依存症って、身近なものですよ

私は、

依存症専門のカウンセラーの

 

資格

N.A.D.A.I

認定依存症

専門カウンセラー:

National

Association

of

Drug

and

Alcohol

Interventionists

 

持っていますので

 

今日は依存症について、

少しお話したいと

 

思います。 

 

最近は

あまり報道されませんが、

 

一時期、有名芸能人や

スポーツ選手が

 

違法薬物使用で

逮捕されていました。

 

依存症として、

依存する対象は、

 

物質

(違法薬物、アルコール、

たばこなど)

 

だけでなく、

 

行為

(ギャンブル、痴漢、

窃盗、のぞきなど)

 

 

関係性

(恋愛・母子間共依存)

 

などがあって、

 

そして、

ガンと同じく進行性を

 

もった病気です。

 

特徴としては、

ある特定の依存対象を

 

大切にし過ぎて、

誰かが

 

傷つけられてしまって、

本人が止めたいと

 

思っても止められない

状態になることです。

 

ところで、

みなさんは依存症に対して、

 

どのようなイメージを

お持ちでしょうか?

 

違法薬物の

再犯に関しての

 

報道がされれば、

“ココロが弱いね”

 

とか

“根性ないね”

 

とか思うでしょうか?

 

ギャンブル依存によって、

“パチンコ/パチスロ/競馬に

 

散財して、

サラ金/闇金で借金、

 

返済できなくなって、

一家離散”とか、

 

実際に伺うストーリーですが、

聞いてみて、

 

“バカじゃないの!?”

“私はそうはならない”

 

とか思うでしょうか?

 

アルコール依存に

なってしまって、

 

飲んでいない時には、

あまり

感情表現しない人が

 

アルコールを飲んで、

気が大きくなって、

 

吞みの場で

トラブルを起こす、

 

というストーリーを

聞いてみて、

 

“酒で人生、棒に振る

なんてバカね”

 

とか思うでしょうか?

 

 

そして、

 

“私は依存症には

絶対にならない”

 

って思いますか?

 

でも、そもそも、

どのような段階を

 

踏んで依存症に

なっていくのか、

 

基本的なところを

お話していきたい

 

と思います。

 

まず、

ほとんどの人が少なからず、

 

ストレス/プレッシャー/他人から

の期待などを

 

感じて生きています。

 

アリストテレスの名言で

“人間は社会的動物である”

 

残されているように、

ある共同体に属して

 

生きている限り、

それは避けられない

 

ことだと思います。

 

 

そして、

この

 

ストレス/プレッシャー/

他人からの期待

 

などが

 

最高潮に達すれば、

緊張レベルがMAXになります。

 

ただ、

普通は、

 

ストレス/プレッシャー/

他人からの期待

 

などは最高潮が

 

過ぎれば、緊張レベル0になるか、

むしろマイナスレベル(弛緩状態)

 

になるか、で

人間はバランスをとっています。

 

バランスを取る手段として、

よく伺うお話としては、

 

“大きな仕事が終わったから

温泉に行ってきました”

 

とか

 

“週末は家族で森林浴に

行ってきました”

 

とか、最高潮時の

緊張MAXレベルを

 

癒して、また来るべき

次回に備える、

 

ことを人それぞれに

ご自身を癒す手段は

 

違えどやっていらっしゃる

ことと思います

 

この基本的な流れの中で、

なんらかの理由で、

 

ストレス/プレッシャー/

他人からの期待;

生き辛さ、苦しさを

 

常に、ずっと感じている方々が

いらっしゃる訳です。

 

そして、その方々、

常にそれらが

 

最高潮の状態でいると、

つらすぎて、苦し過ぎて、

 

身が持たないから、

何かしらの手段で

 

開放する情報を収集し、

模索する訳です。

 

その時に、

上記でお示ししました、

 

“温泉”や“森林浴”など、

大自然を源とした手段は、

 

健康的ですが、

人によっては、

 

解放された感じがしない人が

いる訳です。

 

ですから、もっと強烈に

開放できる手段はないか、って

 

情報収集・模索がさらに

加速して、最終的に、

 

脳内で過剰な快感物質が

分泌される方法、

 

つまり強烈に開放できたように

快感を得られる手段を

 

見つけ出す訳です。

 

その対象が上記で

お示ししたように、

 

物質・行為・関係性

かもしれませんし、

 

それらの混合かもしれません。

 

解放された瞬間は、

ストレス/プレッシャー/

他人からの期待;

 

生き辛さ、苦しさを

誤魔化すことができますから、

 

多幸感を感じることが出来ます。

 

しかし、時間が経てば、

快感によって

 

誤魔化しているだけなので、

感覚は元に戻っていきます。

 

そして、

また生き辛さ・苦しさを

 

感じた時に、

前回の成功体験があるので、

 

迷うことなく

依存対象にすがりつきます。

 

この過程を何度も、何度も

繰り返して、

 

依存体質になっていく訳です。

 

この依存症を

産み出すストーリーは、

 

決して他人事ではありません。

 

上記でお示ししたように、

ストレス/プレッシャー/

 

他人からの期待は、

現代に生きる人間には

 

不可避なもので、

解放手段が無害・健康的な

 

ものから有害・非合法なもの

を含むものまである訳です。

 

温泉・森林浴から

違法薬物・窃盗・依存的恋愛

 

まである訳です。

 

どの手段を使って、

解放するかは、

 

個人によるところが

大きいと思います。

 

つまり、

 

品行方正・聖人君主に

見える人でも、

 

有害で、非合法なものに

依存することだって

 

報告されています。

 

そう考えてくれば、

上記でお示しした薬物依存や

 

アルコール依存、

ギャンブル依存は、

 

決して他人事ではない

ということが

 

お解り頂けると思います。

 

依存症を失くしていく

第一歩として、

 

まずは依存症になる

人達のココロを

 

理解して、受け入れて

上げることです。

 

依存対象を取り除いても、

効果は一時的なもので、

 

恒久的には続きません。

 

Addiction(依存)は、

厳罰・差別では解決しません。

 

Addiction(依存)は、

人と人との繋がり

 

Connection)で

治癒されていくんです。