外出自粛で化粧品売上げ激減から想定できる心理

全国的な緊急事態宣言が

解除されて、2週間が

 

経ちますね。

 

会社員は、自宅での

リモートワークから

 

事業所に出社して、

緊急事態宣言

 

以前の状態に

戻りつつあります。

 

通勤電車には、明らかに

 

乗っている人

が多くなっている感じを

 

受け取ります。

 

Webニュースでこの緊急事態

宣言下、外出自粛されていた

 

中で、

 

売上げが伸びた消費財と

売上げが落ち込んだ消費財が

 

公開されていました。

 

売上げが伸びた消費財は、

お察しの通り、マスク、うがい薬、

 

石鹸などの公衆衛生品、

食品では、小麦粉、パスタ、

 

インスタント食品、レトルト食品など、

そしてリモートワーク用

 

Webカメラ、照明器具

ライトなどでした。

 

逆に、売れなくなった

ランキングを見ていると、

 

口紅・ファンデーション・

化粧下地・香水・

コロン・乳液

 

などの

 

化粧品が多くランクイン

 

していることが、

私にとって凄く印象的でした。

 

以前、やっとZOOM

日本で使われ

 

始めた頃に、

ある女性クライアントの

 

初回インテーク面接を行う

機会がありました。

 

その方は友人の紹介で、

ールで日時を確認して、

 

 いざZOOMURL

送らせて頂いた時に、

 

“顔出しはNGでお願いします”

 

というメッセージを頂きました。

 

この方以外にも、

2100以降遅くなる

 

オンラインセッションでは、

 

“顔出しNGでお願いします”

 

言われることを

多く経験しました。

 

理由を伺ってみると、

“メイクをしないといけない、

 

メイクするのが邪魔くさいから”

などの返答を頂きました。

 

以前、女友達が言っていた

言葉が今でも印象的に

 

残っています、

 

“今日はバッチリメイクして

きたから、

アガルんだよね!”って・・・。

 

まるで、メイクアップをした時は、

他人に面会できるけど、

 

メイクアップしていない時は、

他人に面会できないと

 

言っているように、

私は感じました。

 

巷で聞く噂では、

有名メイクアップアーチストの

 

講座、講習会は

即日チケット完売するほど、

 

女性の間では関心が高い、

ということを伺います。

 

この一連のお話;

コロナ騒動によって、

 

外出自粛、マスク着用が

奨励されると、途端に

 

化粧品が売れなくなり、

メイクしていないと

 

顔見せNGであったり、

有名メイクアップアーチストの

 

講習会・講座のチケットが

即日完売になること、を鑑みて、

 

女性にとってのメイクアップの

必要性を調べてみると、

 

“エチケットだから

歯を磨くように、

くしを溶かすように)”

 

 

“身だしなみだから”

 

 

“綺麗に、可愛くなりたい”

 

 

“自信を得るため”

 

 

などの

反応がありました。

 

そして、このメイクアップをする

動機付けは、全て周囲の

 

 

人達を意識してのことで

あると思います。

 

周囲の人達から、

“綺麗、可愛いと言って

もらいたい”、

 

周囲の人達から、

“出来る人、優秀な人などと

承認されたい”

 

周囲の人達から、

“みすぼらしい、自分を

大切にしない、

他人に気使いがない人”

 

などと思われたくない、

 

など、

 

つまり自分以外の外部を

意識して、メイクアップが

 

なされていることになる訳です。

 

今回のコロナ騒動中、

売上げが減少した

 

消費財で、

化粧品があったことも

頷ける訳です。

 

 

なぜなら、外出をしない、

まり、他人と面会しない

 

のであれば、

 

メイクアップする必要がないし、

マスクを装着するのであれば、

 

マスクで隠れる部分は

メイクアップする必要がない、

 

という女性の発想は

至極当然だと思います。

 

女性は、メイクアップすることで、

ある意味、周囲の人達に

 

受け入れられる人格に

変身しているのだ、

 

と思います。

 

ただ、このようなプロセスは、

メイクアップに限らず、

 

ブランドスーツや靴、

その他、装飾品

 

(指輪やネックレスなど)

目に見える物品を

 

着用した時に

変身する場合や

 

その“場(共同体)”:

 

家族の中での母親、

 

家族の中での妻、

 

家族の中での娘、

 

会社でのOL

 

ママ友内での関係性、

 

友人達の関係性

 

などそれらの集団/共同体に

属した時に、

 

その集団に属するために、

最も適した人格に、

 

無意識的に

変化している場合

 

があると思います。

 

どの変身も自分以外の

周囲の他人にとって、

 

最も都合のいい、適した人格

になっていると思います。

 

その行程を繰り返していくうちに、

本来の自分とは全く異なった

 

人格になるための“メイクアップ”を

しているかもしれません。

 

 

・周囲から評価・称賛されな

ければならない自分

 

 

・周囲から優秀、出来る奴と

承認されなければならない自分

 

 

・周囲から面倒見がいいと

評価されなければならない自分

 

 

・周囲から我慢強いと

承認されなければならない自分

 

 

・周囲から優しいと

認められなければならない自分

 

 

・周囲から強い奴だと

認知されなければならない自分

 

本当の自分と“メイクアップ”した

自分のギャップに苦しんでいる方々、

 

私にご相談ください。