
いつも生き苦しさを
感じている人がいます。
いつもでなくても
周期的生きづらさ、
苦しさを感じている
人もいます。
皆さんの周囲にも
いらっしゃいますか?
おそらく、みなさんも
“毎日ハッピーデイ、
お悩みなんかない!”
ではなく、
自分が持っている
理想と現実の
ギャップに苦しんだり、
職場やコミュニティの
人間関係でなんか合わないと
感じたり、ザワザワすると
感じたりしている
かもしれません。
子育て中のお母さんならば、
ママ友の間で
孤独を感じたり、
必要以上に関わりたくないと
感じているかもしれませんね。
今日は人間が精神的に
苦しさを感じている時、
どのような状態に
なっているかについて、
お話したいと思います。

では、
どのような状態になっていると、
精神的に苦しさを感じるのか、
①感情を麻痺させている時
怒らないというより怒れない、
一切泣けないもしくは
突然涙があふれてくる、
自分の感情が
どのようであるか、
わからない
楽しくない、悲しくない、
笑顔がぎこちない、
現実を生きている
感じがあまりない、
などが特徴的です
感情を感じていない場合、
そもそも感情を
感じていない場合
と
感情は感じているけど、
それを表現できない場合の
2種類があります。
“男の子は泣いてはだめ!”とか、
“女の子が怒るなんてはしたない”
などで、
怒りや悲しみなどの
部分的に感情を
禁止されたことによって、
麻痺させている状態です。

②継続的に人の期待に
応えよう、と思っている時
私がやってあげないと、
と駆り立てられる、
他人に甘えない、
頼らない、
違和感を持ちながら
その環境に身を置き、
付き合いを続ける、
“この人はどんなことを
言えば喜ぶか”
を常に考えている、
自分の悩みや欲求は出さない、
いつも“大丈夫です”が
口癖で、
作り笑顔で周囲に対応する
焦点がいつも他人に向いていて、
他人軸で行動してしまう。
確かに利他的であることは
尊いことですが、
過剰な自己犠牲を基に、
周囲の他人のために
尽力をする、
自分のことは差し置いて、
他人のことを
最優先してしまう状態です。

③自分が傷つかないことが
最優先になっている時
自分を守ることが
最優先で
何かを変えるために
行動しない、
口癖は
“どうせ無理”
“めんどくさい”
“意味ないから”
になっている
嫌な思いをするのが
死ぬほど怖いでも
本当は挑戦したい未来がある、
自分で努力して
手に入れるのではなく、
不足感を人間関係や物品、
依存によって補う、
自分を守ることを優先して
防御のために逃げる
傾向になっているので、
いつの間にか望まない
現実になってしまっている
状態です。

④変えられないものを
変えようとしている時
周囲の他人を自分が
思うままに変えようとしている、
持って生まれた
性格(人格)体質、
背格好を変えようとする、
過ぎ去ったこと変えようとする、
どうしても積み重ねや
段階が必要なことを
一足飛びに手に入れようとする、
ココロの世界で
よく言われている言葉で、
“過去と他人は変えられない”
という言葉があります。
変えられないものや
動かないものを
変化させようとすれば、
自分が擦り減ってしまいます。
すごく苦しさを
感じると思います。
ですので、
ココロの世界では、
このような場合、
“受け入れよう、
いかに付き合っていくか”
に焦点が当てられます。
今現在、
生き苦しさを感じている人は
自分の内面に意識を向けて、
各項目をチェックしてみて下さい。

一番苦しいのは、
自覚がなく、
理由がわからないまま、
自分や人生が
嫌になってしまうことです。
あまりに苦しくて、
それを紛らわすために
自暴自棄になってしまったり、
何か
(人間関係、アルコールなど)に
依存してしまうかもしれません。
まずは今の自分の状態を
知ることが最も重要、
周囲の他人と同じでなくてもいい、
あなたはあなたです。
自分で
価値判断してしまえば、
恥ずべき現状であっても、
その価値判断は
絶対的な指標ではないので、
罪悪感や恥を感じる
必要はありません。
いっぱい傷ついたココロがあっても、
一生懸命に耐え抜いてきた、
でももう無理する
必要はありません。
ありのままの自分を認めて、
自分を理解して、
大切にしてあげてください。