なぜ専門家に従ってしまうのか!?

コロナ_オミクロン株の

急速な感染スピードによって、

 

東京では14,000/1

126日現在)

 

になり、

 

全国の新規感染者数が

7万人/1日を超えたと

 

報道されていました。

 

6波であり、

今までにも感染者数が

 

ピークに達する前後に、

緊急事態宣言が発令され、

 

その度にテレビでは、

いわゆる専門家と呼ばれる

 

人達がコロナに関する

様々な事を解説しているのを

 

皆さんご覧になっている

ことと思います。

 

ウィルスの感染力/毒性に

関するもの、

 

全年齢層マスク必要/不必要、

 

複数回ワクチン接種の

必要性など、

 

 

 

話題に事欠かず、

毎日、TVSNSなどの

 

メディアを通じて、

大量の情報が

 

流れていると思われます。

 

TVの特集番組では、

医学的見地から

 

厚生労働省の技官や

日本や外国から

 

臨床医が参加して、

専門家としての

 

症例検証、分析、対処法を

流暢にお話されています。

 

 

細かいところは、

違うけれど、

大筋は同じで、

 

“外出自粛をしてください”

 

“ソーシャルディスタンスを

とりましょう”

 

“マスク着用、手洗い励行”

 

など、この情報を基に、

賛同される一般人は

 

日常生活を送っている訳です。

 

 

そして、SNS上では、

全く真逆の論調で、

 

“コロナは風邪だ”

“コロナを怖がり過ぎている”

“コロナがあっても、

経済活動を優先すべきだ”

 

などの意見も明確な

証拠と共に、

 

専門家から提示されています。

 

そして、

 

これらの意見についても、

多くの賛同者を得ています。

 

私達は仕事上、

とある分野では専門家に

 

なる可能性がありますが、

コロナウィルスや

 

日本の医療体制についての

専門家ではないので、

 

いわゆる専門家と

呼ばれている人達の意見を、

 

自分の頭では考えずに、

鵜呑みにすることしか

 

出来ない程、

門外漢は無力である、

 

ということになります。

 

ここで興味深い実験を

ご紹介したいと思います。

 

ミルグラム実験もしくは

アイヒマン実験

 

言われるものです。

 

 

実験の方法は、

 

先生役(被験者)、

生徒役(仕掛け人;役者)、

専門家役(仕掛け人;役者)

 

3役から構成されていて、

 

先生役が生徒役に

 

問題を出して、

その解答が不正解ならば、

 

先生役が生徒役に対して、

電気ショックを

 

与えるというもので、

最初は軽い衝撃から始まって、

 

不正解の回数が増えると

段階を踏んで、

 

流される

電気ショックエネルギーが

 

徐々に大きくなって、

最終レベルは、

 

死を感じさせるレベルの

電気ショックになるという

 

プロトコールです。

 

ただし、生徒役は

この実験の仕掛け人で、

 

役者であり、実際には、

電気ショックは流れておらず、

 

すべて役者の演技で

行われました。

 

 

この実験の大切なところは、

途中、生徒役が

 

あまりにも苦痛を訴えたり、

金切り声をあげたり、

致死的と思われる

 

反応をした時、

先生役が電気ショックを

 

流すスイッチを押す事を

躊躇する、

 

もしくは実験続行を

拒否しようとします。

 

その時に、専門家役が

 

“続行してください”

 

 

“体に後遺症を残す

ことはありません

 

 

責任は我々がとります“

 

 

などの言葉を添えると、

実験続行を躊躇、

 

拒否していた先生役

(被験者)が、

最後の死を感じさせる

 

レベルまで、電気ショックを

流すスイッチを押したという

 

結果が得られた訳です。

 

結果として、

被験者40人中26

 

65%)で、

最終レベルの

 

電気ショックまで

スイッチを押した、

 

というものです。

 

 

 

この実験結果

示唆するものとして、

 

専門家と言われる

人からの指示・意見は、

 

一般人には逆らうことは

かなり難しい、

 

というものです。

 

一旦、専門家の指示・意見に

迎合してしまうと、

 

思考停止状態になって、

専門家の代理人状態

 

なってしまう訳です。

 

この時起きる現象として、

専門家の声が

 

大きく聞こえて、

生徒役の

 

悲痛な叫び・悲鳴が

小さくなります。

 

次に、

責任感について、

 

“電気ショックを流さなければ”

という責任感はあるが、

 

行為内容自体が

倫理的であるかどうか、

 

についての責任感がなくなり、

専門家の代理人として、

 

非道な電気ショックを

流すことを

 

正当化しはじめるということが

報告されています。

 

 

 

この実験結果を

上記でお示したコロナ禍に

 

おいての専門家と

呼ばれる人達の意見を、

 

何も考えずに、

ただただ鵜呑みにしている

 

現象と似ていませんか?

 

それぞれの意見派閥があって、

それぞれの派閥には、

 

その派閥を作った源で

ある専門家がいて

 

それぞれの正義を

主張し合っています。

 

その周囲に意見に

賛同する一般人達が

 

大勢いる訳です。

 

お互い、目指すところは、

相手を論破することではなく、

 

人々が健康で、安全に、豊かに

暮らせる状態を

 

つくろうとしているにも

関わらず、

 

時にいがみ合って

しまっている訳です。

 

 

似たような構図は、

あらゆるところで、

 

目撃することができます。

 

変化するスピードが

速い現状において、

 

その路の専門家と呼ばれる

人達の意見は、

 

とても貴重なものである

と思います。

 

しかし、

 

自分の頭で思考せず、

思考停止のまま、

 

その意見が正しいと

思い込んで、

 

その専門家の

代理人状態にある方々が

 

多数いらっしゃると思います。

 

この専門家の

代理人状態にある人は、

 

とても洗脳されやすく、

流されやすい状態にあります。

 

この状態であると

ご自身の人生の

 

主役がご自身でなくなり、

生き辛さ、苦しさを

 

感じやすいと思います。

 

 

ココロあたりのある方は、

是非、ご相談ください。

 

あなたの勇気をお待ちしています。