こじらせてコンプレックス:劣等感

みなさんは、

コンプレックスという言葉は

 

もう当たり前のように、

お使いだと思います

 

調べてみると、

心理学・精神医学用語では、

 

様々な感情の複合体と

ありますが、

 

私達の日常会話で

使われているのは、

 

“劣等感”の意味で

使われていることが

 

ほとんどだと思います。

 

私の事例で紹介すれば、

私の場合は、まず

 

学歴コンプレックス、

外見コンプレックス

 

などがありました。

 

まず、学歴コンプレックスに

関してですが、私は幼い頃から、

 

“いい高校、いい大学にいって、

有名企業(東証一部上場)に

就職しなさい”

 

という趣旨の言葉を

様々な表現を変えながら、

 

両親から言われていました。

 

高校生の時、

“無名校から有名大学へ”

 

ということを生業としている、

塾長に偶然出会って、

 

“クラブ活動禁止⇒勉強しろ”

 

“友達作ること禁止⇒

時間の無駄、勉強しろ”

 

となって、平日は平均6時間、

休日は平均12時間、勉強をして、

 

有名大学現役合格を

目指しましたが、

 

その後、思うような結果が出ずに、

浪人。

 

浪人1年目に

不安・無気力に襲われて、

 

棒に振ってしまう。

 

浪人2年目で症状は

改善されて、やっとのことで

 

合格した大学は、

けっして有名大学では

 

ありませんでした。

 

このような時間を過ごして、

大学卒業した後、

 

就職して35歳ぐらいまで、

とても劣等感を

 

感じていました

 

職場での社員の方々は、

私が憧れていた

 

有名大学出身の方々が

多く見受けられたからです。

 

 

私にこびり付いた劣等感は

常に恐怖心を

作り出していました。

 

ですから、私は、当時流行った

滋養強壮ドリンクリゲインCM

 

24時間働けますか!?”

 

のように、猪突猛進に働き、

私がひたすら隠している

 

学歴コンプレックス:劣等感が

ばれることが怖くて、

 

一生懸命に体裁を

整えるために、

 

いろいろな自己啓発本も

読んだし、働いていた訳です。

 

私のストーリーが

まだ続くのですが、

 

詳細はプロフィール

ご覧頂くとして、

 

劣等感について考えて見ると、

私の両親は、

 

“私に幸せになって欲しいから、

学歴を積んで、有名企業に

就職して欲しい、

と思っていたこと”

 

そして同時に、

 

“自分自身(両親)が果たす事が

出来ずに、悔しい思いをした

敵討ちの道具に

使われたこと

 

は、今、紆余曲折をたどって、

心理セラピストになってみて、

 

本当によくわかります。

 

 

劣等感がない人は、

非常に楽に日常生活を

 

送る事ができます。

 

他人と比較することなく、

一時的に、頑張りたい時だけは

 

頑張る事が出来て、

ありのままの自分自身を

 

認めることが出来るからです。

 

劣等感がある人は、

劣等感を持っている事を

 

隠したいので、

やたらと自己研鑽をして、

 

努力することを止められません。

止めることが怖いからです。

 

無理に無理を重ねて、

身体が悲鳴を

 

上げているにも関わらず、

努力することを

 

止められません。

 

それだけ、努力をするので、

好結果は導き出され、

 

周囲の方々からは

称賛賛美されてしまいます。

 

この経験で、さらに劣等感を

持っている恐怖心を隠すために、

 

努力を止めることが

出来なくなってしまいます。

 

人間関係においても、

劣等感のある人は、

 

自分がいかに凄いかを

アピールして、

 

承認欲がやたらと強いので、

周囲の人からは

 

煙たがられます。

 

部下や後輩で、

劣等感を強く持っている人達を

 

いじめることで、

相対的にポジションが

 

高くなることで、

当人は、

 

優越感に浸ろうとします。

これをやり続ければ、

 

周囲の人達との

人間関係は

 

破綻してしまいます。

 

劣等感は、私に限らず、

遺伝します。

 

劣等感を持っている

子供の親は、

 

まちがいなく劣等感を

持っていますし、

 

その親もまた劣等感を

持っています。

 

先祖代々、

ずっと引き継がれているものです。

 

 

では、どうやって劣等感を

感じなくしていけばいいのか、

 

ですが、私の経験から

お話すると、

 

まず、自分自身が

強い劣等感を持っていて、

 

凄い恐怖心も

いつも一緒にいて、

 

その恐怖心・不安を解消することが

目的で行動を

 

起こしていることに

気が付くことです。

 

“楽しいから、好きだから”

 

ではなく、

 

“それをやらないと不安だから”

 

やっている状態に

気付くことです。

 

さらに、ご自身が劣等感を

感じることになった、

 

マイルール:価値観がある

と思います。

 

私の事例でいえば、

 

“有名大学に

行けていないからダメ”

 

“〇×△が出来ていない

からダメ”

 

などがあると思います。

 

この出来ていない事で

劣等感を感じてしまい、

 

隠すために、不安・恐怖から

逃げるために、行動を

 

起こしてきた訳です。

 

ですから、この価値観を

緩める必要があります。

 

“出身大学だけでは、

人間の優劣は決まらない”

 

“〇×△が出来ようが、

出来まいが、

人間の価値は不変”

 

“私は存在しているだけで

素晴らしい”

 

“私は私を気に入っている”

 

“私は私のままで完璧だ”

 

など、自分自身に、

やさしく問いかけて

 

みてください。

 

最初は、きっとザワザワすると

思います。

 

やっていると徐々に、

 

“やらないと不安だから”

 

から

 

“楽しいから、好きだから”

 

で行動している比率が

多くなっていることに

 

気が付かれることだ

と思います。

 

ひとりでやってみても、

うまくいかない方、

 

是非、ご連絡を頂ければと思います。

 

 

あなたの勇気をお待ちしております。