
心理本を読んだり、
Webで記事を
読んでいると、
すごく威圧的、高圧的な
人間関係で
付き合いづらい人がいると、
必ずといって
良いほど書かれている
アドバイスは、
“適切な距離を取りましょう”
というものです。
今日は人間関係の
距離感について、
お話したいと思います。
あなたの周囲の他人で、
立場上どうしても
話さないといけない
(義務感)ので、
お話するけど、
お話終わった後は
“どっと”疲れる、
とか、
あなたを
いち個人としてではなく、
損得勘定で、
物としてしか扱わない人、
とか、
高圧的で、威圧的で
あなたに完璧・完全を
求めてコントロールしようとする人、
とか、
あなたの優しさや弱さに
付け込んでくる人、
とか、
金銭問題(借金や肩代わり)に
巻き込んでくる人、
とか、
あなたの考え・意見を
一切尊重せずに、
“一般的には”
“理想では”
“常識で考えれば”
などの言葉を多用して、
あなたの考え・意見を
否定してくる人、
とか居ませんか?

もしあなたの
自己肯定感が低いと、
上記でお示ししたような
あなたを大切に
扱ってくれない人達でさえも、
遠ざけることができない、
距離を取ることが
出来ないと思います。
本当は、
しんどくて、つらいのに・・・。
幼少期の成育環境が
複雑で、他人から
受け入れてもらった
経験が少ないと、
他人とのつながりを
本能的に欲しています。
そして、このような他人との
つながりを求めている人には、
好発して自己愛が強い
人達が群がってきます。
この時、
自己愛強めの人達に
合わせるために、
かなりの自己犠牲を
払っていて、当事者が
気づいていません。
カリスマと呼ばれる人、
イケメンと周囲から
称賛される人、
何かにおいて一番と
言われる人
(ケンカが強い、
お金持ち、高学歴)、
影響力が強い人、
そのような人達との関係を
続けて
“これらの人達と付き合いが
ある私には価値がある”
と思っているけど、
本音では、苦しいと
感じている
自分の本当の気持ちを
無視し続けています。

当事者は、
“私なんかに
つき合ってくれてるんだから、
大切にしなきゃ”
と思ったり、
“この人は私のことを
必要としてくれている”
とか、
“この人といれば、
私は価値が上がる、
生きる意義が保たれる”
と思って、
辛い、苦しい呪縛から
脱出することができません。
あなたに苦しみ・負荷を
掛けてくる人がいて、
その過剰な要求を
耐え忍んでいる
自分自身を
“頑張っている自分”
として、意味を
変換解釈している
場合もあります。
自分自身では、
“とても頑張っている”
と解釈しているので、
良くない関係を
続けてしまいます。
不当な要求を
耐え忍んでいること
と
ある事に取り組んで
努力して頑張っていること
は全く別です。
そもそも取り組んでいる時の
気持ちが全く違います。
本当の意味で、
当事者間で
理解し合えることが
理想ですが、
現実には難しいです。
ですので、
あなたが理解されたという
感覚を持つよりも、
理解しようと
努力してくれている人を
尊重して下さい。

そして、
ご自身が上記で
お話したような、
辛さ、苦しさを持っていると
気付いた方は
どのようにすればいいか、
ですが、
①接触頻度を減らす
単純接触効果
(ザイアンス効果)の影響で、
面会回数が多くなれば、
次第に好感度も
上がってしまいます。
ですので、
良くない関係を
断ち切るためにも。
接触頻度を意図的に
減らして下さい。
②ココロの
オープン度合をさげる
自分のプライベートのことは
一切話さない、
お天気会話に徹する、
ひたすら話の聞き役に回ってみる
③その方との近い将来を
想像してみる
その方との近い将来を
イメージしてみて、
今と変わらない
関係性ならば、
辛さ・苦しさは
軽減しないので、
関係性を終わらせることに
意識を向けて下さい

他人や世間に、
無理して自分を
合わせようと
努力してきた頑張り屋さん
なのですが、
そのままでは自分自身が
すり減って
辛くなっていくだけなので、
環境と人間関係を
変えてみると、
人生が変化し始めますよ。