次に向けて、執着を捨てる

東京に住んでいると、

各地に

有名な建物があります。

 

私自身、よく利用するのが

新宿・渋谷・池袋で

ほとんどの事が足ります。

 

わざわざ神田・銀座・上野まで

足を延ばす必要はありません。

 

そして、最近、

新宿のランドマークとなっていた

 

商業ビルが老朽化のため、

閉鎖・閉店になっています。

 

新宿アルタビル(228日閉館)

新宿ミロード(316日閉館)

2館です。

 

この有名な商業ビル以外にも、

新宿・渋谷・池袋では、

 

小規模な閉店・閉館を含めたら、

常に行われているように感じます。

 

上記、2館については、

最先端情報発信基地として、

当時の若者から

 

常時注目されていましたし、

私自身も何度も

利用させて頂きました。

 

閉館が決まったニュースを聞いて、

今までの記憶が蘇ると共に、

寂しい気持ちがありますが、

 

また新たな出会いがあることを

期待して執着を

手放そうと思います。

 

 

人間個人でも同じ事が起きます。

 

今までに作り上げてきた自分を

“閉館・閉店”する

タイミングがあります。

 

次なる創造を産み出すために

 

例えば、

 

わがままを言わない“自分”、

全て自分で対処する“自分”、

甘えない“自分”、

他人の気持ちを優先してしまう“自分”、

 

このような自分の人格を

生誕依頼作り上げてきた

方々がいます。

 

人間は社会性の動物なので、

とあるコミュニティ(家族・学校・会社)に

籍をおいて、

 

他人と交わる機会があれば、

安心・安全を得るためには

とても好都合な“自分”を

 

作り上げていきます。

 

異端児/問題児ではない

自分を作り上げていきます。

 

でも、この作り上げた“自分”は、

時代の成り行き、

籍を置くコミュニティ、

 

関わる/交わる人達によって、

変化適応させていかなければ

安心・安全

居続けることは不可能です。

 

 

有名な自然科学者

チャールズ・ダーウィンの言葉、

 

「最も強い者が生き残るのではない、

最も賢い者が残るのでもない、

唯一生き残るのは変化できる者である」

 

であるように、

常に変化し続けている様々な

要因に適応できてこそ、

 

人間は安心・安全を

感じることができる。

 

しかし、現実はとあるコミュニティに

籍を置いていた時に作り上げた

人格、安心・安全で

 

居続けられた成功体験が

凄く邪魔をして、

もう既に型落ちして、

 

執着してもあまりに弊害が

大きくなっているにも関わらず、

未だに使い続けている

 

自己犠牲が強い人格を

持ち続けてしまっています。

 

手放すことが怖くて、

弊害が出てきているのに、

強く握りしめていると、

 

大病を患ったりして、

他人に助けてもらわないと、

生活が立ち行かなくなり、

 

執着を手放さざるを

得ない状況になります。

 

周囲に居るわがまま放題の

他人にイライラしたり、

 

他力本願の他人にブチギレたり、

 

甘えてくる構ってちゃんを

うっとうしいと思ったり、

 

自己愛が強い、自分さえよかったら・・・

と思っている人に、

 

吐き気を感じるかもしれません。

 

そんなとても辛くて、

苦しい状況に我慢しながら

 

生きている自己犠牲が強い“自分”、

その状況、大変ですよね。

 

 

手放す時、

とても不安・恐怖心があるのは

当然です。

 

だって、何度も成功体験をして、

安心・安全を

確認してきましたからね。

 

対処法はありますよ。

 

まずは、いろいろと人格がある中で、

他人と接する時、

 

コミュニティメンバーと面会する時、

どのような人格が最前面に

出てきていますか?

 

これを意識するところから始まります。

意識できれば、変えることができます。

 

そして、

次に重要なお客様に接するように、

自分自身に接してあげてみてください。

 

(花瓶にお花をいける、

少し高い入浴剤を使ってみる、

コーヒーとスイーツでゆっくり時間を使うなど)

 

自分が楽しいと思えること、

ワクワクすること、

やりたいと思う事を

やってみてください。

 

自分人生史上初の試みに

挑戦してみてください。

 

(他人を差し置いてわがままを言うこと、

他人に甘えてみる、他力本願してみる)

 

それをやる事で、

過去に作り上げて、

 

型落ちした“自分”の執着を

脱ぎ去ることができます。

 

次のステート行くためには、

今まで思い込みで

 

大切にしていた執着を

手放さなければいけません。

 

新しい商業ビルを作るために、

新しい自分を作り上げるために、

 

古いビル、古い“自分”を

壊す必要があります。

 

 

決して、残酷なこと、

残念な事ではありません。

それが新たな創造です。