お母さん、大好き

このお正月に帰省した方々も

多かったのでは

ないでしょうか!?

 

 

昨年の年末年始、

行動自粛が

 

掛かっていたので、

帰省をせずに

 

年末年始を

過ごされた方々も

 

多かったのでは

ないでしょうか!?

 

 

生まれ故郷に帰って、

ご両親の顔を見ながら、

 

久々に一家団欒を

感じながら、ゆっくりとした、

 

穏やかな時間を

過ごされた

かもしれませんね。

 

 

そんな状況下で、

お伺いする悩みとして、

 

正月休みに生家の

家族に会って、自分自身が

 

この家に住んでいた時の

記憶が蘇ってきて、

 

様々な経験をしたことで

感情が揺れ動いていたことを

 

再確認された方から

連絡を頂きました。

 

 

その方のお悩みというのが、

 

幸せな瞬間や楽しい時間を

受け入れられない、

 

というものなのです。

 

例えば、

 

第一印象がいい男性と

デート回数を重ねて、

 

だんだんと心理的に距離が

近くなってきて、

 

今から一番楽しいと

感じる時期に、

 

 

 

“楽しんでいる自分は

何か悪い事を

しているんじゃないか!?”

 

という罪悪感を持ってしまい、

彼氏との心理的距離が

 

縮むことに罪悪感・恐怖心

あり、

 

毎回、意中の男性と

お付き合いはするが、

 

心理的距離が

縮められずにいると、

 

嫌気が差した男性から

愛想尽かされたり、

 

または、自分から彼氏に

嫌われるような状況を

 

作り出して、当然の破局を

迎えたりする人がいます。

 

 

これ以外にも、

東京ディズニーリゾートを

 

はじめとするテーマパークに

行くことや楽しむこと、

 

いわゆるレクレーションと

言われる休息の時間を

 

取ることに対して、

罪悪感・恐怖心があり、

 

全く幸せな瞬間や

楽しい時間を過ごすことを

 

自分自身に許可

出来なかったりします。

 

そして、

友人が国内/海外旅行や

 

イベントなどの写真を

SNS上で発見すると、

 

羨ましいと思ったり、

嫉妬したり、

時に激怒したりする訳です。

 

なぜ、

 

こんな現象が起きるのか、

をお話したいと思います。

 

上記でお示しした症状を

お持ちの方は、

 

ご自身に対して、

 

“幸せになること、楽しむこと”を

強く禁止している訳です。

 

ですから、周囲の人達が

楽しそうにしていると、

 

自分自身に

強く幸せでいること、

 

楽しむことを

禁止しているので、

 

幸せを感じられる状況、

楽しいと感じられる状況

 

怖いと感じて、

その状況を

 

何の罪悪感も恐怖心も

感じずにいる周囲の

 

他人をみると、

羨ましいと嫉妬したり、

 

時に激しい怒りを

持って反応してしまう訳です。

 

では、なぜご自身に対して、

 

“幸せになること、

楽しむこと”

 

強く禁止している、

正しくは無意識的に

禁止してしまったのでしょうか?

 

 

幸せを感じること、楽しむことに

罪悪感を

持ってしまうのでしょうか!?

 

 

これらの思い込みは、

やはり幼少期の成育環境が

 

影響していると

考えられています。

 

お母さんはいつも病気勝ちで、

いつも容態が悪くて、

 

寝ていた、もしくは、

夫婦仲が悪くて、

いつもお父さんとの喧嘩が

絶えずに、

 

お母さんはいつも悲しい表情を

していた、など、

 

幸せではないお母さん、

楽しんでいないお母さん

 

がイメージと共に

お母さんを

 

かわいそうだと思う、

胸が張り裂けそうな感情が

 

残っていて、幼子は

自分がお母さんより

 

幸せにならない、

楽しまない状況に

 

いることで、

お母さんが大好きであることを

表現します。

 

お母さんに愛を誓います。

 

 

お母さんのことが大好きで、

そのお母さんが幸せそうではない、

 

楽しそうではないと

自分自身が幸せになること、

 

楽しむことを拒絶して

いわゆる不幸の状態に

身を置き続ける訳です。

 

全ては無意識的に

行われていることなので、

 

体験されているご本人は

全く自覚がありません。

 

ご本人は

 

“なんで私だけ毎回、毎回、

幸せになれないんだ、

楽しめないんだ”

 

と思うだけです。

 

そして、

このような症状を

持っている人は、他人から

 

“優しい、本当にいい人”と

呼ばれ、なんか損している

感覚があります。

 

では、このように、

“幸せになること、楽しむこと”を

 

極端に拒絶している方々に

処方箋として、

解決の方向性をお示しします。

 

 

まず、家族とはいえ、

お母さんは自分とは違う

 

他人であって、

その他人の問題・課題は

 

その方のものであるので、

あなたが介入するもの

 

ではないということ、

お母さんはお母さんで、

 

その問題・課題を

乗り越えることで、

 

人間的な成長を

なされていく訳です。

 

 

困っている人を見ると、

無意識の内に直接的に

 

介入して助けよう

としてしまいますが、

 

(この場合は、

幸せにならない、

楽しまないを無意識的に

選択させられてします)

 

そうではなくて、

意識的な状態で、

 

課題・問題を自ら解消しようと

する人の自然治癒力を

 

信じて、黙って見守って

あげることができるように、

でいることが重要です。

 

そしてなによりも、

お母さんが幸せを

 

感じられるのは、

あなたがお母さんより

 

幸せにならないことではなく、

幸せになることです。

 

お母さんは心から

子供の幸せを

願っています。

 

ですから、

幸せになる覚悟をすることです。

 

 

 

しかし、

このプロセスには、

凄い恐怖心を

 

はじめとして、

感情が揺り動かされて

 

しまいますので、

ひとりでは無理だという方は

ご連絡を頂ければと思います。

 

あなたの勇気をお待ちしています。