2018/10/09
前号では、10月6日(土)に行われた、八王子ダルクフォーラムに参加させて頂いた概要を書かせて頂きました。その際、基調講演として、国立精神・神経研究センター 薬物依存症センター センター長 松本俊彦先生からとても興味深い研究結果を拝聴する機会が与えられましたので、このことについてシェアさせて頂きます。 とても興味深い研究内容というのは、“孤独と依存症”の関連について示唆し

2018/10/07
ご存知でない方のために、ダルク(DARC)とは、ドラッグ(DRUG=薬物)のD、アディクション(ADDICTION=嗜癖、病的依存)のA、リハビリテーション(Rehabilitation=回復)のR、センター(CENTER=施設、建物)のCを組み合わせた造語で、覚醒剤、有機溶剤(シンナー等)、・・・・・・・・・・・今までに八王子ダルクを利用して、他人とのつながりを取り戻し、自身を取り戻し、自信を取り戻した方々がその生々しい体験を語って、今、現在、回復プログラムを続けていらっしゃる方々を勇気づけて、“つながり”を循環されていたのが印象的・・・・

2018/10/05
心理カウンセリング/セラピストとして、“クライアントにとって最良の結果を持ち帰ってもらいたい”“悪状況が好転して欲しい”“生き辛さ・苦しさから解放されて欲しい”など思いを持っています。ですが、なぜこのような思いを持つことになったのか、答えは単純明快で、“クライアントから私が心理カウンセリング/セラピストとして、認められたい”“心理セラピーを失敗したくない”“クライアントから信頼されたい”“失敗して、クライアントを傷つけたくない”などが浮かび上がってきます。これらは全て私の欲望;エゴであることがご理解頂けると思います。以前の私は自らの欲望;エゴに乗っ取られて、過去に勉強した知識・情報、見学した経験記憶を回想してばかりで、本当の意味で目の前にいらっしゃるクライアントを見ていない状況で心理セラピーを行っていたと思います。 ですから、心理セラピー中の私が感じていたことは、ありのままの自分が感じたことではなく、欲望;エゴに捻じ曲げられた感覚・直観であり、これらを基に心理セラピーを行っても、うまくいくはずがありません。ですから、私が心理カウンセリング/セラピーを行うにあたって、もっとも心掛けている

2018/10/02
「論語」の中に出てくる言葉で中庸(ちゅうよう)という概念があります。インターネットで詳細な意味を調べてみると、“極端な行き方をせず穏当なこと。片寄らず中正なこと。”とあります。 私の経験・体験を踏まえて、中庸でいることの大切さ、難しさについて書いてみたいと思います。 プロフィールをご覧頂ければ、お解り頂けるように取り憑かれたように働き、ワーカホリック(仕事中毒)であったと思います。今でも、記憶にあるのは、

2018/08/31
前号で、働き方改革と残業時間について、集団をコントロールする“集合意識”と成功体験がもたらす“快感感情による支配”の観点からこのブログを書かせて頂きました。今回は人間の行動を無意識的に決めている行動ルール;“ビリーフもしくはプログラム”の観点から書かせて頂きます。 前号では、私が前職で入社してか

2018/08/26
働き方改革と残業時間 2018年6月29日に参院本議会で「働き方改革関連法案」(正式名称:働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律案)が可決・成立しました。記憶に新しいところによると、2015年12月に大手広告代理店電通の若手女性社員が過労死でこの世を去って早2.5年が経とうとしています。この事件は、大手電通関連のニュースであったので、“電通”という会社の労働環境の実態が明らかにされて、日本で働く“会社員”と呼ばれる人達に“働く”ということについて、様々な問題提起をしたと感じています。 ・・・・・・ 時代を支配する流れが変化して、今までに当たり前に必要とされていた因子(一所懸命働く、長時間残業をして働く、休日出勤をして働く)が最重要でなくなり、今まで全く注目されていなかった因子(イノベーション、創造性、独創性など)に注目が集まっても、成功体験を一度でも味わってしまったことがあると、頭で論理的に理解していても、過去の成功体験を忘れること/捨て去ることが出来ず、過去とは流れが変わっているにも関わらず、学習した成功パターンを成就するために・・・・

2018/08/16
我々、人間が所属している共同体(家族・学校・会社・地域・チームなど)の中で、最初は“自分らしさ”を最大限に表現するだけで、周囲からの承認・賞賛が得られた。自分自身なにも加工することなく、去勢を張ることなく、自己表現するだけで、周囲に受け止められた。 しかし、加齢ともに基礎体力、集中力の低下し、それに加えて、全身の古傷が疼き、周囲から期待度が加速度的に増加していくと、あれだけ“出来ていたこと”が“出来なくなる”という現実を突きつけられる訳です。つまり、増大した周囲の方々の期待に応えるために、必死に努力して“受け入れられる状態”を保つ必要性が出てくるようになってしまいます。 “本当の自分・ありのままの自分”と“周囲の方々に

2018/08/02
昨日はキングコング 西野亮廣さんが主宰である“世界一楽しい学校”サーカスに参加してきました。 サーカス:SA-CUSとは、キングコング 西野 亮廣が校長となり、面白い先生ばかりが集まる学校。勉強の楽しさを大人に再認識してもらうためのイベントです。お笑い芸人をはじめ評論家や本物の学校の先生まで、話術に長けた先生方が、面白いテーマについて授業を行います。コンセプトは「世界一楽しい学校」です。 ・・・・・ やっている最中は、全く順風満帆ではなく、苦難・逆境・問題・課題が突き詰められたことは、容易に想像できます。でも、おそらくこれらの事業に参加された方々は、“不足”に目を向けるのではなく、“充足”に目を目けて、その時出来ることを確実に実行していった結果だったと思います。

2018/07/31
お互いご自身の正当性・正義を主張したとしても、合意することはおろか、妥協点さえも見出すことができない状況を、私が経験させて頂いて、“正しいのは、どっち?”という問いから考えさせられる事は、“正義・一般常識って何?”っていうことでした。人間がある共同体(家族・市区町村内会・都道府県・日本・アジア・世界など)に属すると、その共同体にメンバーとして守らなければならない“会則”があると思います。その会則は

2018/07/08
この一連の流れ、私が歯の神経に触れられると激痛が起きるんじゃないか(予期不安)って、必死に緊張して心配していた様子は、まさに私が相談受ける時に、クライアント様が頭の中で想像して、自分を怖がらせている状態と同じだなと思いました。 人が怖い、集団に属するのが苦手なクライアント様が人に会うと、クライアント様は心の中で(今日は機嫌が悪そうだぞ。何かイライラしている。きっと、私が怒られる。絶対、誹謗中傷される。暴言を吐かれる)(きっと仲間外れになる。みんなから意地悪される。暴言を吐かれる。嫌がらせされる)などと考え、イメージして、自分自身を怖がらせている状態、全く同じだと思います。 過去の記憶を呼び起こすもの、今回の私の場合では、“麻酔2本打ちますね”ということ言葉、“ウィーーーーン”“キィーーーーーーン”、毎度おなじみの全く無機質な機械音、治療室特有の殺菌アルコール臭が、過去、神経抜去した時の記憶を呼び起こして、身体中の筋肉を緊張させ、心拍数を上げて、呼吸を浅くして、大汗をかかせるという身体反応を作り出した。 クライアント様にも、過去の記憶を呼び起こすもの、機嫌が悪そうな人を見ると身体がすく

さらに表示する