![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=470x1024:format=jpg/path/s0b36d9a57dc41126/image/i9650650495070f41/version/1610380961/image.jpg)
今日、夜、近くのコンビニに
自転車で行った時に、
やはりコロナ禍なので
マスクをしていると、
凄い勢いでメガネが
曇ってしまいました。
まるで、吹雪の中で、
ホワイトアウトしたような
感じでした。
人も車もそんな通らない
道だったので、かすかに見える
視界と道路の白線を気に
しながら自転車を
走らせていました。
そしたら、突然、犬の散歩を
している途中なのでしょうか、
立ち止まっているおばちゃんを
自転車ではねてしまい
そうになったんです。
とっさでしたが、事故を
回避することが出来ました。
ただ、この出来事を経験して、
“私達、人間は目に映る
世界が本当に
見えているのだろうか!?”
って疑問が湧いてきたので、
それについて、書かせて頂きます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=470x1024:format=jpg/path/s0b36d9a57dc41126/image/i6ccec2cea00f459e/version/1610380961/image.jpg)
自分以外の外の世界を
理解する時に、
必要なのが思考と感情です。
感情があるから、周囲の人達の
行動や気持ちを理解できて、
非言語でも
意思疎通ができたりします。
思考力があるから、
推測できたり、
分析出来たりして、
人生に訪れる
様々な難局を
乗り越えることが
できるんだと思います。
そして、
何度も同じような
場面を経験すると、
思考と感情の動きは
パターン化されていく訳です。
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例えば、
人との約束を破った時に、
相手から物凄く激怒された、
感情機能を使って、
“怖い”“不安”を感じて、
次回、約束を破らないためには、
どうすればいいか、
という思考が働くわけです。
その結果として、
“5分早く出る”
“出来ない約束はしない”
などの
対策を講じることができて、
次回以降、約束を破る
可能性は低くなります。
それと共に、相手から
人間的に信頼されて、
さらに良い人間関係を
築くことが出来て、
良い人間関係を築くには、
約束を守る事は鉄則だ、
と感じて、その成功体験を
何度も繰り返すと、
自分の中に、
“信念”として、
大切なものになり、
最終的には
無意識化されて、
持っていることさえ
忘れてしまいます。
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その信念をもっていることを
思い出すのは、
約束を守らない人と
出逢った時ですよね。
ご自身が、
“他人との良い人間関係を
構築するためには、
約束は
守らなければならない”
という信念を
大切にしているので、
約束を破った他人に出会うと、
凄い怒りをぶつけると思います。
“お前は、私が自分自身に
一番禁止していることを
堂々とやれて、羨ましいなぁ”
とか、
“あなたが私のこと、
約束を破ることによって、
ぞんざい扱ったので、悲しい”
などの
深層心理であると推測します。
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このように、
ご自身が大切にしている
“信念”を持っていると、
その逆をする人を見ると、
無性に腹が立ったり、
やたら気になったりして、
無意識的に
敵視してしまっている
自分に気が付くかもしれません。
信念に基づいて、
“私は正しい”
“あなたは間違っている”
という言葉が
何度も何度も、
内部対話で響き渡る
経験をしたかもしれません。
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この状態は、
自分自身が持っている
信念に合致する人達、
行動は認めるが、
背く人達、行動は
認められない、
という状態であり、
反する人達、
行動に遭遇するたびに、
感情機能が反応するので、
良好な人間関係が
構築できず、生き辛い状態が続きます。
この状態を上述した
私の経験に照らし合わせると、
吐く息でメガネが曇った状態で
世の中を見ていることに
相当すると思います。
ある信念/価値観を
大切にすると、
“私は正しい”が
前提条件になるので、
その信念/価値観に背く
人達/行動の本質を
理解することを
止めてしまうことに
相当する訳です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=470x1024:format=jpg/path/s0b36d9a57dc41126/image/i286c172ff521900e/version/1610380961/image.jpg)
約束を
守らない/守れない人達の
情動を
理解しようとすることで、
現象として起きた
“約束を守らなかった”
という
次元ではなく、
その現象を引き起こすに
至った行動原理に
思いを馳せることで、
約束を守らない/守れない人達
とも良好な人間関係を
構築することが
できる様になります。
この約束を守る人も破る人も、
受け入れられている
状態を持てることは、
少なくとも約束を
守る人しか
受け入れない状態よりは、
見えている範囲が
拡がっていて、
感情機能もむやみに
作動しない、たとえ作動しても
感情に飲み込まれない
状態であると言えます。
ただ、人間が存在すれば、
その人数分だけ信念/価値観を
存在するので、より冷静に、
客観的に、目に見える世界を
認識するためには、
今、現在、受け入れられない
信念/価値観を
受け入れることが大切です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=470x1024:format=jpg/path/s0b36d9a57dc41126/image/i112881f4f2303fb4/version/1610380961/image.jpg)
言葉で書くことは、
容易ですが、実際に、
日常生活で
実行するには
とても大変ですが、
時流や集団同調圧力に
対して、意識的に
生きるためには
価値があることです。
意識的に生きられることで、
自分自身の人生を
生きることが出来、
他人に影響を与えながら、
世の中を
改善することができるので、
とても価値があることです。