白黒思考はバランス崩すよ

ココロの世界の

読み物を読まれたり、

 

私のブログを

読んでいただくと

 

よく出てくる言葉は

白黒思考(しろくろしこう)

です。

 

 

 

 

 

 

白黒思考は

 

真面目で、

愚直で、

一生懸命な方

 

 

に多くて、

 

物事を二極化して捉え、

 

 

白か黒か、

良いか悪いか、

成功か失敗か

 

 

といったように、

極端な2つの選択肢だけで

 

判断する

思考パターンを指します。

 

中間や曖昧な状態を

認めません。

 

 

この思考パターンは、

完璧主義や

 

自己肯定感の低さ、

対人関係の難しさなど、

 

様々な問題を

引き起こす可能性があります。

 

 

 

 

常に、

不安と恐怖を感じていて、

 

その不安と恐怖を

感じることが怖すぎて、

 

過剰に警戒心が

強くなっている自己防衛が

 

白黒思考です。

 

 

 

 

どちらかでないと

心理的にザワザワする、

 

どちらかでないと

すごく不安でたまらない、

 

どちらかでないと

居心地が悪い、

 

 

して

 

 

どちらかでないと

命の危機にさらされて

しまう

 

思ってしまいます。

 

 

ですので、

 

警戒心が強く、

防御ばかりを

 

やっていると、

どんどん保守的に

 

なってしまい、

保身になっていくことで、

 

目の前に発生する

自然な現実を

 

把握出来なくなって

しまいます。

 

 

私もサラリーマン時代は

白黒思考で、

 

人間関係に苦しんで、

自分自身の

 

理想と現実のギャップに

失望したこともありました。

 

 

 

 

 

それでは、

 

白黒思考を

持っている人の特徴として、

 

 

 

・“失敗すればすべてを失う”と思う、

100%できなければダメ、

“絶対”“全部”“みんな”

という単語をよく使う、

 

 

 

・両極を行ったり来たりするので、

ココロが揺れやすい 

 

いい私⇔悪い私、

素晴らしい私⇔無価値な私 

依存⇔孤独 

強い自己愛⇔自己否定感 

好き⇔もう嫌われた、信用できない

 

 

 

 

・〇×の判断を

行き来して思考が忙しい、

我慢するか、

激怒するかの選択しかないので、

他人との折り合い、

和解が苦手

 

 

 

・確実に愛されること、

確実に安心を求めますが、

現実的には不可能であり、

不確実だと不安・恐怖や

怒りを持ってしまう

 

 

 

・『失敗しそう』と感じること

自体がとても怖くて、

だから、何もしない、

本気にならない、

まだやらないを続けて後悔したり、

逆に、死に物狂いで

禁欲的になって、

取りつかれたように

行動しまくることもあります。

 

 

 

 

・できない自分が許せない

 

 

 

 

・物事のあいまいな状況、

複雑な感情は

とてもストレスフル

 

 

 

人間関係において、

どちらかが正しいということ、

 

つまり正しい答えが

あるわけではなく、

 

お互いに心地よい状態、

あいまいな状態が

 

あると思います。

 

 

 

ただ、

 

白黒思考の人に

とってみれば、

 

正しいか、

間違っているか、

 

で価値判断を

してしまいガチなので、

 

少し緩めていく

必要があります。

 

 

 

価値判断が両極しかなく、

従って選択肢も2つしかない、

としか考えられないので、

ココロが擦り減ってしまう

 

認知のゆがみです。

 

 

 

 

では、どのようにして、

 

白黒思考を獲得したのか、

幼少期の親との関係性で

 

 

・喜怒哀楽が激しい親だった

 

 

・支配的な親で、躾が厳しく、

極端な価値判断を

よく聞かされていた 

 

『できない子はよくない人間』

『大学卒業してなければ

生きている資格ない』

『幸せになる前提は

お金持ちになることだ』

 

 

・親に振り向いて欲しかった、

もっと褒めて欲しかった

 

 

・進捗状況、過程ではなく、

結果しか評価されなかった

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

幼少期に獲得してしまった

思考のクセですので、

 

改善することが出来ます。

 

 

・まず、自分自身で

両極端な白黒思考を持っていること、

それによって苦しみが

発生していることに気づく

 

 

・どちらか両極に

焦点を絞るのではなく、

自分の好き、

欲しいに意識を当ててみる

 

 

・白黒思考を

作り出している不安や恐怖を

深く見てみる、

 

何を恐れているか?

その不安や恐怖は

どこから来ているのか?

 

 

・自分にあいまいな言葉を

投げかけてみる、

 

っちでもいいよ、

どっちでもありだよ

 

 

 

白黒思考は役立つ場面、

役立つ職業もあります。

 

 

 

ただ、人間関係において、

白黒思考に

 

囚われてしまいますと、

ココロが病んでしまいます。

 

 

 

ですので、

両極だけではなく、

 

中間のグレー領域、

例外に気づくことで

 

緩めていくことで

人生が彩豊かに

 

なっていきます。