ついつい、自分反省会が長い人へ

遂にコロナウィルス

全国新規感染者数が

5万人/1日を超えました。

22日 1728

 

人々の働き方が

かなり変わりつつある

 

移行期として、

様々なアイデアが

 

考案されていて、

この状況に適応していこうという

 

流れがありますよね。

 

 

そして、その適応しようとする

流れを作っているのは、

 

人間であり、

各人がこの状況下でも、

 

計画・目標を作成して、

 

それに対して、ご自身で進捗管理を

なさっている時に、

 

“できた/できない”の判断を

されて、その上で次回に対しての

 

改善点をえぐりだし、

修正向上をされている方と

 

“出来ていない”ことに

捕らわれ過ぎて、

 

ずっと自己反省会が

止まらない方がいます。

 

 

 

この“自己反省会

”を習慣化してしまって、

 

ご自身を修正向上

させるのでなく、

 

ずっとご自身の欠点、弱点に

焦点を当てて、自分はダメだ、

 

自分は良くない、という思い込みを

持っている人達がいます。

 

 

そういう人達について、

ココロの中で何が

起きているのか、

 

どうすれば、ご自身を

修正向上するために、

 

出来事を使えるのか、

を書きたいと思います。

 

まず、自分反省会を

ずっとやっている人は、

 

基本的に真面目で、

誠実で、優しい、

 

と思います。

 

そして、

ご自身の中にある思い込みで、

 

①一生懸命頑張らないと

いけない

 

②完璧/完全でなければ

ならない

 

③急がなければならない、

 

などをはじめとして、

 

ご自身の中に、厳格に守っている

マイルールがたくさん存在して、

 

そのマイルールを守るレベルが

非常に高い状態にある

 

と思います。

 

 

例えば、

 

よく使われる例えであれば、

テストで98点をとっても、

 

“なんで後2点取れなかったの!?”

100点以外は0点と同じ!”

 

のように、自分を鼓舞すると

言えば聞こえはいいですが、

 

いつもいつも

自分責めをしてしまって、

止まらない、

 

98点も取った実績よりも、

2点足りなかったことに

 

意識が集中してしまう訳です。

 

ですから、

 

マイルールが沢山あって、

れぞれにレベルが高いことで、

 

そのマイルールを守る事が

出来ていない自分はなんて

 

ダメなんだと思い込みが進んで、

ネガティブ感情に

 

いつもご自身が支配されていて、

自信がない状態が

 

ずっと続いている訳です。

 

 

たしかに、

 

そのマイルールがあったおかげで、

壮絶な努力ができ、

 

その結果として、

知識やテクニックを

 

多く身につけれて、

社会的に成功を収めた方も

 

少なからず、

いらっしゃると思います。

 

ですから、

マイルールがあること自体は、

 

決して悪い事ではない訳です。

 

その反面として、

ご自身の身の回りに

 

起きる出来事を使って、

自分責めをなさる

 

方々がいます。

 

 

 

マイルールが多くて、

レベルが高く、真面目で、

 

誠実なので、出来なかったこと、

不完全だった部分に

 

ひたすら意識を向けます。

 

 

 

これをずっと続けていると、

姿勢が猫背になって、

 

肩が丸く落ちて、

呼吸が浅くなり、

 

見た目にも、

良くないイメージが

 

伝わってしまいます。

 

“結果がいつもダメである”と

予測しているので、

 

自分自身が傷つかない様に、

出来ない自分でいることを

 

選んでいる訳です。

 

出来る自分、自信のある自分を

前提にしてしまうと、

 

落差が大きく感じてしまうので、

常に出来ない、

 

自信がない自分でいることで

極力傷つかないように、

 

自己防衛をしている訳です。

 

では、

なぜこのようなマイルールをたくさん、

 

それもレベル高く、前提条件として、

作ってしまったのでしょうか?

 

という疑問が湧いてきます。

 

これは、幼少期の

生育環境によるところです。

 

 

・親からの躾が

やたら厳しくて、

まず褒めてもらえることが

なかった

 

 

・常に、

周囲の子供達と比較されて、

ダメなところ、

出来ていないところ

を指摘されていた

 

 

・少しでも、

出来ていない所があると、

“何も出来ていない”と

いって責められた

 

 

・うまく成し遂げて

しまったために、

目立ってしまって、

いじめを受けた

 

・自信のない自分、

出来ない自分でいることで、

親や周囲の人達の注目を

集めることができた

 

 

 

などが考えられます。

 

このような環境で

育ったことによって、

 

上記でお示ししたような

マイルールが出来上がってしまって、

 

大人になった今でも、

そのマイルールに基づいて、

 

自分責めをしています。

そして、その自分責めをする際、

 

おそらく、その声は、

当時、親が言っていた

 

セリフをそのまま

使っていると思います。

 

では、どのようにして、

そのマイルールからの

 

呪縛を解くか!?

ですが、

 

いくつか方向性があります。

 

 

 

まずは出来ていない、

不完全な部分に焦点を

 

当てるのではなく、

出来ている部分に焦点を当て、

その領域を拡大していく練習、

 

そして、

 

出来ていない、

不完全な自分である時に

感じる感情、

主には恐怖心、悲しみを

少しずつ感じる練習、

 

そして、

 

出来ていない、

不完全な自分という状態を

一つの個性として、

受け入れる練習

 

があります。

 

 

しかし、

 

ひとりでやっていくには、

うまくいかなかったり、

 

時間が掛かったりしますので、

今日、お話した内容で

 

こころ当たりのある方は、

是非、ご相談ください。

 

あなたの勇気をお待ちしています。