こどもの頃にこどもで居られなかった

みなさんの周囲に

弱音を吐かずに、

 

責任感を強く持って、

他人に甘えず

 

仕事を成し遂げてしまう人、

いませんか?

 

 

 

 

もしくは、

 

他人の気持ちを

優先するために、

 

自分の気持ちを我慢する、

わがままをいわない、

 

他人に頼らない人

いませんか?

 

 

 

 

上記のような人は、

会社組織やコミュニティでは、

 

ちゃんとしている人、

出来る人、

 

良い人と

周囲の同僚からは思われて、

 

信頼されたり、

重宝がられたりします。

 

 

 

可哀そうな立場の人には、

過度に共感的、

 

同情的で、

面倒見がいい人です。

 

 

 

 

このような傾向を

もっている人って、

表題に書いている

 

 

“こどもの頃に

こどもで居られなかった”

 

 

ことを経験している人で

ある可能性が高いです。

 

 

特徴としては、

 

 

・他人に“責められた”と感じる

 

他人からアドバイスされたり、

小さな誤植を

 

指摘されただけなのに、

すごく責められた、

 

怒られたと受け取ってしまう。

 

 

 

こどもの頃、

親との精神的、

 

物理的な距離が近くて、

事あるごとに叱られていた、

 

厳しく躾けられたので、

周囲の他人の

 

ほんのちょっとした動作に

過敏になってしまう

 

 

 

・“他人を満足させなければ”と

焦ってしまう

 

 

自分の感情よりも

他人の感情で、

 

こどもの頃、

母親が自分の感情を

 

自分でケアできない人で

あったので、

 

母親の愚痴、

ガティブ感情のゴミ箱役を

 

することで、

母親の感情ケアの役に立って、

 

居場所を得ていた経験から

作り上げた思い込みです。

 

 

 

・“誰も本当の私を知らない”

思うとむなしい、

自己否定、

承認欲求が膨らむ

 

 

こどもの頃、

両親から関心を示されなかった、

 

テストでよい点を取った時だけ

振り向いてくれた、

 

お手伝いをするよい子の時だけ、

親は機嫌がよかった、

 

このような経験を通じて、

よい子、気が利く子の

 

仮面をつけて、

知らない間に外せなくなってしまって、

 

作り上げた自分と

本当の自分の格差に

 

失望してしまいますが、

止める勇気がありません。

 

 

 

・『母親にとって合格か否か』が

判断基準、人間関係、仕事、

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こどもの頃、

母親が病気がちで、

 

一生懸命に

母親の看病をしていた、

 

もしくは、

 

非常に過干渉な親で、

ほぼすべての行動を

 

管理されて、

精神的に

 

支配されてしまっていた、

 

上記に4つ特徴を

列挙しましたが、

 

 

共通して言えるのは、

こどもの頃、

 

すでに自分の気持ちや

意見を我慢することで、

 

親や周囲の関心を

自分に向けさせたかった、

 

親や周囲の他人に囲まれた中で、

安心安全を感じて生きたかった。

 

 

そのために、

 

よい子、気の利く子の演技が

上手になって、

 

どんな理不尽だと

思われることでも、

 

我慢ができるように

なってきた訳です。

 

 

 

過度な自己犠牲と

奉仕精神をもって、

 

周囲の他人の

お世話をすることで、

 

自分自身の存在価値を

見出していませんか?

 

 

そして、

甘えている人や

 

のびのびしている人を

見るとイライラしませんか?

 

 

 

こどもの頃にこどもで

居られなかった

 

ご自身に気づくだけでも、

かなり楽に生きられますよ。

 

 

 

 

 

親から認められている、

愛されていることを

 

ずっと感じていたかった、

母親の看病をすることで、

 

感情のゴミ箱役をすることで、

自分の居場所を

 

見つけて安心したかった、

よい子、気の利く子でなければ、

 

存在価値がない、

嫌われると思い込んでいて、

 

こどもでいることが

出来なかった訳です。

 

 

 

当時、感じていた

本当の感情は身体に

 

未完了の感情として、

溜まっているので

 

感情表現をする機会を

与えてあげてください。

 

 

本当はもっと話を聞いて

欲しかったなぁ、悲しかったな

 

 

本当はもっと甘えたかった

 

 

本当は怖くて、泣きたかった

 

 

すごいね、えらいねって

言って欲しかった

 

 

 

 

身体の中に

なんとなく残っている

 

未完了の感情に

気づいてあげて、

 

表現する機会を

与えてあげることで、

 

ンタルレベルが

かなり安定しますよ。