人間関係が良くなるために

皆さんは

今までに多くのコミュニティに

 

参加されていた、

もしくは

 

今、現在も参加していると

思います。

 

 

生まれてから

家族に属して、

 

その後、

 

幼稚園、小学校、

中学校、高校、大学、

 

就職して、会社、

それ以外にも、

 

クラブ活動・課外活動に

参加すれば、

 

そこで新たなコミュニティに

所属することになります。

 

そして、

このコミュニティには、

 

複数の参加メンバーがいます。

 

家族でしたら、少人数ですが、

学校に通う様になれば、

 

かなりの大人数になりますよね。

 

ですから、参加メンバーが

多くいるとその参加メンバーの

 

持てる力を最大限に

発揮するため、

 

そして、

 

参加メンバーどうしの

トラブル(パワーロス)を

 

防ぐために、

ルールが必要になってきます。

 

 

それは、

 

学校に行けば、校則、

会社に就職すれば、社則

 

というルールがあります。

 

人間が生まれてから、

今までに、

 

様々なコミュニティに属して、

様々なルールに

 

従ってきたかもしれません。

 

その中でも、

人間の行動規範に

 

影響を及ぼしているのが、

0歳~15歳の幼少期に

 

主に家族(養育者)と

過ごした成育環境で

 

獲得したルールは、

ビリーフ(信条)と呼ばれ、

 

このルールについては、

年齢を重ねるごとに、

 

全く違うコミュニティに所属しても、
その人にずっと影響を

 

与え続けます。

 

“三つ子の魂百まで”と

言われる由縁です。

 

 

“人間は社会的動物だ”と

言われます。

 

個人が社会のうちにおいて、

生活し生存しているのであって,

 

社会なくしては

個人が存在しない、

 

もう少し平たい言葉でいえば、

人間は他者との交流や

 

協力関係を特徴とし、

社会を構築して

 

生きる動物である、

ということです。

 

ですから、

 

この“他者との交流や協力関係”

 

の際に、

 

当事者間でお互いに

信頼し合えることが

 

大前提であり、

そのためにはお互いに

 

大切にしてい

ルールは守る・従うこと

 

がそのコミュニティで共に

安全を感じて、

 

共存するための

条件になります。

 

そして、

そのコミュニティ内で

 

定められたルールを

破ったり、

 

従わなかったりすれば、

“異端児”という

 

レッテルを貼られて、

注意警告をうけ、

 

ルールを守るように、

不安・恐怖を感じさせられて

(いじめに遭遇して)、

 

それでも修正されなければ、

そのコミュニティから放出されます。

 

皆さんは経験があるか、

他人が放出されたケースを

 

見たことあるんじゃないでしょうか?

 

 

下記、5つの文言を読んでみて、

ご自身にあてはまるかどうか、

チェックしてみてください。

 

強弱はあると思いますが、

自己判断で

チェックしてみてください。

 

    一生懸命、頑張らないといけない

    他人を喜ばせないといけない

    急がなければならない

    強くなければならない

 

    完全・完璧でなければならない

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

上記でお示しした

5つの文言は、ビリーフ(信条)の

 

成り立ちについて、

ご紹介しましたが、

 

人間を過剰な努力に

駆り立てる“ドライバー”と

 

呼ばれる種類のビリーフです。

 

 

5つ全てあてはまった”と

いう方もいらっしゃるでしょうし、

 

“薄くひとつだけある感じ”と

いう方もいらっしゃる、

 

どうなれば良いとか、悪いとか、

正解とか、間違いとか、

 

ではありません。

 

 

この5つの強弱が

参加コミュニティメンバー間で、

 

差異があることで、

トラブルが発生します。

 

“なぜ、強弱や

差異ができるの!?“って、

 

思うかもしれません。

 

それは、

参加されているコミュニティ毎に、

 

少しずつ重要度が違ってくるし、

個人の置かれている状況

 

(体調の変化、社会的な立場など)

によって、変化するからです。

 

 

 

“過去と他人は変えられない”という

言葉があるように、

 

周囲の他人に、

自分が一番大切にしている

 

ビリーフ(信条)を

押し付けるとトラブルになります。

 

ですから、

他人は変えられない、

 

他人に期待しない、

ということを理解する、

 

これが人間関係において、

もっとも重要なことです。

 

その都度で、

適切な距離をもって

 

他人に接することが

出来るようになるからです。