
皆さんは何かしらの
事情があって、
禁欲状態に
なったことがありますか?
おそらく、
一番多いケースは、
減量して体重を落として、
ドレスや着物を
かっこよく着るような
場合あったん
じゃないでしょうか?
結婚式で、
もしくは、
パーティに招待されて、
タイトなドレスを着たい、
と思った時に、
今のままでは“アブラ”が
まわった身体では、
全く決まらないので、
開催当日に向けて、
体重を落とすために、
食べ物を制限したり、
運動負荷を
かけてみたりしたこと
ありませんか?
スポーツや
習い事の大会や
発表会があって、
本番に向けて身体を
絞っておくために、
食べ物の
栄養素バランスを
変えたり、
ジム通い頻度を
増やしたりしたこと
ありませんか?

資格試験や
入学試験の合格に向けて、
今までの時間の使い方を
変更して、何の気なしに
怠惰な時間を
過ごしていたルーティーンを
勉強する時間を
なるべく多く作り出すために、
食事する時間を削ったり、
睡眠時間を削ったり、
入浴する時間を
短縮したりして、
試験合格を
目指した経験は
ありませんか?
私自身、
禁欲した経験、
何度もあります。
上述のように、
体重を減らすために
食べ物を制限したり、
試験合格を目指して、
優先順位一番を
勉強することにして、
それ以外のものには
禁欲状態になり、
全身全霊を
かけて勉強したことが
あります。
皆さんはいかがでしょうか?
あてはまったケースは
ありましたか?

禁欲であることは、
一時的に必要な時が
ありますが、
ずっと禁欲状態が続くと
人間のココロに
どんな影響があるのか、
についてお話したいと思います。
まず、
上述した体重を落とすために、
食事制限をしていた
禁欲ケースは、
時にリバウンドに
なってしまうこともありますよね。
私も何度も経験しました。
やり始める前よりも身体が
食事制限によって、
枯渇していたので、
体重増加に
つながってしまった、
なんて経験、
皆さんもありませんか?
これと
同じようなケースとして、
アスリート時代は、
競技で良い結果を
出すために、
かなり食事制限して、
体重制限していましたが
現役引退した後、
禁欲になる必要が無くなって、
どんどん体型が
ふくよかになっていって
現役時代の面影もない、
という事例は
見たことあるんじゃない
でしょうか?

総じて言えば、
禁欲することは、
一時的に必要な時があるが、
あくまで一過性のものです。
その時期が終われば、
元に戻ることが
とても自然なことです。
過剰に厳しい禁欲を
自分自身に強いると、
そのつけとしての
リバウンドは強烈で、
防ぎ様がありません。
行き過ぎた禁欲は、
リバウンドを
暴発させてしまう、
というのが、
人間を動かす
エネルギーの法則
として言えます。
人間が持っている欲は、
うまく付き合えば、
とても機能的な
エンジンになってくれます。
うまく付き合えなければ、
人間を怪物に
変えてしまいます。
禁欲が必要な時があります。
目的を達成するために、
長期間、
禁欲状態になることは、
強烈なリバウンドの
煽りが来ることも
想定して
おかなければなりません。
この法則を知った上で、
ご自身が持っている
欲に対して、
上手にバランスを
取ることが大切です。