バリキャリウーマン

 

先日、クライアント様が若い時の

“バリキャリウーマン”ぶりを

話していらっしゃいました。

 

 

 

下記のお話は、クライアント様

個人が同定出来ないように、

 

 

最大限の配慮をして、事実とは

少し異なる箇所もあります。

 

 

そして、クライアント様からシェアの

許可も頂いているという前提で、

お読みいただければと思います。

 

 

彼女は、幼い頃から

有名私立一貫校に通って、

 

 

東京にある有名私立大学を

卒業して、一部上場の

有名企業に就職。

 

 

ご両親の期待通りに、

才色兼備でいわゆる一流と

 

 

言われるコースを

んでいたそうです。

 

 

中高一貫校時代と

大学時代に交換留学で

 

 

アメリカの大学にも籍を

置いていたこともあって、

 

 

英語を使った仕事を最も

得意としていたそうです。

 

 

当時は今とは違って、

スマホを使った翻訳など

 

 

ありませんでしたから、

海外からの賓客対応、

 

 

それに伴う会議の準備、

海外賓客の観光同行など

 

 

十二分に英語能力を活かして、

自分の能力を存分に

 

 

使える充実した時間を

過ごしていました。

 

 

また、大きなプロジェクトを終えると、

長めの有給休暇をとって、

 

 

海外旅行

(ニューヨーク、ロサンジェルス、

ロンドン、パリ、ローマ、マドリッド、

ベルリンなど)

 

 

に出かけて、仕事に、

余暇に、楽しさを

満喫している様子でした。

 

 

そして、その彼女も

30歳代中盤から後半に

 

 

差し掛かった頃のお話は、

何か以前とは違う様相を

感じていました。

 

 

それは、ご自身のキャリアを

磨くために、目一杯

 

 

自己啓発系講座に

通い始めたことでした。

 

 

 

英会話個人レッスンから

始まり、プレゼンテーション、

 

 

マナー講座、速読講座、

通学MBAスクール、

 

 

ホットヨガ、ベリーダンス、

NLP、コーチング、ジムなど、

 

 

これでもかというぐらいに、

“自分磨き”に時間とお金を

かけていたと思います。

 

 

 

この当時の心境を

彼女に教えて頂くと、

 

 

“若い頃はそれなりに

容姿には自信があったし、

 

 

男性からよくデートに誘って

頂きました。何かにつけて、

 

 

 

 

高価なプレゼントも頂きましたし、

仕事も英語運用能力が

 

 

発揮出来れば、

ほぼ問題なく出来たので、

 

 

職場の人達は

称賛してくれました。

 

 

 

そして、月日が経って、

30歳代中盤から後半に

 

 

差し掛かった時に感じたのは、

太りやすく、痩せにくい身体で、

 

 

カラダのラインが崩れて、

容姿に自信がなくなっていき、

 

 

”私はもう若くない“ということを

認めないといけないと

 

 

思っていましたが、

なかなか出来ずにいました。

 

 

職場の人達からは

以前ほど称賛されることが

一切なくなりました。

 

 

そりゃ、そうです、

続々と優秀で、才色兼備な

 

 

女性社員が入社してくる

訳ですから、自分の稀少価値が

無くなっていくように感じました。

 

 

その思い込みがさらに

自己啓発の道に急き立てて、

 

 

”自分磨き“に拍車を

かけていきました。

 

 

 

そうすれば、するほど、

周囲の人達が無能に見えて、

 

 

 

会社の同僚を蔑む

態度で接していたので、

ますます孤立していきました。

 

 

 

それでも、周囲の人達に

称賛してもらうために、

上記の自己啓発は止めなかった。

 

 

 

・・・怖くて、止められなかった、

といった方が正確だと思います。

 

 

“優秀じゃなければ、

認められない”

 

 

“優秀になるための努力を

していない奴は軽蔑する”

 

 

 

 

 

 

・・・・いつの間にか、この思い込みに

囚われて、自分自身を

駆り立てる

動機にしていました。

 

 

しかし、

 

 

加齢とともに、

若い時のようには、

 

 

カラダの切れはなく、

容姿は保てず、

 

 

機転も効かなくなって、

集中力、記憶力、理解力など、

 

 

明らかに劣っている

実感がありました。

 

 

私は、30代中盤から

後半にかけて、

 

“自分磨き”を

止められずに、

 

 

ずっと頑張り続けている割に、

周囲からは“評価されない”と

 

 

悩んでいる女性は

大変多いと思います。

 

 

会社から要求されている

仕事はこなしているし、

 

 

結果だって出しているのに、

なぜ、私は評価されないのか!?

 

 

 

 

おそらく、本当の理由は、

心理的な原因に

あるのかもしれませんね。

 

 

この種のお悩みを

お持ちの方、是非、

私にご相談ください。

 

 

 

あなたの勇気を

お待ちしています。