果たして、人間は欲に勝てるのか!?

皆さんは何かやろうと

決めて、

 

例えば、

 

“今年は朝早起きして、

勉強する/

散歩する/

読書する”

 

 

“ダイエットの一環で、

太りやすい、

糖質、脂質、炭水化物は

摂取しないようにする”

 

とか、

 

これ以外にも、

ご自身なりに、

 

何か短・中・長期的な目標を

立てて、実行に移したことは

 

ありませんか!?

 

そして、ほとんどの目標は、

いつの間にか、行動を

 

起こす前の状態に

戻ってしまった、

 

っていう経験を

されたことないでしょうか!?

 

 

上記のケースですと、

早起きして、自己啓発に

 

繋がることをする、

今まで

 

使っていなかった時間を

有効利用する、

 

という思いとは

 

逆に、

 

“朝、早起きはイヤで、

少しでも布団の中で

ぬくぬくしていたい”

 

とか、

 

“行動実行は

明日からでいいよな”

 

などの相反する思いが

必ず出現して、

 

いつの間にやら元通り、

食・ダイエットについても、

 

最初は、

 

“(目標を決めたものの)

そうは言ったものの、

 

少しぐらいは

大丈夫でしょう”

 

から始まって、

食事制限すると

 

イライラするから、

めちゃムカついたことが

 

あったから、

日常生活に影響を

 

及ばすから、

 

など

 

もっともらしい理由を

付けて、

 

いつの間にやら元通り。

 

 

目標を立てた時は、

凄く“燃えていた”のに、

 

なぜ元に戻って

しまうのでしょうか!?

 

ココロの中では、

一体、どんなことが

 

起きているのでしょうか!?

 

だれしもが

自分自身にとって、

 

有益な結果を

生みだす習慣を

 

身につけたい

思っていますよね。

 

 

でも、

 

上記でお示しした通り、

大体の場合、

 

既存の悪習慣に

戻っていってしまいます。

 

これを

 

“意志が弱い”

 

だとか、

 

“根性がない”

 

などの精神論で

片づけるのは、

 

人間を動かす

ココロの本質では

 

ありません。

 

では、

 

どんな時に、

悪習慣;欲望のままに、

 

感情が暴走して、

理性が効かなくなって、

 

人間は行動してしまうのか、

 を考えて見ると、

 

 

1つは

 

恐怖対象からの

回避行動、

 

もう1つは、

 

苦しい状態にいるので、

快感を得て

誤魔化したい

衝動

 

であると

考えられます。

 

まず前者から

事例を挙げますと、

 

恐怖対象からの回避は、

 

“コロナに感染する

(恐怖対象)のが嫌だから、

ステイホーム(回避行動)

にしよう”

 

とか、

 

無意識的にも、

“上司が高圧的(恐怖対象)

だから、感情/感覚を

切ってしまう(回避行動)”

 

“グループに属した時に、

使えない奴と言われる

(恐怖対象)のが

嫌だから、自己犠牲を

払ってでも働く(回避行動)”

 

など、他にも事例は

沢山あります。

 

後者の事例は、

 

“ずっと集中状態を

保たなければ、

出来なかった仕事

(苦しい状態)が

一段落して、

コーヒーブレイク/喫煙

(快感)”

 

 

“少しまとまった、

緊張した状態

苦しい状態)が

終わって、

リフレッシュのため

小旅行/散歩(快感)”

 

などです。

 

この回避行動や

快感を得たい衝動は、

 

なぜ起きるのか、

を考えて見ると、

 

これは人間の本能に

繋がっていると

 

思われます。

 

 

人間の持つ本能で

防衛本能;防衛機制

 

呼ばれるものです。

 

いわゆる、“守る”ということです。

 

恐怖対象が近くにいると、

“危険だ”と

 

認識するので、

防衛本能が働いて、

 

その状態が

継続しないように、

 

物理的に対象を

排除したり、

 

距離を取ったり、

心理的なつながりを

 

断絶したりします。

 

 

このメカニズムを

上記の事例に

 

当てはめると、

今まで既存にあった悪習慣と

 

見なされていたものは、

恐怖からの回避行動や

 

苦しい状態いるから

快感を得て誤魔化したことに

 

該当する訳です。

 

 

それにプラスして、

既存で作り上げた習慣は、

 

何度も何度も

体験しているので、

 

安全であることが

認識されています。

 

わざわざ、安全かどうか、

だ定かではない新習慣を

 

習得するリスクは

犯さない訳です。

 

 

このあたりが、

“人間は変わりたいのに、

 

変われない”といわれる

由縁です。

 

 

つまり、

人間が変わるためには、

 

自己防衛本能

 

(休みたい、逃げたい、

安心したい、安全で

いたいなど)

 

を乗り越える

必要があります。

 

これは可能です。

 

きっと、皆さんも

目撃もしくは

 

体験したこと

あるんじゃないでしょうか?

 

 

火事場のバカ力的に、

自分に及ぶかもしれない

 

危険を顧みずに、

周囲の人達のために、

 

行動する人を

見たことあるん

 

じゃないでしょうか?

 

 

行動をやると

決めた時には、

 

意識的で、

集中した状態で

 

意思を使っている

状態なので、

 

凄く“燃えている”状態で

居られる訳です。

 

 

そして、時間が

経過するにつれて、

 

自己防衛本能が

働いて、思考や感情が

 

暴走し始めてしまって、

当初の目標を

 

見失ってしまう訳です。

 

表題の

 

“果たして、人間は

欲に勝てるのか”、

 

という問いに対して、

 

回答は“勝てる”と

断言しておきます。

 

それに際して、

いくつか遵守した方が

 

いいルールがあります。

 

 

自分ひとりの欲望を

満たすことだけが

目標ならば、

失敗する可能性が

高くなる。

 

 

 

 

一人でやるより、

/目標を同じく持った

数名のグループを

作ってやると達成できる

可能性が高くなる。

 

たまには、

 

意識的に、

感情や思考が

暴走することを

許してあげる、

 

などがあります。

 

 

決して、容易いものでは

ありませんが、

 

少しずつやれば、

必ず出来ます。

 

 

妄想で出来てしまった

恐怖や苦しみ(欲)から

 

解放され、ご自身の

やるべき事に、

 

意識が向けられるように、

お手伝いさせて頂きます。