
東京都議会選挙戦の真っ最中です。
人の往来が多い駅に行けば、
時間を区切って
選挙カーが駅ターミナルに
横づけされて、
選挙演説が
絶え間なくされています。
政治政党って、
複数あって、
それぞれに
主張したい意見があって、
その意見が政党間で
真逆になったり、
部分的には合意するけど、
部分的には反対になる、
その都度、
過激舌戦になって
お互いに
理解し合えているようには、
とても思えないです。
しかし、
どの政党も
“日本国民を
不幸にするために
政治をやっている
訳ではなく、
幸せにしたい、
笑顔にしたい、
未来の子供達のために、
政治をやっているのに、
なぜ政党間で
真逆の意見になって
しまったりするのでしょうか?
この政治政党の図式と
まったく同じ図式が会社や
学校にあったり、
所属する
地域・共同体に
あったりもします。
そして、
それらに所属するのは
人間なのですから、
人間一個人の中にも、
真逆の意見を
持っている自分自身がいて、
自己矛盾が
起きることがあります。
身を置いている場によって、
意見が過激になったり、
面会する人によって、
意見がかわったりする
自分がいること、
通常、気が付かない内に
自己矛盾を
やってしまっています。

私が経験した実例としては、
私はサラリーマン時代に
残業200超時間/1か月で
働いていました。
この事例で、
4者4様
(身体・感情・思考・意思)の
意見があり、
何を基準に行動を決めるか、
によって意見が真逆になります。
身体の立場に立って見れば、
“200超時間なんて異常だぜ、
俺たちに負荷かけすぎだから、
止めろ”
と言われていたけど、
意思の立場は
“とにかく働け、
いろいろ言いたいことがあるのは、
理解できるけど働け”
といって、
身体の声を無視していました。
その他、
感情の声は、
“長時間働いている
俺はスーパーマンで
自己愛MAX、
かなり目立ってるねぇ、
顕示欲が満たされる”
と感じていましたが、
思考の声は、
“50時間以上残業したって、
給料は支払われないんだから、
止めとけ”
と考えていました
私という一個人の中で、
身体の声、
感情の声、
思考の声、
意思の声、
4者4様の意見な訳です。
それぞれを観察してみると、
真逆の立場になっていることも
確認できると思います。

それぞれに
特徴がありますので、
ご紹介しておきますね。
まず、
身体の声は、
心地いいのか、
それとも不快なのか、
について意見を持っています。
ただ、よく気が付いてもらえずに、
反乱(病気、体調不良)を
起こします。
次に感情の声は、
好きか、嫌いか、
について意見を持っています。
次に思考の声は、
損するか、得するか、
について意見を持っています。
そして最後に、
意思の声があります。
善性なのか、悪性なのか、
について意見を持っています。
優劣性の順番に並べてみると、
身体<感情<思考<意思、
という順番になります。
そして、隣合うもので、
全く真逆になるということに
注目して頂きたいんです。
私の実例を再度みてみると、
身体は
“負荷かけすぎ、だから止めろ”
と言っていた、
感情は
“かなり目立ってる、
顕示欲満たされる”
と言っていた
思考は
“給料支払われないんだから、
止めとけ”
と言っていた
意思は
“とにかく働け”
と言っていた
優劣性で考えると、
意思が一番優性なので、
その声が
私全体に響き渡って、
200超時間/1か月、
働けたが身体から反乱を受けて、
原因不明の全身激痛になり、
強制終了となってしまいました。

人間一個人で、
4層
(意思、思考、感情、身体)
あって、
各層を行ったり来たりして、
その時に何を優先したかによって、
意見が変化します
一個人の中でも、
一瞬の内に
これだけ変化する訳ですから、
周囲の他人も合わさってくると、
身体の声を優位に
生きている人
と
感情の声を優位に
生きている人
では、
真逆になってしまいますし、
思考と意思についても
同じことが言えます。
この状態が一瞬にして
入れ替わったりするので、
なかなか
意見が一致することは、
困難だと思います。