。
そして、“なぜ、昨日はあんなに怒ってしまったのだろう?”と不思議な感じがしています。

今までの私の人生、“怒りエネルギー”が満ち満ちていたと思います。
もう少し、丁寧に自分自身の感情を見ていくと、その怒りの根底は、
“恐怖エネルギー”だったんだと思います。
つまり、未体験な事物に出会うと先に“怖い”と感じて、“怖い感情”を“怒りの感情”に
変換して、自分を鼓舞したが、外向きには一切表現してきませんでした
(感情を露わにすると、周囲に嫌われるって思っていた)。
だから、常に、心の中ではツンツン、イライラしていて、その頃の友達から
いまだに言われますが、“とても怖くて、近づくことが出来なかった”“なんて話し掛けたらいいかわからなかった”と言われます。
グラフをご覧ください。
これは、私が心理療法を受ける前(黒線)と後(赤線)で、感情エネルギーが時間とともにどれぐらい持続したかを表したものです。
心理療法を知らない時は、“怒り”が惹起されると、しばらくの間、ずっとその“怒り”エネルギーに乗っ取られていました。
ですから、その乗っ取られている期間は、“怒りに乗っ取られて自分”であって、冷静な判断ができる本来の自分ではない訳です。
心理療法を通じて、自分を深く知った時、曲線が変化したことを実感しています。
一瞬、感じる怒りはありますが、冷静な判断ができる本来の自分に
以前と比較して、はやく戻ることが出来るんです。
本来の自分でいる時間が長いんです。
この状態でいることが“本来の自分で生きる”ということにかなり近いと感じています。
この状態のまま、自分の生きる内発的意思を使って、
決心ができたなら本当に豊かな人生になるんだと思います。
現実には毎瞬、外部環境からの刺激は、必ず感情を通じて人間に侵入してきて、
昔、作った快・痛みの法則;価値判断を使って乗っ取ろうとしてきます。
だから、この考え方を認識できるだけでも、訳も分からず流されて、
生きてしまう時間は短くなると思いますよ。
”自分を生きれていない””世の中の流れに合わせすぎて、
苦しい””感情(怒り・悲しみ・怖い)の振れが凄く、疲れる”などでお悩みの方が
是非、一度、ご相談ください。