感情なんて、いらない

どうも、皆さん、こんにちは!

 

ココロワークスラーニング 

福井 久です。

 

今日の東京は朝から曇り空。

気分も落ち込みがちです。

 

天気予報では

雨が降るらしいので、

 

みなさん、外出される際は

視界が悪いので、


お気を付けくださいね。

 

前回、

私の経験に基づいて、

 

私が怒りの感情を

誘発された時に、

 

私の中では

どんな心理状態であったか、

 

書かせていただきました。

 

“感情”って一言で言っても、

様々な種類の感情があります。


アメリカの

心理学者ポール・エクマンによると、

 

人間のおおもととなる感情は6

 

 幸福感、

驚き、

恐れ、

悲しみ、

怒り、

嫌悪)

 

であり、

 

強弱の差こそあれ、

どの文化の人々も

 

同じ表情をすると

言われて、

 

一方では、

1980年に発表された

 

“感情の輪”で

 有名になった

 

ロバート・プルチックによれば、

 

喜び、

信頼感、

恐れ、

驚き、

悲しみ、

嫌悪、

怒り、

期待感

 

 

8種類が

基本的な感情で、

 

他の感情は

その複合的な

 

ものという

考え方をしています。

 

さて、

 

本題に戻りますが、

自分自身が

捕らわれていた

 

問題・課題の全容が

理解出来た時、

今までに感じていた、

 

感情

(特にネガティブ感情;

怒り、悲しみ、恐怖など)

 

 

無くなるじゃないかって

心配されている方、

 

もしくは

 

その逆で、

たまにご相談を受ける際、

 

クライアント様が

 

“感情なんてなくして欲しい、

感情なんてあるから苦しいし、

悲しいし、ムカつくんです”

 

っていうお話しも伺います。

 

感情は本当に必要なく、

失くすことが出来るのか、

 

なくなっても大丈夫なものなのか、

 という問いを頂きましたので、

 

その問いにお答えする形で、

私の意見を述べさせて頂きます。
 

 

 

 

まず、

 

私はプロフィールでも

お示しした通り、

 

心理学関連セミナーの

ジプシーをしておりました。

 

そして、

大体、どのスクールに

行っても、感情について

話されるのは、

 

“感情は持っていると

人生が豊かになりますよ。

どんな感情もとても大切です。

だから、否定せず、

大切にしてあげて下さいね。“


という具合に教授されます。

 

一見、なるほどと思いますが、

 

”そもそも、豊かな人生って

どんな人生!?“

 

”どんな感情も

大切っていうけど、

 

“悲しい”

とか

“ムカつく”

とか

“怖い”

のような感情って、

 

凄くネガティブな感情は

体調が悪くなるし、

 

日常生活に悪影響があるから、

本当に勘弁して

 

欲しいんだけど・・・“

 

みたいなつぶやきは

私だけでなく、

 

このブログ読者の方も

大なり、小なり、

 

感じるところがある

のではないでしょうか!?

問題・課題を

抱えて凄くしんどい、

 

苦しい、怖い思いを

 している方々

 

もしくは

 

その時は、

 ざっくり言うと

 

“強い感情に

飲み込まれている状態で

生きている”

 

もう少し厳密に言うと、


“強い感情に

飲み込まれて、

 

妄想を

繰り返しイメージして、

 

 身体反応が発生して、

ご自身をしんどく、

 

苦しくさせている、

 怖がらせている状態”

 

が続いている

ということです。

 

 

そして、その状態は

間違いなく

 

“ご自身ではなく、

 強い感情エネルギーに

乗っ取られた

ご自身である”

 

と言えると思います。

 


つまり、

 

冷静な自分ではないので、

いつも平然と出来るような、


当たり前と思われるような、

判断が出来ない状態、

 

強い感情が汚染をした

思考が次から次へと

 

発生させる妄想に

取り付かれている状態で、

 

本当の自分、

ありのままの自分では

 

ない状態であると思います。

 

この状態になってしまう

経験・体験があるから、

 

上記のように

“感情なんていらない”

 

ってなる訳ですよね。

では、どうすればいいのか!?

という疑問が

 

出てくると思います。

 

目指す状態は、

 

“どんなに強烈な

感情エネルギーが

 

襲ってきたとしても、

その波に飲み込まれても、

 

自分自身で在り続ける、

本当の自分で在り続ける、

 

 ありのままの自分で

在り続ける、

 

という状態が

実現すればいいのですが、

 

そんな都合のいい状態に

なれるのか!?って

 

思われると思いますが、

ここでは”成れます“とだけ

 

申し上げておきます。

 

そして、本題を続けますが、

まずこのような究極にしんどく、

 

苦しく、怖い状態になると、

必ず人間は学習を始めます。


いわゆる“快・不快の法則”に

基づいて、その不快な状態を


やり過ごすための

ルーティン行動が

 

行われると思います。


当事者が幼い時に、

主に両親との間で学習した

 

強い感情と

共に記憶されたルーティン行動;

 

ビリーフに基づいて

行動が行われると思います。

 

例えば、幼い頃、両親から

 

“本当にあなたは

何一つできない子ね!”


とか“あなたは駄目な子ね!”

 

って言われ続けて、

 成人して就職をして、

 

経験したことない

大きな仕事を任せられると

 

しんどく、苦しく、

怖い状態になると)、

 

ビリーフが発令して

(あなたは出来ない、だめな子)


さらにしんどく、苦しく、

怖くなります。

 

例えば、

幼い頃、両親から

 

“お前は

本当にしっかり者だな!”

 

“本当に、お利口さんで、

手間がかからな

いいい子だな!”

 

って言われ続けて、

成人して就職して、

 

経験したことない

大きな仕事を任せられると

(しんどく、苦しく、

怖い状態になると)、

 

ビリーフが発令して

(あなたはしっかり者、

甘えてはいけない、

 

人に手間を

取らせてはいけない)


人に仕事を振ることができず、

全部自分でやろうとして、

 

最終的には過労で

倒れてしまう、

 

みたいなことが

発生する可能性が

 

あります。
 

この上記2場面においても、

 

“ビリーフが発令して、

 

あなたは出来ない、だめな子

 

 

あなたはしっかり者、

甘えてはいけない、

人に手間を

取らせてはいけない”、

 

って

 

“強い感情に飲み込まれて、

妄想を繰り返し

イメージして、

身体反応が発生して、

 

ご自身をしんどく、

苦しくさせている、

怖がらせている状態”で、

 

本当の自分、

ありのままの自分ではない

 

状態であることが

ご理解頂けると思います。

 

感情について書き始めましたが、

思わず長編になってしまいました。

 

この続きは

また次回にさせて頂きたいと

思います。

 

(俺の結論、いつ書けるんやろか!?)