どーも、みなさん、こんにちは。
Kokoro-works-learning
福井 久です。
今日は
全国的に寒いみたいですね。
4月は平均最高/最低気温
ともに平年を上回っていただけに、
急激な温度変化は、
体調に影響しますね。
くれぐれも
皆さんご自愛くださいね。
今日のお話は
“私、自信(自身)が
ないんです”
をテーマにしたいと
思います。
ココロの世界では、
"自己肯定感"
とか
"自己重要感"
とかで表現されるものです。
具体的に、
日常生活で
困っているシーンですと、
“会社で大きなプロジェクトの
リーダーに任命されたのですが、
うまく出来るか不安”
“重要顧客に
対するプレゼンテーションを
依頼されたけど、自信がない”
“忙しくしていないと不安だ”
“一生懸命頑張っていないと
ザワザワして、心配になってくる”
“人の役に立っている
実感がないと
罪悪感が湧いてくる”
など、他にも
まだまだあると思います。
“頑張って、
他人の役に立っている
自分を受容することは出来るが、
そうではない自分は
認められない”
“また、
他人の役に立つために、
自分自身を失くして、
ひたすら役立つ自分を
無意識的に演じ続ける、
そして演じることが
止められない”
なんて、
こんなルールを
ご自身に課している方々
(無意識的に)が
多くお見掛けします。
過去の
私がそうであったので、
凄くよく理解できます。
人間は本当に簡単に
自ら創り上げた
実態のないイメージ:妄想に
支配されてしまいますよね。
人間の行動規範である、
快・不快の法則からすれば、
当然の危険
(周囲の人々から
承認されない、
攻撃されるという妄想)
回避行動なのですが、
そのイメージ:妄想による
行動制限が極まってくると
精神的にも、
身体的にもバランスを
崩すと思われます。
例えば、
“自分は劣っている”
“自分は自信がない”
この妄想は、幼い頃の
養育環境が悪くなかった
(虐待なく、DVなく、
ネグレクトなし)にも
関わらず、
妄想として持っている
日本人は多いと感じます。
“優れている自分・有能な
自分・自信たっぷりの
自分でなければ、
不安で怖くて仕方がない”
という妄想から
恐怖を作り出して、
個人を駆り立てて、
継続的に熾烈な努力を
強い続けられるように
仕向けられる。
結果として、
確かに計画達成・成功・周囲
からの評価・賞賛を得ることが
できるが、その妄想は
留まることを知らず
さらなる高みに挑戦する
ように仕向けられていく。
“まだまだ、もっと、もっと”
“努力がたりない”など
妄想を抱かされ、
心身ともに消耗し
尽すまで努力させられ、
気が付けば
うつ病・過労死に
追い込まれている
事例も
最近よく目に
するようになりました。
右上グラフは
日本政府;内閣府が
日本を含めた7カ国の
満13~29歳の
若者を対象とした
意識調査の結果です。
非常に興味深いのは、
日本だけが諸外国と
比較して極端に
低いということです。
一説によると、
“日本は敗戦国だから”
という人もいます。
確かに、その影響はあると
実感はあります。
しかし、
2回も戦争に
負けたドイツの方が
また、一説によると、
“日本は受験戦争が
壮絶だからだ”と言われますが、
日本より中・高・大学受験で
人生の大半が
決まってしまうといわれ、
日本よりも自殺率が
高いと評されている
韓国の方が
“自己肯定感”が高い
という事実に驚かされます。
また、
“私は幸せではない”という妄想も
日本人を
多くが持っていると
思われます。
左図も出典は
上図と同じ意識調査ですが、
40歳になった時に、
幸せであると答えた
日本人は66.2%であり、
これも諸外国と
比較して明らかに
低い結果となっています。
今の
日本、物質的には
とても豊かになってきていると
感じますが、
精神的に、
自分自身に
自信があり
(受容することができて)、
豊かで、幸せだと
感じている日本人が
本当に少ないことに
驚かされます。
私は心理療法を通して、
これら妄想から
目覚めて頂く
お手伝いをしています。
心当たりのある方は、
一度、ご相談くださいね!