![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=470x1024:format=jpg/path/s0b36d9a57dc41126/image/i9a94517ba54f6247/version/1602436253/image.jpg)
近所のスーパーマーケットでは、
レジ;精算方法が大きく
変化して、3ヵ月ほどが
経ちました。
以前は、各商品についている
バーコードをスキャンして、
合計金額をその場で
レジ担当者に手渡す、
もしくは、そこでクレジットカード決済で、
通過したら清算済の
商品を袋詰めにする、
よく目にする流れから、
最新式は清算専用ブースが
複数別にあって、代金は
購入者自身が現金か、
クレジットカードかをタッチパネルで
選択して、清算をする形態に
変化しています。
この変化に戸惑っている
利用者(多くは主婦層)の
方々は、かなり少なく
なってきましたが、
いまだに見かけます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=470x1024:format=jpg/path/s0b36d9a57dc41126/image/ia10474d36d5bd07e/version/1602436253/image.jpg)
この新しい波が来た時、
変化が起きた時の
対応に関して、
時に戸惑う時が
ありますよね。
例えば、会社で
OA化(オフィス・オートメーション)が
声高に言われて、
一人に一台PCが
与えられて、手書き書類が
激減しましたよね。
ただ、それと共に、
ワード、エクセル、パワーポイントなど
のソフトがうまく使えこなせない
PC素人おじさん達を
量産しました。
文明の波を
うまく使いこなせない、
うまく新しい波に
乗りきれない人達は、
“戸惑い”から
恐怖や怒りの感情を
持つことが多く、
うまく使いこなせている
人達と良い人間関係を
築けないかもしれません。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=470x1024:format=jpg/path/s0b36d9a57dc41126/image/i60aec0390b273acd/version/1602436254/image.jpg)
物事を習得する際、
必ず習得期間が必要です。
稀に、初めてふれるものでも、
非常に器用に
使いこなしてしまう方が
いらっしゃいますが、
極々少数派だと
思います。
そして、この習得期間は、
個々人によって
かなり差異があると
思われます。
習得期間は、
自分が思うように
操作できないので、
“ストレス”が溜まって
イライラするかもしれませんが、
その期間が終わって、
サクサク操作できるようになったら、
まさに“使いこなしている”状態に
なって、以前と比較して
飛躍的に生産性が
向上している訳です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=470x1024:format=jpg/path/s0b36d9a57dc41126/image/i92ef05cc46366299/version/1602436254/image.jpg)
この際、習得期間が長く、
うまく出来ない状態が続くと、
どうしてもトライすることが
嫌になります。
出来ていない状態を
受け入れることが出来ず、
イライラしたくないので、
トライすること自体を
止めてしまいますから、
ますます“使いこなしている”状態
からは遠ざかってしまいます。
また、習得期間を費やして、
習得したとしても、さらなる新しい波が
来て、その習得したものを惜しみなく、
手放さないといけない時が来ます。
その時、
惜しみなく手放す人達
と
手放さず過去に執着する
人達とに大別されると
思います。
これは、私自身の
経験からですが、
加齢とともに、惜しみなく
手放すことが難しくなって
いったように感じます。
これは、習得期間中に、
苦しみや痛みを感じていたけど、
我慢してやり続けた、もしくは、
習得したことによって、
多くの成功体験
(快感回路を刺激された)を
したことによって
、新たな;未知の領域に
進むことに、恐怖心を感じ、
それに加えて、新たな
習得期間に入ると
慣れない訳ですから、
以前よりパフォーマンスが
落ちてしまう現実を突きつけられ、
さらに恐怖心を感じさせられて、
元通りに戻ってしまうことが
多いと思います。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=470x1024:format=jpg/path/s0b36d9a57dc41126/image/i7d202f070b3194e5/version/1602436254/image.jpg)
そして、このようなプロセスは、
技術革新の波だけでなく、
私達の日常生活で、
“新しい波”は
常に起きています。
一番顕著なのは、
人の価値観、判断基準
であると思います。
ある出来事が発生した時、
私達は過去の判例に基づいて、
その出来事の良い/悪い、
快/不快を
価値判断しています。
この価値判断の
基になっているのが、過去、
その価値判断を習得して、
それに基づいた行動によって
得た成功体験です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=470x1024:format=jpg/path/s0b36d9a57dc41126/image/i3ad3db5f998e0672/version/1602436254/image.jpg)
この成功体験に基づいた
価値判断基準を、
時代と共に変化している
趨勢に気付かずに使い続けると、
必ず問題/課題が発生します。
“謙虚が行き過ぎて、
我慢することが美徳である”という
価値観は、昔、
日本ではとても重用されたと
思いますが、やり過ぎれば
、ストレスフルになって、
病気になりかねません。
“目立たないことが、安全である”という
価値観は、ある時において
正しいでしょうし、成功体験を
したのだと思いますが、
自己主張を失くしてしまうと、
無意識的に、多勢に
流されてしまいます。
“自分”というものが
無くなってしまいます。
目指す姿は、
“その価値判断に従ってもいいし、
従わなくてもいい”
状態です。
言葉で表現されると、
凄くシンプルですが、
実際に一人で
その状態になることは、
難しいと思います。
自分が大切にしてきた
習得したもののせいで、
日常生活を送ることに
支障をきたしている方、
一度、私に連絡をください。
あなたの勇気をお待ちしております。