どうしてそんなに偏ってしまう!?

最近、

 

 

東京ではコロナウィルス感染に

関連して、緊急事態宣言が

 

 

発令されて、それに伴って

外出自粛や飲食店の

 

 

時短営業が

余儀なくされているが、

 

 

反面、

 

 

“そんなに

我慢ばかりしていたら

ストレスが溜まる”

 

 

“政府や東京都のいうことを

守っていても、

 

 

休業補償金が

十分でないから、

いいなりにはならない”

 

 

 

という

意見も見受けられますよね。

 

 

 

つまり、

 

 

コロナウィルス感染を

是が非でも

 

 

抑え込む、

万人の健康のためには、

 

 

経済的損失は

やむを得ない

 

 

という考えと、

 

 

特に個人事業主の方で、

お客さんに

 

 

来店してもらって、

飲食してもらわないと、

経済が回らないので、

 

 

最大限感染予防をした上で、

 

 

経済活動は続けるべき

 

という考えが

 

 

対立していますよね。

 

 

また、

 

 

東京

オリンピック・

パラリンピック開催の

 

 

是非についても、

 

 

東京オリンピック

パラリンピックは、

 

 

コロナウィルス蔓延の

可能性と

 

 

医療崩壊を起こす

可能性があり、

 

 

“人命より大切な

オリンピックはない”

 

 

という考えを基に、

 

 

東京オリンピック・

パラリンピックは

 

 

中止・延期を

主張している方々がいて、

 

 

一方で、

 

 

日本政府や

IOC(国際オリンピック委員会)

その他、

 

 

先行投資を

今までに行ってきた企業、

そしてアスリートの中で、

 

 

今回の東京大会が

アスリート生命として最後、

 

 

次回の

2024年パリ大会では絶頂期を

 

 

終えてしまうことを

理解している

 

 

アスリート達は、

今までご自身の

人生を掛けて

 

 

準備されてきた訳ですから、

やはり開催して欲しい

 

という思いは

強く持っていると思います。

 

 

ここでも、

 

“東京オリンピック・

パラリンピックは

開催すべき”

 

 

“中止・延期すべき”

 

の考えが

対立している訳です。

 

このように、お互いの正義を

主張し合って、

 

 

お互い相容れない状況って

よく遭遇しませんか!?

 

 

例えば、

 

 

会社組織に属していれば、

 

営業部と研究開発部、

管理職と平社員など

 

 

よく見聞きするお話ですよね。

 

もっと身近な集団でいったら、

 

 

ご夫婦でも、

旦那さんの主張と奥さんの主張で、

 

 

ほんの些細なことなのに、

折り合いがつかずに、

 

 

夫婦喧嘩になるなんで

よく聞きますよね。

 

 

 

お悩みのご相談を頂く際に、

人間関係に関連する案件があります。

 

 

“どうして、上司はいつも私に

冷たく当たるのか!?”

 

 

“どうして、夫はいつも私の話を

聞いてくれないのか!?”

 

 

“どうして、妻はいつも

イライラしているのか!?”

 

 

“どうして、母親は私(子供)に

過干渉なのか!?”

 

 

“どうして、父親は私(子供)を

無視するのか!?”

 

 

“どうして、彼氏はいつも私を

大切にしてくれないのか!?”

 

 

など、ありますが、

元々はご自身の中に、

 

 

“会社、上司は私に

平等に接して欲しい”

 

 

“夫は、私の話をうんうんと頷いて

聴いて欲しい”

 

 

“妻はいつも穏やかでいて欲しい”

 

 

“母親は子離れして欲しい”

 

 

“父親は愛情たっぷりで

接して欲しい”

 

 

 

“彼氏は私を

大切に扱って欲しい”

 

 

などがあって、

 

この理想(欲求)と現実のギャップに

苦しむ訳です。

 

 

上述したように、これらの状況も

お互い相容れない考えであり、

偏っている訳です。

 

 

 

 

 

お互いに偏って、

正義を振りかざして、

 

 

相手を価値判断し

続ければ、

 

 

人間関係が

うまくいくはずがありません。

 

 

目指したい方向は、

お互いにお互いを

理解し合える状況を

 

 

実現することですから、

相手と面会する際に、

自分の正義を

 

 

大切にしていれば、

相手を理解することは

 

 

不可能ですから、

自分の正義を一旦、

 

 

脇に置いて相手の主張を

理解する必要があります。

 

 

 

その結果、全視野的に状況を

理解できた時、偏らず、中立的に、

 

 

冷静に物事が見えている

ということになる訳ですが、

 

 

このプロセスは

“やったら出来る”

 

 

という程度でできるものでは

ありません。

 

 

なぜなら、ご自身の正義を

作り上げる際、

 

 

思考と感情が

大いに関連していて、

 

 

“やろう”と思っても思考・感情が

反応してしまって、

 

 

元の木阿弥に

なってしまいます。

 

 

 

 

そして、最後に大切なことを

お伝えします。

 

 

前述した、全視野的に、偏らず、

中立的に、冷静に

物事を見たい、

 

 

 

 

と思うためには、

思い切り偏った状態を

 

 

体験しなければ、

目指せないということです。

 

 

ですから、

今、

 

 

現在、偏った正義を

持っていることで、

 

 

生き辛さを感じて、

人間関係が

うまくいっていない人は

 

 

成長の途上であって、

否定する

 

 

状態でなく、

むしろ肯定するべき

状態であるということです。

 

 

 

ほとんどの人達は、

ご自身が持っている

正義を振りかざして、

 

 

手放すことはありませんので・・・・。

ひとりでは、

難しいと思われる方々は、

 

 

是非、私に相談してください。

あなたの勇気をお待ちしております。