人は周囲からの影響をすごく受ける

みなさんこんにちは、

works learning

福井 久です。 

 

東京エリアでは、今日、

朝は結構雨降りでしたが、

 

天気予報どおり、

昼過ぎから晴れ始めて、

 

気温が一気に

高くなりましたね。

 

私自身、

なんとなく雨降りや台風、

 

くもり空では

気分が塞ぎこみます。

 

逆に、

太陽が燦燦と輝いていると、

 

とても元気が出てきて、

身体が軽くなったりします。


この法則をうまく利用すると、

とても明るく、上を向いて、

 

太陽光線を浴びていると、

深く落ち込むことが

 

出来ないということで、

 この法則は私自身の

 

日常生活に

よく応用していますね。

ただ

 

“人間って周囲の

様々な外部因子

(気候・所属集団;

家族・学校・

会社・地域など)

 

 

から

影響を

受けるんじゃないかなぁ”

 

 

 

 

 

って思うのです。


例えば、私は

大阪出身ですから、

 

“大阪がもっている器質”:

暗黙ルール

 

影響を

 

受けていると

感じます。

 

“せっかち”

“本音勝負”

“合理的”

 

などのキーワードが

浮かんできます。

 
先日、新大阪で

新幹線を降りて

 

改札に向かい、それから

地下鉄御堂筋線に

 

乗り換えようとした時に、

上記の

 

“大阪の器質”:

暗黙リールから影響を

 

受けていること

に気付けました。

 

エスカレーターでのこと、

東京では全て“左立ち

です。

 

急ぐ方のために

右側を空けておいて、

 

右側は階段を

昇り降りするように、

 

他人が往来する

のが通例です。

 

しかし、

阪ではそのルールが

 

全く逆で

“右立ち”であり、

 

左側を空けておく

ということは、

 

知識として

知っていましたが、

 

降車後、瞬時に身体が

対応しませんでした。

 

そのエスカレーターに

無意識の内に、

 

東京・関東圏でやるように

左立ちしていると、

 

後ろから来る人達に、

 

“もう~っ、邪魔やなぁ~”

“立ち止まる人は右側に立てよ”

 

って

 

現地の方に先を

越された際に、

 

文句を言われているような、

捨て台詞を

 

吐かれているようでした。


その日を含んで、

3日間滞在していましたが、

 

“歩くスピードが速い”

 

“喋るスピードが速い”

 

“生活リズム

が全般的に速い”

 

など

 

違和感を

覚えていましたが、

その出来事以降は

 

現地

 

”大阪の器質

“暗黙ルール

 

 

従って行動していたので、

事なきを得ていました。

 

そして、

最近になって

 

明確になってきたのが、

かに話し掛ける時も、

 

その共同体の器質に

影響を受けていることです。

 

私は大学を卒業後、

就職した企業の

 

勤務地がずっと(24年間)

東京でした。

 

最初、東京で

“大阪出身だ”

 

ということで、

テレビに出演している

 

関西芸人のイメージで、

 

 “面白い人”

“良くしゃべる人”などと

 

自動的に

相手の妄想が

 

発動されていましたので、

その流れに乗ることを

 

やっていましたが、

中には、

 

“しゃべりかけられると怖い”

 

“どんな反応をして

良いかわからない”

 

などの

 

評価・印象を頂いて、

その当時は外回り

 

営業でしたので、

このままでは良くないと思って

 

“言葉使い”や

“話し掛け方”を

よく注意したものでした。

 

その甲斐あって、

東京での

 

コミュニケーションは

うまく出来ましたが、

 

ある意味、

演じることを強制された

 

ものだと思います。

 

今では、

なにも意識しなくても、

 

新大阪駅をおりて、

大阪の空気感を

 

感じると自然に、


“適合している自分”

がいる

 

ことに

気が付いています

 

これは、

 

”東京エリア“にしても、

”大阪エリア“にしても、

 

 

それぞれ独自性を持った

 文化・習慣・風習がそれに

 

属している人々によって

創作されて、

その人々によって

 

遵守実行され、

そして最終的に

無意識化されていく。

 
これが

いわゆる

 

”暗黙のルール;

集合意識“

 

 

呼ばれるもので

あると思います。

 

このように、

暗黙のルールを

 

感じ取って、

それに自らを適応が

 

できる能力を

持ち得るのも、

 

人間である由縁

だと思います。

 

この適応能力を

最初は意識的に

 

使っていた状態が、

最終的に無意識的

 

になってしまい、

本人がそんな能力を

 

習得したことさえ

忘れてしまっている


状態があります。

 

それが、私のところに

相談にいらっしゃる

 

クライアント様と

いうことです。

 

心理療法は、

無意識化された

 

暗黙のルールを

意識化して、

 

その影響を受けない、

もしくは最小限にしようという

 

ものです。

 

ですから、

私は無意識化された

 

暗黙のルールを

悪者扱いはしません。

 

一時期は

無意識化された

 

暗黙のルールを

守ることで、

 

安全が

保障されたわけですから・・・。

 

でも、そろそろ

その無意識化されたルール、

 

大切に持っておく

必要は

 

ないんじゃないですか?

 
これを理解して頂ければ、

今まで閉じ込められていた

 

“無意識化された

暗黙のルール”

 

から解き放たれる

可能性が

 

高くなると思います。