いい人・いい顔がやめられない

皆さんは会社、

学校、コミュニティで

 

周囲の他人から

どんな評価を

受けていますか?

 

 

 

頭の回転がはやい人、

世話好きな人、

寡黙な人、

影がありそうな人

 

 

 

など、

 

いろいろと形容する

言葉はあると思いますが、

 

 

 

多くの人は

 

“献身的で、いい人”

 

という評価を

周囲の他人から

 

受けているん

じゃないでしょうか?

 

 

 

 

今日はこのいい人について、

お話したいと思います。

 

 

では、

 

このような

 

いい人・いい顔を

してしまう人の特徴としては

 

 

 

 

・いつも他人に合わせてしまう

 

 

・本当はイヤなのに、

頼まれごとを断れない

 

 

・友達は多ければ、

多い程いいと思っている

 

 

・周囲の他人皆に

受け入れられたい

 

 

・たったひとりの人に

嫌われただけで

激しく落ち込んでしまう

 

 

・いつも“利他”の精神で

行動しているが、

いつの間にか利用されている

 

 

・親しい人にさえ

愚痴が言えない、

本音が言えない

 

 

・自分の好き、欲しいなど

の本当の気持ちがわからない

 

 

・自己肯定感が低い、

自己否定が強い、

劣等感を持っている

 

 

・ひとのために

自己犠牲を払いやすい

 

 

・他人と親密になることが怖い

 

 

 

いかがでしょうか?

 

いい人・いい顔を

してしまっていませんか?

 

 

強烈な自己否定から

自分の事が嫌いで、

 

他人とのコミュニケーションも

本当は嫌なんだけど、

 

“いい人・いい顔”

 

 

をしている時だけは、

自分が抱えている

 

欠乏感がなくなったように

感じられて、

 

周囲から

承認・賞賛されるので

 

無意識の内に

“いい人・いい顔”

 

を習得してしまっている人が

多いと思います。

 

 

 

では、

このいい人・いい顔をしている

 

どのような問題が

発生するのか、

 

 

についてですが、

大前提として、

 

 

自分は嫌われる人間だと

思い込みを持っていて、

 

 

 

“何かが出来ている時は

周囲の他人に

 

認められるけど、

なにも出来ていない

 

私は存在価値がない”

 

 

 

 

という思い込みも持っていて、

この“何かが出来る”の部分に

 

あてはまるのが、

“いい人・いい顔”でいること

 

になります。

 

 

 

 

 

常に、

不安・恐怖を持っていますが、

 

抑圧して周囲の他人全てに

好かれようとして、

 

自分の黒い部分であると

思い込んでいる

 

愚痴や本音を話すことが

出来ません。

 

 

 

 

 

 

そして、

 

常に過剰な“利他”の

精神を持って、

 

過剰に自己犠牲をするので、

ずる賢い奴らに

 

うまく利用されてしまいます。

 

 

 

その“利他”の動機付けは

もともと自分の中にある

 

空虚感、欠乏感、

不安、恐怖があって、

 

そのネガティブな感覚を

感じたくないから、

 

周囲の他人のお役に立つように

努力して、

 

承認・賞賛されていれば

安心安全を感じることが

 

出来るので、

体得してしまう訳です。

 

 

 

 

さらに、“いい人・いい顔”を

している最中に

 

感じる理不尽な感情は

その場で表現されることは

 

絶対になく、

身体に蓄積されてしまいます。

 

 

 

 

特に、

怒りや憎しみは

 

自分の本意ではない

タイミングで大爆発を

 

起こしてしまうので、

注意が必要です。

 

 

 

 

では、

 

“いい人・いい顔”を

やめるためには、

どのようにすればよいか、

 

 

 

 

周囲の他人に嫌われないこと、

認められること、

賞賛されること、

 

 

などが

 

全ての行動基本に

なってしまっているので、

 

自分の人生の主役は

自分自身である認識と

 

覚悟を持ってください。

 

 

 

そして、

 

嫌われない様に努力している、

もともとの動機付けが

 

上述したように、

自分の中にある、

 

空虚感、

欠乏感、

不安、

恐怖

 

 

なので、

 

これらのネガティブ感情に

しっかりと向き合うことが

大切です。

 

 

 

自分の過去を振り返って、

幼少期、

 

“誰に嫌われることが

怖かったのか!?”

 

とか、

 

“誰の期待に応えようと

思っていたのか!?”

 

 

など、

掘り下げてみてください。

 

あなたのことを

良い所も悪い所も含めて、

 

ありのままにあなたを

認めてくれる友達は

 

多くはないですが、

少数いますので、

 

今までの友人関係を

整理してみることも

 

お薦めします。