コーヒーブレイク/休憩時間を取っていますか?

今、繁華街を歩けば、

様々なコーヒーショップが

 

目につきますよね。

 

 

古き良き東京の街を歩けば、

いわゆる“純喫茶”と

 

呼ばれるお店もあります。

 

 

そのお店に立ち寄る目的は、

それぞれにあると思いますが、

 

純粋に

“コーヒーがおいしい”

“休憩したいから”

 

などで、立ち寄る方も

多いのではないでしょうか?

 

 

 

表題にも書きました通り、

コーヒーブレイクの時間、

 

もしくは休憩時間を

あなたは意識的に取って、

 

ご自身がココロから

休む時間を取っていますか?

 

 

私は会社員時代、

喫煙習慣を持っていた時は、

 

たばこを吸っていたし、

禁煙をしてからは、

 

コーヒーブレイクもしくは

チョコレートブレイクを

 

持っていましたが、

繁忙期間になると、

 

“休憩する時間が

もったいない”

 

と思い込んで、

 

ぶっ続けで働いていた

こともありました。

 

 

ここまでのお話を

少しココロの状態に

 

焦点を当てて、改めて、

お話したいと思います。

 

まず、

 

上記で出てきた

コーヒーブレイクや

 

休憩というのは、

 

“ココロの状態を緩める”、

もう少し専門的な言葉で

いえば、“弛緩(しかん)”

 

ということになります。

 

ですから、

この反対語としてあるのが、

 

“ココロの状態を緊張させる”

これはそのまま緊張な訳です。

 

 

私達、

人間は

 

この“緊張と弛緩”

意識的にも、無意識的にも、

 

体験していますよね。

 

上記で出てきた

コーヒーブレイクや休憩は、

 

弛緩状態の時ということが

おわかり頂けると思います。

 

 

 

そして、

 

その反対である

緊張状態というのは、

 

思っているよりも

ずっと長い時間、

 

身を置いています。

 

ある状況に置かれると

無意識の内に、

 

全自動で緊張状態に

身体がなっていく訳です。

 

わかりやすく

ハイプレッシャーの下、

 

お仕事をされている方は、

ご自身が緊張状態で

 

あることを自覚することは、

容易いかもしれませんが、

 

毎日のルーティンワークとして、

働いていらっしゃる方々も

 

程度の違いこそあれ、

緊張状態を強いられていて、

 

その上、弛緩出来るはずの

お家でも、事情によっては

 

緊張状態を続けない

といけない方々もいる訳です。

 

 

そして、

 

この緊張状態がずっと続くと、

私の経験から申し上げると、

 

まず不眠状態

(夜、身体は疲れていて、

休みたいのに、

 

緊張状態にあるので、

神経が尖がっている感じ)

 

 

になり、イライラして、感情が

不安定になるので、

 

コーヒーブレイクや休憩を

取っている人達に対して、

 

怒りの感情が湧いてきます。

 

“不眠不休で働ける

自分が凄い”

 

と思えるのは束の間で、

ある日、突然、朝、

 

起きれなくなったり、

倒れてしまったりしてしまいます。

 

緊張状態が過ぎれば、

強制的に弛緩状態が

 

もたらされた訳です。

 

上記は緊張状態が

行き過ぎた事例ですが、

 

弛緩状態が行き過ぎた

事例もあります。

 

 

一般的には、

上記でご紹介したような

 

コーヒーブレイクを取ったり、

休憩をとってスイーツを

 

食べたりすることはあると

思います。

 

これ以外にも、

 

温泉/サウナに行く、

整体/マッサージを受けるなど、

 

一般的であり、

比較的、長期間の緊張状態から

 

 

解放される時には、

 国内/海外旅行に

 

出かける方も多いのではないか、

 と思います。

 

方法の違いはありますが、

よく聞かれる言葉で

 

“エネルギーチャージ”と

いわれるものが、緊張状態を

 

続けた対価として、

為されている訳です。

 

ところが、

弛緩される手段が

 

適切でない場合があります。

 

違法薬物、アルコール、ギャンブル

などを始めとする依存対象や

 

上記でご紹介したものも

過剰摂取

 

(暴飲暴食・お金の浪費)

すれば、

 

それは適切ではなくなります。

 

 

そもそもなぜ弛緩させる

必要があるのかというと、

 

脳内で

ドーパミン・オキシトシン・

 

セロトニンなどの

快感を得られるホルモンが

 

分泌されるからで、

緊張状態が強ければ、

 

この快感ホルモンが

分泌されている状態を

 

長く維持したいと思うのは、

人間であれば

 

当然の欲求であり、

特に強く緊張状態を

 

強いられている人は、

渇望してしまいます。

 

日常生活を送る際に、

感覚が鋭敏で、

 

“日常生活自体、

苦しい、辛い”

 

という思い込みを

持っていれば、

 

常に緊張状態が強制的に

もたらされてしまい、

 

 

強い弛緩状態が

欲しいという欲求を

 

持ってしまう訳です。

 

そして、

一度でも、

 

その強い弛緩状態を

経験すると、

 

“さらに、もっと、もっと”となって、

弛緩手段がないと、

 

離脱症状が現れてしまい、

依存状態になっていく訳です。

 

 

ですので、

緊張状態と弛緩状態は、

 

セットで考えないといけません。

 

どちらかひとつだけを

大切にして、過剰になってしまうと、

 

バランスを取るために

元に戻そうという

 

力学が働きます。

 

この際、体験している

人間は、凄く苦しいし、辛いです。

 

前提として、

緊張状態は、正確に、迅速に、

 

物事を進めるためには、

必要です。

 

しかし、過剰な緊張状態は、

害にしかなりません。

 

 

緊張状態を作り上げているのは、

ご自身が持っている

 

思い込みですので、

その緊張状態の度合いを

 

心理療法を用いて、

下げることが出来ます。

 

心当たりのある方は、

是非、ご連絡下さい。

 

あなたの勇気をお待ちしています。