人生“こそ”他力本願(流されている)・・・!?

横断歩道を渡るために、

信号待ちをしていました。

 

凄く車の往来があるので、

歩行者青信号を確認しないと

 

危険だと思っていました。

 

 

たまたま車の往来は

一瞬止んだ時が訪れました。

 

そしたら、先を急ぐのでしょうか、

対面で信号待ちをしていた

 

方々の23人が、

その瞬間に走って横断を

 

してしまったんです。

 

それに連られたかのように、

赤信号がかわっていないにも

 

関わらず、横断し始めて危うく車に

ひかれそうになっていた人が

 

いたんです。

 

その方は今、よく見かける

“歩きスマホ”でした。

 

自らの目で確認せず、

考えずに赤信号を横断して、

 

車にひかれそうになった

訳ですから自業自得ですが、

 

このような現象って

よくみかけませんか?

 

“大勢の人達がやっていて、

その状況が大丈夫

そうだから、私もやる”

 

“友人の〇×さんがやっていて、

良さそうだから、私もやる”

 

“信頼のおける〇×さんが

やっているから、

私は安心して出来る”

 

“いつも良い情報を

配信してくれる情報筋

(本・新聞・雑誌など)だから、

なので信用して、

私もやる”

 

 

などの動機で行動を

起こすことありませんか?

 

要するに、

 

自分の頭を使って考えず、

自分で体験・経験をせず、

 

他人の価値判断を

行動基準にしていませんか

 

ということです。

 

 

 

 

私自身は何回も

体験・経験してきました。

 

特に、セミナージプシーを

っていた時代

 

(約56年前)は、

他人から、書籍から、

 

メディアから“良さそうよ”

っていう

 

情報をGetしたら、

見境なく高額な参加費を

 

支払っていたと思います。

 

そして、結果としては、

 

“たしかに、大勢の人達が

良いって言っていただけの

事はあるよね”

 

 

“まったく、期待外れだ!”

 

に大別されましたが、

私の場合は、

 

前者はほぼ感じたことは

ありません。

 

皆さんはいかがでしょうか?

 

では、

 

“なぜ、自らの行動選択の

基準を他人の

 

価値判断に

委ねてしまうのでしょうか?”

 

 

いろいろな答え方がある

と思いますが、

 

“自分の直観・選択に

自信がなく、失敗したくない”

 

とか

 

“考えることが邪魔くさい、

大きく間違えないなら

それ(他人の価値判断)

でいい”。

 

 

そして、一番思い当たるのは、

自分自身の内面にある

 

“自分はないという感覚、

それに伴う恐怖心”

 

からくる

 

安心欲求・承認欲求;

見栄え、世間体、

名声、評判、

地位、顕示欲、

外見、名誉欲、

独占欲、所有欲、

 

などのために、

 

非常に多くのエネルギーを

消費しているので、

 

新たな選択肢を

与えられた時に自分の

 

頭で考えられず、

皆が選んでいる多数派の

 

選択をしてしまうのではないか

つまり“流されて生きている”

 

のではないか、

感じるのです。

 

ほとんどの人達は、

自分で自ら選択肢を選んだと

 

思い込んでいると思いますが、

実は、無意識的に

 

選ばされていることに

気付けていないと思います。

企業マーケティング

戦略なんかを

 

少し勉強してみると、

特にTVCMなんかは

 

定期的にイメージを使った

感情を呼び起こす

 

“広告”が上映される訳ですから、

一種の・催眠・洗脳を

 

やっているのとなんら

変わらないと思います。

 

また、テレビドラマの主人公が

 

持っていた物、

着ていた服、

乗っていた車、

飲んでいた飲料、

食べていたお菓子

 

 

健康をテーマにした

テレビ番組で紹介された

 

食べ物・飲み物なども

一時的に売り上げを

 

伸ばすことがあるそうです。

 

この購買意欲は、

どのような心理メカニズムで

 

起きているのか、考えてみると、

一つは快感感情

 

もう一つは恐怖感情によって、

人はコントロールされている

 

(流されている)と思います。

 

 

快感感情は、

主人公と同じものを使用して、

 

なりきりたい、そのことによる

体験によって起きる

 

快感を得るための購買、

 

恐怖感情は、

“時流に乗れていない私、

 

みんなと同じじゃないと

私、いじめられる、

 

怖い”という自分責めからの

回避行動としての購買、

 

いずれにしても、

快感と恐怖の感情

コントロールされている

 

(催眠・洗脳されている

自分であって、)

 

本当のありのままの

自分ではない状態

 

であると思うのです。

 

(流されて生きている)

 

じゃ、

感情(快感感情と恐怖感情)

 

コントロールされずに、

本当のありのままの

 

自分で居続けるには

どうすればいいのか、

 

という疑問が

湧いてくると思います。

 

まず、

 

“自分は感情に

コントロールされていて、

本当の自分ではない”

 

ということを

 

認識することから始めて、

 

如何に日頃、感情を

惹起されられて、

 

 

感情が思うがままに

行動させられているか、

 

ということを自覚することが

大切だと思います。

 

 

重要なのは、感情に乗っかられて、

そのまま感情のままに

 

行動をしてしまいそうになった

その一瞬、

 

“持っていかれるか”

“踏み留まれるか”

 

です。

 

その一瞬の間に、

意識的になって、

 

この感情に

飲み込まれそうに

 

なっているということに

気が付いていることが

 

とても大切

 

だと思います。

 

とはいっても、

 

“そんな器用なこと

できる訳ないだろう!?”

 

思われると思います。

激しく同意させて頂きます。

 

 

私は過去、感情に

流されて生きてきましたし、

 

今もなお、意識的に、

感情に乗っ取られないように、

 

日常生活を

通じてトレーニング

 

を行っています。

 

(感情は使うが、

乗っ取られない状態を

目指して)

 

人は自らを守るために

プログラムを持っていて、

今までの日常生活を通して、

 

出来事→感情・思考→

身体反応・行動

 

という一連のプロセスが

全自動化されているので、

 

通常は

“流されて生きている”

 

ことが普通だし、

そのことにさえ気が

 

付いていないのだと思います。

 

しかし、この状態で

在り続けると、

 

“感情”が自らを

支配してしまい、

 

本当の自分、

ありのままの自分の状態

 

ではいられません。

 

自分の人生、自分の意思

を持って、

 

本当の幸せを感じて、

生きてみませんか?

 

少しでも、気になった人は、

是非、ご相談くださいね。

 

お待ちしております。