受け入れ、味わう

かなり寒さを感じていた

12月、3月から

 

三寒四温で、

やっと桜が咲いたかと思えば、

 

今、もう既に散り始めて

いますよね。

 

気温が低くて、

体温が逃げないように

 

肩が丸まって、

下向き加減の姿勢なので、

 

呼吸も浅くなりがちな

季節がやっと終わった。

 

と思って、

ちょうどいい気温の春が来て、

 

満開のサクラが

綺麗だと思ったら、

 

サクラが散り始めて、

その上、小雨がぱらつく天気。

 

人間、大自然の恵みとして、

真っ青な空の下、

 

ゴザでも敷いて、

満開のサクラを楽しみたい、

 

サクラの名所にいって、

桜吹雪に吹かれながら、

 

“ちょうどいい、快適”

ゆっくりと時間を

 

楽しみたい、

と思うかもしれません。

 

しかし、

 

今月末には、

気温2730℃に

 

いきなり上昇して、

ジメジメ湿度が高く、

 

不快な梅雨シーズンが

きたと思ったら、

 

それからは、連日、

汗拭きタオル、水分補給が

 

欠かせない気温3335℃が続き、

洗濯物がすぐ乾くことはいいとしても

 

外出すれば、汗タラタラで、

冷房が手放せない

 

状態になってしまいます。

 

 

そして、

気が付けば10月を迎えて、

 

気温が下がって、

秋の紅葉が綺麗で、

 

2023℃で快適だ

と思ったら、

 

厳寒の冬に突入していきます。

 

上記を見て頂ければ、

 

“ちょうどいい、快適だ”

 

という期間は、

あまりにも短いということが

 

おわかり頂けると思います。

 

これは人間が生きる

人生のバイオリズムでも、

 

全く同じ事が言えます。

 

皆さんも思い出して

欲しいのですが、

 

“その時間を過ごす際、

(何もトラブルがないから)

ちょうどいい、快適だ、

 

とか、

 

(絶好調だから)

ちょうどいい、快適

 

など感じたことはあると

思いますが、

 

辛い・苦しい・しんどいと

感じていた時間の方が

 

きっと長い感覚を

お持ちではないでしょうか?

 

上記で

四季の移り変わりについて、

 

確認させて頂きました。

 

たしかに、

 

“ちょうどいい、快適”

と感じられる期間は

 

短いですよね。

 

そして、

皆さんの体感による

 

ところが大いにありますが、

人生の時間についても、

 

全く同じ感覚を

もっていませんか?

 

 

なぜ、

このように時間の経過を

 

感じる違いで

出てくるのでしょうか?

 

これは、結論から

もうしあげると、

 

受け入れて、

味わっているか、

 

どうかの違いです。

 

まず、何もトラブルがない、

平穏無事な時間を

 

イメージしてください。

 

何もトラブルがないので、

その時間を受け入れることは、

 

容易だと思います。

 

辛くも、苦しくもないですからね。

 

ですから、体感として、

すぐに終わっていきます。

 

 

次に、

 

絶好調で調子が

いい時間を

 

イメージしてみてください。

 

やはり、

抵抗なく、

 

むしろワクワクする感覚を

感じて、受け入れることは

 

容易だと思います。

 

これも、おなじく、

すぐに終わっていくと思います。

 

 

そして、

 

問題なのは、辛く、苦しい時間です。

イメージしてみてください。

 

ほとんどの方々が

 

“嫌だ、怖い、

お金が掛かっても、

はやく脱出したい”

 

と思います。

 

つまり、

受け入れられない状態です。

 

その苦難・苦境に

向き合えない状況が続き、

 

一時的に止んだようにみえても、

また、時を変えて、場所を変えて、

 

登場人物を変えて、

本質的に全く同じ問題で

 

苦難・苦境が与えられます。

 

だから、逃げても同じです。

 

ただ、逃げたくなる気持ちは

痛いほど理解出来ます。

 

なぜなら、

私、今までに苦難・苦境を

前にして、逃げてきたからです。

 

 

ただ、受け入れる覚悟で

向き合わなければ、

苦難・苦境は終わりません。

 

マインドセットを

保つだけでも大変なのに、

その期間が35年以上

になる場合もあります。

 

苦難・苦境を

“嫌だ、怖い、辛い、苦しい”

 

という

イメージを持っていると、

 

受け入れることは

とても難しいと思います。

 

ですので、

少しでも受け入れやすくするために、

 

その

“嫌だ、怖い、辛い、苦しい”

 

状況を

体験する肯定的意図は何か、

 

思いを巡らせてみてください。

 

そして、

“嫌だ、怖い、辛い、苦しい”

 

考えてしまうその気持ちは

(自分が大切にしている)

 

何を守ろうとしているのか、

を思いを巡らせてみてください。

 

これ2点が明確になると、

覚悟が決まって、

 

受け入れやすくなりますよ。

 

 

そして、

受け入れることができれば、

 

あなたに与えられた

その課題は、終わっていきます。