毒親育ちの子供達へ 2/4

前号

毒親育ちの子供達へ 1/4)では、

 

毒親のイメージを

掴んでいただくことを

 

目的に書かせて頂きました。

 

 

 

今回は、毒親の特徴について、

お話します。

 

 

前号から

読んでいただいた方が

理解は深まると思います。

 

 

 

 

次に毒親の特徴について、

お話します。

 

 

 

①身体的、精神的な暴力

 

 

 

 

家庭内で親が不機嫌であると、

何かしら難癖をつけられて、

 

(飲酒した時は特に)

物理的暴力を振るう。

 

 

 

母親が口に出して、

 

 

“お前がいらない子だった”

 

とか、

 

“お前なんか

生むんじゃなかった”

 

とか、

 

“お前が居なければ、

お父さんと離婚できた”

 

 

とか、

存在や人格を

 

否定されるような

言葉をぶつける、

 

 

 

 

子供の前で、

両親が喧嘩をして、

 

父親が母親を

痛めつける状況を見せる

 

 

これらの行動は、

子供のココロを深く傷つけて、

 

トラウマや人格障害の

原因になったりします。

 

 

 

 

 

②子供の人生を

親が全て支配

 

 

 

 

 

親が果たせなかった

願望や夢を子供を使って、

 

叶えようとする。

 

 

 

親が学歴コンプレックスで、

“学歴”に関連して、

 

悔しい思い、

執着する心残りがあると、

 

その子供は、

幼い頃から子供が

 

望んでもいないのに、

塾通いスケジュールが

 

親によって組まれてしまい、

親が望む名門校、成績で

 

なければ叱責をして、

子供の意思を奪っていく。

 

 

 

成績がトップクラスで、

有名進学校に通っている

 

子供を自分の

自慢材料として使う

 

 

 

 

子供の交友関係、

進学先、就職先、

 

恋愛相手、結婚相手に

至るまで、

 

干渉して

コントロールしようとして、

 

最終的に、

子供は自らの意思ではなく、

 

親が喜ぶ選択肢を

選ぶようになり、

 

主体性がなくなっていく

 

 

③子供を利用して搾取する

 

 

 

 

これは前述したイメージのところで、

子育てをする、

 

という親としての責任を果たさず、

自分本位で、

 

外で彼氏が出来ると、

長期間、家に帰ってこないで、

 

振られると、泥酔して帰ってきて、

子供に愚痴を聞かせる。

 

その時に、子供が持っている

お金さえも無心する。

 

 

 

 

母親の負の感情の

ごみ箱役として、

 

子供が使われてしまっていて、

母親の生活費を

 

子供が肩代わりする

 

 

④養育者としての

義務を果たさない

 

 

 

 

家の中はゴミ屋敷で、

家事、掃除、洗濯、食事の

 

準備をしない、

 

 

育児には、全く無関心で、

お風呂さえいれない。

 

 

子供が病気と思われる時も、

育児放棄、虐待で

 

通報される可能性があるので、

医療機関を受診しない。

 

 

 

 

こどもの必需品

(洋服、靴、

 

文房具、かばん)など

 

にもお金はつかわない。

 

子供は親から大切にされていた

感覚がなく、

 

抱きしめられた記憶がない

 

 

⑤子育てよりも

自分が承認されたい

 

 

 

子供を持ってみたが、

子育てには一切興味が湧かない、

 

 

わがまま感情のままの

こどもが嫌い、

 

 

 

だから、

 

子供のことには関わらず、

自分が承認されるような

 

場に身を置く、

 

 

 

子供を持つまでは、

キャリアウーマンで

 

仕事バリバリに

こなしていた人は、

 

仕事に尽力しますし、

 

 

 

 

それ以外でも、

自分が周囲から

 

 

称賛されるような場

(ホストクラブ、

浮気相手など)に

 

 

通って、

子育ては何かと理由を

 

つけて関わらず、

子供を産んだことによって

 

邪魔された

自己承認欲求を

 

満たすために行動する。

 

 

 

 

 

毒親と呼ばれる人達の

特徴について、

 

5つご紹介しました。

 

 

 

次号

 

(幼少期に

毒親に育てられると、

子供に

どのような悪影響があるのか、

 

そして、

 

その悪影響を受けて、

成人した人が

どのようにすれば

自分の人生の

主人公として、

自分自身を

生きることができるのか)

 

に続きます。