何を映し出している?

今までの

私のブログ記事で、

 

投影について

部分的に説明したものを

 

投稿させて頂きました。

 

 

 

 

本日は、

投影について少し厚めに

 

詳細に投稿したいと

思います。

 

 

投影についてですが、

ココロの世界であれば

 

当たり前のように

使われる言葉ですが、

 

投影

(とうえい、projectionとは、

心理学の用語で、

 

自分の感情や欲求、

考えを、

 

無意識のうちに

他者のものとして

 

認識してしまう現象のことです。

 

 

 

簡単に言うと、

自分の嫌な部分や

 

認めたくない部分を、

相手に押し付けて

 

しまうことです。

 

 

 

 

投影は、

自分の感情や欲求を

 

認めたくない、

受け入れられないという

 

心理的な防衛機制の

一つとして働きます。

 

 

 

 

自分の欠点や弱点を

認めることは、

 

時に苦痛を伴うため、

無意識のうちに

 

それを他者に

押し付けることで、

 

自己を正当化し、

心理的な安定を

 

保とうとするのです。

 

 

 

それでは、

投影の種類を紹介します。

 

 

①自分=相手を感じる

 

 

自分のことが嫌いだから、

周囲の他人から

 

嫌われていると感じる、

自分が相手に怒っているので、

 

相手が自分に対して、

怒っていると感じる、

 

どうせみんな裏切ると

思っているので、

 

友人やパートナーを

信じられない、などです。

 

 

②抑圧(禁止・封印)

している表れ

 

 

集団の中で、

目立っている人を見ると

イライラする、モヤモヤする

 

 

“自分も集団で目立ちたい、

人気者になりたい、

中心人物になりたい”

、と思っていることを

抑圧しているからです

 

 

 

他人がくつろいでいる、

ダラーッってしているのを

見るとザワザワする、

ムカつく

 

 

自分もくつろぎたい、

ダラーッとしたい欲求を

抑圧しているからです。

 

 

 

 

 

女の子らしい

可愛い服装を

着ている子を

見ると凄くザワつく

 

 

自分もオシャレ大好きな

女の子らしく楽しみたい

欲求を抑圧しているからです。

 

 

③幼少期の親、

兄弟、友人を見ている

 

 

躾が厳しく、

批判的だった父親、

 

母親を上司、

先輩に投影する、

 

全く別人にも関わらず、

かつての父親、母親から

 

感じていた恐怖、

不安を上司、

 

先輩から感じたり、

現実には上司や会社に

 

対してだけど、

イメージの中にいる

 

父親、母親に承認されたいと

思って過剰に頑張ってしまう

 

 

 

かつて、

親身になってくれなかった

 

父親、母親を

彼氏、彼女に投影して、

 

 

“もっと私をみて”

とか、

 

“もっと私を守って、かばって”

と思う

 

 

病気がちで病床に

伏していた

 

親・兄弟姉妹を

周囲にいる

 

体調がわるそうな人

投影して、

 

ずっと心配をして、

お世話役をする

 

 

④自分のコンプレックスを重ねる

 

 

自分が学歴で

損をしたと思っているので、

 

子供の進学には

とてもこだわる、

 

愛情を一杯の環境で

生活したかったのに、

 

叶わなかったので、

目の前の人を溺愛して、

 

甘やかした結果、

依存体質にして、

 

弱らせてしまった、

自分自身の敗北感や惨めさを

 

みたくないから、

キラキラな世界に

 

自分を投影する、

いっぱい傷ついてきたから

 

他人を傷つける

加害者に無性に腹が立つ

 

 

⑤投影される側になる

場合がある

 

 

 

事実を言っただけなのに、

なぜか

 

マウンティングだと思われた、

 

“検診で身長測ったら、

伸びてたんだよね”

 

と言っただけなのに、

複雑な表情をされた、

 

別に好きじゃないのに、

“僕の事好きでしょ”って

 

勘違いされた、

何もしていないのに、

 

なぜか嫌われる、

恋人に常に安心が

 

出来る状態を求められる、

お母さん役を求められる

 

 

投影している

自分に気付けると、

 

自分の内側に気付くことに

役に立ちますし、

 

現実を歪曲せずに、

見ることにも役に立ちます

 

 

 


投影に気付いたら

下記の方法を

試してみて下さい

 

 

相手を疑うより

自分の内面をチェック

 

 

“自分が

嫌われていると感じるのは、

自分が自分を

嫌っていないか”

 

 

とか、

 

 

“何度も何度も

同じような人をみて、

イライラ、ザワザワするのは、

自分自身に対して

禁止していることはないか”

 

 

とか、

 

 

“いつも恋愛が

長続きしないのは

親や過去の自分を

重ね合わせていないか”

 

 

など、

チェックしてみて下さい。

 

 

 

相手を見ているようで、

かつての親や過去の自分を

 

現在の世界に

映し出していないか

 

少し立ち止まって

投影を確認して見て下さい。