“現状維持”なのか、それとも・・・

みなさんは現状維持

という言葉を聞いて、

どんな印象を受けますか?

 

ポジティブな印象でしょうか、

それともネガティブな印象でしょうか?

両方ともにあるでしょうね。

 

 

毎日、精一杯

一生懸命に努力し続けて、

 

良好な結果を更新し

続けている人にとってみれば、

 

最低でも“現状維持”

考えるかもしれません。

 

確かに、もうこれ以上の努力が

出来ない程、四六時中、

 

その対象について考えていたら、

新たな前進、変革、変化なんて

 

発想が思いつかない

かもしれませんね。

 

思い浮かぶアイデアは、

今、行っているルーティーンの

 

回数、強度を増やすこと、

なのかもしれません。

 

毎日、積み重ねた上で

努力によって、願望が叶うと、

 

人間はそのプロセスを

正解と認識して、

 

次回も次々回も

全く同じ方法で臨みます。

 

一度、成功体験を体験すると、

その方法を繰り返す事に

 

疑問を持たなくなる訳です。

 

もちろん、

周囲の状況は、

 

刻刻と変化している

訳ですから、

 

毎回、同じ方法を

取り続けていると、

 

いつか必ずうまくいかない時が

くることは当然な訳ですが、

 

その成功体験の方法と

世の中の流れの差が

 

だんだん大きくなってくるので、

その差を埋めるために、

 

関わっている人間が

費やしている時間が

 

2倍にも、3倍にもなっていき、

最後には

破綻してしまう訳です。

 

 

 

例えば、私は昔、

“医療機器飛び込み営業”を

3年間やっていました。

 

日々、78/1

飛び込み営業していましたが、

全くうまくいきませんでした。

 

所長から叱責を受けて、

“訪問件数が少なすぎる”と

 

言われてから、

1215/1日に増やして、

 

たまたま1件受注できた

(成功体験をした)ので、

 

さらに訪問件数を増やして、

1520/1日にしましたが、

 

最終的には

うまくいきませんでした。

 

私は訪問件数を

増やしたことによって

 

得られた成功体験を

捨てきれず、件数を増やす、

 

という方向性でしか

考えられなくなっていた訳です。

 

成功体験によって

得られた経験を捨てきって、

 

新たにアイデアを考えること、

そのアイデアに沿って

 

行動することは

非常に難しいと思います。

 

ココロの世界でも、

全く同じことが言えますよ。

 

幼少期に家族メンバーと

生活する生活環境で

 

習得したことは、

様々な体験

 

(成功体験や

辛辣な体験も含む)を

  

基盤としていて、

いわば生き残るために、

 

自分の身体を使って実験を

繰り返した結果、

 

得られた情報なので、

二度と傷つかないため、

 

厳密に守られてきているので、

しまいにはほぼ意識しなくても

 

身体が反応する域まで

達している訳です。

 

 

たしかに、

その体験をしたことによって

 

得られた情報に基づいて

日常生活を送っていると

 

褒められたし、居場所があった、

からその情報に基づいた

 

習慣が役に立った。

 

情報を集積したことで、

生き抜くための成功体験を

 

積み重ねることが出来た。

 

けれど、大人になって、

会社勤めを始めたり、

 

結婚して家庭を持ったりして、

生活環境が変化した時に、

 

過去の生活環境で

獲得した情報を

 

基にした習慣をもっていると、

生き辛い、苦しい状況に

 

なることもあります。

 

 

例えば、

 

小さい頃、とても従順で、

素直で、真面目で、

 

お母さんのお手伝いを

することが大好き、

 

なぜなら、

 

お母さんが喜んでいる顔を

見ることが好きだったから、

 

だから、お母さんを

喜ばせるためなら何でもやった。

 

その結果として、

お母さんから褒められたし、

 

家の中で、

“居場所がある”

 

感じられました。

 

 

そのような成功体験を

積んだ人達が大人になると、

 

いつも可哀そうな人を

探しては助けないと

気が済まない、

 

他人に甘えない、

 

我がままを言わない、

 

他人を頼らない、

 

自分を我慢して他人を優先する、

 

ということをやり続けて

しまいますので、

 

自分自身を大切にしていない

という理由で生き辛さを

 

感じるでしょうし、

他人に甘える人や

 

我がままを言う人に

対して、凄い怒りを

 

持ってしまうので、

人間関係も

 

うまくいかないでしょう。

 

では、どうすればいいのか!?

という疑問が

 

出てくると思います。

 

方向性は、ご自身が

まだ体験していない

 

対側に向かうことです。

 

 

現状維持(成功体験)に

執着せずに、

 

まだ踏み入れたことが

ない領域、

 

他人の役に立たなくても大丈夫、

他人に甘えてもいい、

我がままを言ってもいい、

自分ファーストで生きてもいい、

 

という状況を体験してみることです。

 

ただ、初動は特にですが、

いままでやっていないことを

 

やる訳ですから、

めちゃめちゃ怖いので

 

勇気が必要です。

 

ただ、この怖さを感じて、

引き返すのか、

それでも“変わろう”として、

少しずつ前に進むのか、

 

本当に変わりたいのか、

 

 

ご自身に問い掛けて頂ければ、

自ずと解は導き出される

 

と思います。

 

 

これらの経験を

積み重ねるうちに、

 

必ず変化しますよ。

是非、やってみてください。