コロナ騒動中でもホス狂い~前編

東京都は

コロナ事案について、

 

6120時から

ロードマップをステップ3

 

移行しました。

 

そのような中で、

新宿・歌舞伎町で

 

集団感染が

確認されました。

 

12人が同じ

ホストクラブの

 

従業員だった

ということです。

 

その後の歌舞伎町は、

「歌舞伎町一番街」

 

入り口周辺は人が

まばらなものの、

 

人気ホストクラブが並ぶ

通称「ホスト通り」では、

 

冒頭のように

コロナ禍以前と

 

そう変わらない

光景が繰り

 

広げられていたそうです。

 

緊急事態宣言発令後、

キャバクラやスナックなど、

 

男性が通う

「夜の店」は

 

軒並み

休業状態でしたが、

 

あるホストクラブ関係者は

 

「うちは看板を暗くして

営業しています」

 

 

声を潜め、

この店のように、

 

外からは

わからないように

 

 

営業を続けた

ホストクラブは

 

多いのだそうです。

 

 

それは

 

「感染してもいいから

ホストクラブに

通い続けたい」

 

という

 

女性たちが

いるからです。

 

Webニュースから抜粋、
~・~・~・~・~・~・

 

 

マユミさん(仮名)は、

緊急事態宣言が

 

出てからも

歌舞伎町に通い続けて、

 

“こんな時だからこそ、

担当ホストを助けて

 

あげなきゃいけない”と

思ったんです。

 

普段だったら、

私よりお金を使う

 

“姫

(ホストクラブに通う客)”

 

も、私より綺麗で

華やかな

 

姫もたくさんいる。

 

でも、彼女たちは感染を

避けてお店に来なくなる。

 

そんな中で

私が頑張れば、

 

担当ホストにとって

特別になれる

 

と思ったんです。

 

110万円

いかないくらいを

 

目処に、

とにかくたくさん

 

通えるよう頑張った。


“担当ホストから

 

『オレのために頑張って

くれてありがとう。

 こういう大変なときに

助けてくれるのが

“本当の姫”なんだよ』

 

言われたときは、

涙が出ました。

 

感染することは

怖くありません。

感染も厭わないという

 

覚悟を持って

担当ホストに

会いに行っていますから」

~・~・~・~・~・~・

これは、コロナ騒動で

浮き彫りになった、

 

ホス狂い

ホストクラブ通いに

狂っている女性)

 

実態の一面。

 

 

新型コロナウイルス感染の

危険性があるが、

 

むしろその環境は

彼女達を

 

燃え上がらせた

結果となって、

 

コロナでむしろ売上げが

上がった店舗も

 

あったそうです。

 

なぜ、このようなことが

発生するのか、私は

 

 

依存症専門

カウンセラーでも

 

あるので、

少し考えてみました。

 

今回、コロナ騒動によって、

“ホス狂い”

 

 

一部が

公にされましたが、

 

私はこの“ホス狂い”

の女性達は、

 

ある意味

人間関係依存で、

 

常に空虚感を

感じていると考えます。

 

担当ホスト達は、

短い時間かも

 

しれないけれど、

非現実的な空間、

 

身だしなみが

きっちりした

 

いわゆる

イケメンホストからの

 

御姫様級のエスコート、

超絶楽しい会話、

 

最上級の顧客満足を

狙った接客をお客様に

 

提供する対価として、

高額な報酬を

 

得る訳ですが、

わざわざホストクラブに

 

“通う”ということは、

旦那様や彼氏など

 

の男性には

できない付加価値を

 

ホスト達は

提供していると

 

想定できます。

 

ホストクラブを純粋に

楽しむ女性ではなく、

 

 

“ホス狂い”と

なる女性達は、

 

おそらく、

(無意識的に)

 

自己重要感/

肯定感が低く、

 

いつも頑張っていないと

ダメな感じがしていて、

 

信頼/信用

している人が

 

ほぼいない。

 

さらに、

 

(無意識的に)

酷くなると、

 

生きていること

自体に意味を

 

見出すことが出来ず、

 生きることが辛い、

 

消えてなくなりたい、

 居なくなりたい、

 

と思っている

かもしれません。

 

高額なお金さえ払えば、

幻想かもしれないけれど、

 

 

“担当ホストとの関係性”

維持することができる、

 

 

お金さえ払っていれば、

“もう見捨てられることない”

 

思える依存的関係性

なんだと思います。

 

“ホス狂い”の女性達は、

最初は1回に

 

数万~数十万円ほど

使うところから始まり、

 

無意識的な欲求;

 

私を無条件に受け入れて欲しい、

私の存在を認めて欲しい、

私が“生きてていい”と

認めて欲しい、

私を大切に扱って欲しい

 

などが満たされていく

実感があった時に、

 

 

終いには、

1回に

 

100万円~200万円を

担当ホストに貢ぐようになり、

 

ごく普通の昼職では

まかないきれなくなり、

 

夜職や性風俗で

働くということが

 

常態化しているようです。

 

では、なぜ、

そのような“ホス狂い”の

 

 

女性達が

“作り上げられる”のか、

 

という疑問がありますが、

私の関わった

 

クライアント様の

事例を基に

 

説明したいと思います。

 

なお、この事例公開に

ついては、ご本人の同意を

 

頂いていることは

 

もちろんですが、

プライバシーに

 

配慮して

再構成したものであり、

 

特定のケースとは

無関係です。

 

次号へつづく