不安や恐怖心に飲み込まれてしまう人へ

コロナウィルスが

日本でまん延し始めて、

 

緊急事態宣言、

外出自粛、

 

マスクの買い占め、

レトルト・インスタント食品の

 

買い占めなどが

発生して、

 

ステイホームが大々的に

打ち出されていたので、

 

街を歩けば

ゴーストタウンになり、

 

次々と

 

お店は経営難になって、

閉店・倒産を向えてしまった、

 

このような情景を

皆さんも

 

ご覧になったこと

と思います。

 

その時に、みなさん、

不安もしくは恐怖心を

 

抱いたことありませんか?

 

コロナ前には、

予想だにしなかった状況が

 

目の前に展開して、

将来はどうなるんだろう、

 

って漠然とした

不安を感じたことある、

 

っていう方

いらしゃるんじゃないか、

 

と思います。

 

コロナ関連以外にも、

日常生活を

 

生きていれば、

不安や恐怖心を

 

感じたこと、

今までにあったんじゃないか、

 

と思います。

 

 

今日は、

不安・恐怖心という

 

感情について、

少しお話してみたい

 

思います。

 

なぜならば、

この感情が

 

あなたの可能性・機会を

制限していることが

 

多々あると思うからです。

 

まず、不安・恐怖心は、

とても大切な機能で、

 

危険な状況を

察知すれば、

 

その状況を

是が非でも

 

回避するように

行動してきたおかげで、

 

現在も生き続けることが

出来ている訳です。

 

もし不安・恐怖心が

適切に作動しなかったら、

 

交通事故に

遭遇していた

 

かもしれませんし、

遭難して行方不明に

 

なっていた

かもしれません。

 

ですので、不安・恐怖を

感じることは、

 

大前提として、

とても大切なこと

 

であると言えます。

 

 

しかし、

生活環境によって、

 

特に幼少期、

男性に多いのですが、

 

“(男なんだから)怖がるな!”

と言われ続けたことで、

 

本当は怖いのに、

不安・恐怖を

 

表現しないで

大人になってしまった人達が

 

結構な数います。

 

不安・恐怖を我慢して、

やり過ごしてきた人は、

 

無意識的に、感情を

ため込んでしまっている

 

状態になります。

 

 

上記でご説明した

工程でいえば、

 

不安・恐怖を感じると

危険な状況が

 

起き得ると想定して、

是が非でも

 

回避する流れを

ご紹介しました。

 

この不安・恐怖の

感情が発生した時に、

 

この感情を表現させず、

つまり感じ切らずに、

 

(怖いから長い時間

感じて居たくないと

思うのが人間)

 

意識を回避する

方向に向けて、

 

回避策を探し出すために

思考を使う、

 

ということをほとんどの

人達はやっていること

 

と思います。

 

それゆえに、

感じ切れていない

 

不安・恐怖感情が

たまってしまうという訳です。

 

たまってしまった結果、

どうなるかと言えば、

 

余計に怖がりになります。

 

 

イメージとしては、

不安・恐怖感情が

 

表現されない状態で、

身体の中に

 

たまっている訳ですから、

なんとかして外部に

 

表現させるために、

不安・恐怖感情を

 

感じるセンサー感度が

より鋭くなっていく、

 

つまり、

余計に怖がりになっていきます。

 

ですから、ほんのちょっとした、

様々なことに対して、

 

不安・恐怖を感じる

状態になります。

 

そして、

 

不安・恐怖が

身体にたまって、

 

センサーが鋭くなった人達は

その後どうなるか、

 

と言えば、

すごく怒りっぽくなります。

 

ご本人は、不安・恐怖が

身体にたまっている

 

自覚は全くありません。

 

 

この状態の方々は、

何かを

 

“やらなければいけない”

 

動機付けが全て

 

“恐怖からの回避”

 

になってしまいますので、

やっている最中、

 

楽しいとか無我夢中に

なるということは

 

ほぼありません。

 

あくまでも、

やり遂げさえすれば、

 

押し寄せる恐怖から

回避できる、

 

という動機付けです。

 

そして、この

“やらなければならない”事が

 

たくさんあって、

長期間、不安・恐怖感情に

 

晒され続けると、

考え方が委縮して、

 

自信が無くなって、

身体に異変が起こります。

 

 

ここまでのところを

少しまとめると、

 

①不安・恐怖心は

大前提として、

とても大切なものである

 

②不安・恐怖を

十分に表現せず、

無意識のうちに、

身体にため込んでいる人達が

結構いる

 

③不安・恐怖感情を

感じてあげると、減っていく

 

④不安・恐怖に長期間

晒され続けると、

身体に異変が起きる、

 

ということです。

 

では、

 

そのような人間が

時流に合わせて、

 

自己意識改革だ、

今の自分に執着すること

 

を止めて、

理想の自分へと

 

いっても、

なかなか変われない理由が

 

ここにもある訳です。

 

今いる

安住の場所(現在の自分)

 

に対する執着を捨てて、

 

未開の場所(理想の自分)

に行こう、といわれても、

 

上記で説明させて

頂きました、センサーが

 

作動してしまうと、

安住の場所に

 

留め置かれるます。

 

“怖くなんかない!”と

思っていたとしても、

 

本心で“怖い”と思っていると、

感情を抑圧している

 

だけですから、

逆効果になってしまいます。

 

 

では、どのようにすればいいか、

ですが、

 

最初に、ご自身の身体に

表現しきれていない

 

恐怖心がたまっていること

を自覚して、

 

恐怖を感じることを、

自身に許可して

 

あげることです。

 

そして、同時に、

不安・恐怖心があったおかげで、

 

安心安全に

生きてこれた訳ですから、

 

毛嫌いせずに、

不安・恐怖心に対して、

 

感謝してあげることです。

 

そうしていると、

不安・恐怖心はあるけれど、

 

あなたの行動を制限する

までには至らない、

 

センサーを作動し、

その後の行動は、

 

あなたが決められる

ようになります。

 

つまり、今まで制限されていた

可能性や機会を

 

活かせるようになります。

 

一人でできないと思われる方、

 

是非ご相談ください。

 

あなたの勇気をお待ちしています。