被害者意識を持つと・・・

本日は

被害者意識について、

お話したいと思いますが、

 

 

 

 

 

今現在、

事件や事故、

 

病気や障害で

苦しんでいらっしゃる方は

 

除きます。

 

 

 

 

そうではなくて、

 

心理的に

“被害者”意識持ち、

 

実生活で様々なメリットを

得るために、

 

自分自身の人生の

ストーリーを辛く、

 

苦しいものにしていく

人達に知って頂きたい

 

内容です。

 

 

 

 

私が

心理カウンセラーになるために、

 

いろいろな養成講座に

通っていた時、

 

志高くもって

 

 

“今のままでは、

全くよくないから

 

ココロの問題に

向き合って、

 

苦しいかもしれないけど、

絶対に人生

 

変えるんだ”

 

 

という人は、

稀ですがいました。

 

 

 

 

 

 

ただ、ある一定の割合で、

 

“私はつらい、

苦しい経験を

 

沢山してきたんだから、

もういいでしょう。

 

私を人気

心理カウンセラーにしてよ。”

 

 

 

 

という感じで、

自ら変わろうとする訳でなく、

 

周囲の他人に

変化することを期待する、

 

自分が持っているものを

断捨離せずに、

 

知識、情報を

習得するだけで、

 

何も変化しない

人達がいました。

 

 

 

 

このような方々の

前提として、

 

 

“私は可哀そうな人”、

“私は弱者である”、

 

 

という都合のいい

ポジションに

 

居続けようとする

人達がいます。

 

 

 

 

このような人達は、

 

 

“私はひどい家庭環境で

育ったから、

自己否定をしてしまう

可哀そうな人なんだ”

 

 

とか、

 

 

“毒親育ちなので、

対人コミュニケーションが苦手、

だから私は被害者なんだ”

 

 

というように、

 

被害者アピール、

弱者アピール

 

 

を親しくなってくると、

やたらとやってくる

 

人がいます。

 

 

なぜ、

わざわざ

 

アピールをするのか?

という疑問が

 

湧いてくると思います。

 

 

 

これは、

 

被害者であること、

弱者であることで、

 

メリット(利得)

得ているから、

 

このポジションに

居続ける訳です。

 

 

 

 

では、

メリットとは

 

どのような物が

あるのでしょうか?

 

 

 

①被害者、

弱者であれば、

相手を黙らせることが

出来る

 

アピールすることで、

マウンティングすることが出来る

 

②被害者、弱者、

不幸、無力であれば、

責任を取らなくて済む

 

“私に責任を取らせないで、

大目にみてよ、

だって、私は被害者よ”

っていうメリットです。

 

嫌なことは全て

他人のせいにできる訳です。

 

③被害者、弱者であれば、

周囲の他人達から

優しく関わってもらえる

 

④被害者、弱者であれば、

特別扱いをしてもらえると

期待できる

 

⑤被害者で

不幸を見せ続けることで

復讐し続けることができる

 

 

例えば、

親子間で問題があって、

 

子供が親に攻撃するために、

学力よりかなり下の

 

学校に通う、

 

有名大学を卒業して、

親に復讐するために、

 

ニートをするなどです。

 

 

⑥被害者で

不幸でいることで、

親とつながり

続けることができる

 

 

 

親から褒められることは

一切なかったが、

親から受けた仕打ちで

 

 

 

“私はこんなに不幸でいる、

私はこんなに苦しい思いを

している”

 

 

 

とずっと頭の中の

イメージを親に

 

支配されている状態。

 

それは、

ネガティブ方向で

 

親とつながり

続けているということです。

 

 

 

 

このような被害者意識を

持ち続けていると

 

その方の

人生はどうなるか?

 

 

 

 

自らの人生、

自らで

 

切り開いていこうとは

一切思えず、

 

 

“どうせ、

私は毒親育ちだから・・・”

 

 

とか、

 

 

“どうせ、

私は愛着障害だから・・・”

 

 

とか、

 

 

“どうせ、

私は何をやってもできない”、

 

 

などことある毎に、

自分や周囲の他人に対して、

 

さも正当なような

言い訳をし続けて、

 

自分自身では

人生を変えるために、

 

何も行動をおこさないのに、

周囲の他人達に

 

“被害者アピール”

することで、

 

“私好みにみんな変わって!”

という意図を持って

 

関わってきます。

 

ですので、自分の人生を

思う様に生きることが

 

出来ません。

 

 

 

 

では、

どのようにして、

 

被害者意識の

状態から抜け出すのか?

 

 

 

 

 

①自分の人生の主役は

自分であるという意識をもつ

 

 

 

自分の人生は

自分の意識の持ち方で

 

いかようにも変えることが

出来る、

 

ただ、その責任者は

自分自身である、

 

他人に期待するような

能動的な生き方ではなく、

 

主体的に生きる意識を

持つことが大切

 

 

②恨みや怒りで

繋がっている関係性を止める

 

 

 

上述した

子供が親に対する

 

復讐のように、

怒りの感情を持っていると、

 

周囲の他人達に投影を起こして、

トラブルが絶えないので、

 

怒りを持ち続けることを

止めましょう。

 

抱えたままだと、

不眠やうつに

 

なりかねないですからね。