個性が活かされるためには・・

先日、

ブログを書かせて頂いた、

 

“なぜ同じ目的なのに、

いがみ合う?”

2025.6.21で、

 

 

 

人間には、

意思>思考>感情>身体

 

でそれぞれのパートは

それぞれ、

 

 

善性か悪性か、

損するか得するか、

好きか嫌いか、

心地よいか不快か、

 

 

を判断基準にしていて、

 

 

人によって、

場所によって、

面会する人によって、

集団によって、

 

 

優先されるものが違います。

 

 

いつも思考優位で、

 

金銭的、

時間的、

体力的に

 

得をするか、

損するかで

生きている人

 

 

 

いつも感情優位で、

 

義理や情、

筋を通す、

を大切にしている人

 

 

 

では、

意見の一致はせず、

 

真逆の意見になることも

珍しくありません。

 

 

 

それに加えて、

 

 

人間の志向性として、

 

 

資本主義の影響で、

論理的、理性的、

 

唯物論者で、

生産性と結果を

 

大切にする

左脳優位の人

 

 

直感と閃き、

感覚となんとなくを

 

丁寧に扱って、

記憶情報に頼らず、

 

今ココでの気付きを

最も大切にしている

 

右脳優位の人

 

では、

 

そもそも話が

通じ合いません。

 

 

話が通じないと

相手が悪い、

 

自分が正しいと

思ってしまって、

 

議論するより

論破しようとするのが、

 

正義中毒に侵された

一般的な人間が

 

やってしまう行動です。

 

 

 

 

以前に

投稿させて頂いた時には、

 

『正義中毒』

中野信子著より引用して、

 

 

なぜ

正義中毒が起きるのか

 

脳科学的説明と

私が心理学的な

 

説明を付け加えました。

 

 

 

 

 

令和の世において、

人間が多く関わる集団で、

 

大切にしようと

試みているのが、

 

“多様性の尊重”

 

であると思います。

 

 

 

特に、

SDG

(持続可能な開発目標)

 

 

「誰一人取り残さない」

 

という

理念を掲げており、

 

多様性の尊重は

SDGs達成の根幹を

 

なす重要な概念です。

 

 

多様性を受け入れる

社会の実現は、

 

SDGsの目標達成に

不可欠だ、と

 

言われています。

 

 

 

 

 

でも、実際には、

上記でお示しした様に、

 

人によって

大切にしている

 

行動基準が違って、

 

尚且つ、

 

 

 

左脳的なのか、

右脳的なのか、

 

 

でも意見が

理解できなかったりするので、

 

 

 

“多様性の尊重なんて、

本当にできるのか、

体裁がいいことだけ

言っておいて、

不可能なんじゃね!”

 

と思うかもしれませんね。

 

 

 

 

この多様性の尊重とは、

多くの人に会って、

 

それぞれが大切にしている

価値観を認め合って、

 

お山の大将的なリーダー

ではなく、

 

様々な種類の

多様性を持った

 

人間の良い点を

活かすことが出来て、

 

面会した他人達の

ほとんどが

 

理解してもらえたと

思ってもらえる状況を

 

作り出すことを指しています

 

 

 

会社組織で

人財を管理する立場の

人達や様々なお客様

 

 

協力業者に面会して、

意図している方向性に

 

動いてもらうには、

絶対に必要になってくる

 

能力であると思います。

 

 

 

では、

 

 

この“多様性の尊重”が

出来るためには、

 

という疑問があると

思いますが、

 

 

 

それは、

あなたが人前では

 

絶対にやってはいけないと

思って禁止している行為を、

 

あなたの前で

堂々とやっている

 

他人を理解しよう

することです。

 

 

 

そして、

 

 

“一般的とか、常識とか、

普通は”という言葉を

 

 

よく使う人達と距離をおいて、

捕らわれの箱の外に

 

飛び出してみようと

心掛けてみることです。

 

 

 

自分自身で

認めていない部分があると、

 

必ず、他人が鏡になって、

あなたに見せつけてくれます。

 

 

ですから、多様性の尊重、

受け入れるためには、

 

自分自身を受け入れる幅を

広くしていくしかありません。

 

 

 

 

これをやっていく工程は、

とてもしんどいし、

 

苦しいと思います。

 

 

 

 

一朝一夕に身につく

能力ではありません。

 

 

 

 

 

何度も何度も、

失敗して自分を

 

責めるかもしれませんが、

多様性の尊重が出来て、

 

関わった人達皆が

理解してもらえたと思って、

 

協力したいと

申し出てくれるリーダー像

 

近づくためには、

必要なプロセスだと思います。