完璧主義

あなたの周囲の他人に

完璧主義の人いますか?

 

 

もしくはあなた自身が

完璧主義ですか?

 

 

 

自分を変えるために、

行動をしないといけない

のはわかっているけど、

 

 

“お金が〇×万円たまったら”

 

とか、

 

“資格試験に合格したら”

 

とか、

 

“準備が整ったら”

 

とか、

 

 

様々な言い訳をしてしまって、

完璧主義の先延ばし

 

肝心な行動を起こさない人、

見かけたことありませんか?

 

 

 

・綺麗で丁寧で

正しくなければならないと思う

 

 

・些細なことが

気になって仕方ない

 

 

・ミスがあってはならないと思う

 

 

100%出来なければ、やらない

 

 

・ちょっとでもできない所が

あると『もっとできたのに』と

思ってしまう

 

 

準備が完璧に

整った状態でないと、

アクションを起こさない人、

 

 

行動すること自体を

先延ばしにしてしまう人、

 

 

完璧主義の先延ばし

 

 

結構いますよね。

 

 

完璧主義はしんどいし、

苦しいですよね。

 

 

低評価や

失敗への恐怖心が

 

尋常じゃないので、

進むのが遅い訳です。

 

 

 

認めてもらいたくて

余計な力がはいったり、

 

うまくいく保証なしでは

そもそも動かなかったりします。

 

 

 

 

完璧を目指して努力することは

決して悪いことではありませんが、

 

概して、

完璧主義の悪い面は

 

ほんの少し出来ていないところ、

全体から見ればほんの数%に

 

意識が向かっていて、

出来ている99%には

 

意識が向かいません。

 

 

それで、

 

その数%が出来ていない

自分自身を

 

責め立ててしまって、

自己反省会が

 

止められなくなってしまう

ことがよくありません。

 

 

では、

 

なぜ完璧主義者に

なってしまうのか、

 

という疑問が浮かんでくると

思いますが、

 

 

 

 

幼少期に生育環境で、

養育者(主に両親)が

 

躾に厳しくて、

何かにつけて小言を

 

言われ続けた、

 

テストで90点であっても、

90%得点したことよりも、

 

“なぜ、あと10点を

取れなかったの!?”

 

 

 

とずっとお説教されたり、

近所の人にあった時の

 

挨拶の仕方や

お辞儀の仕方、

立ち振る舞い所作について、

 

 

その都度注意されて

直されてきた、

 

 

こどもが挑戦した勇気

よりも

結果が完璧かどうか

 

のみで判断してしまう

親であった、

 

親が出した条件を

クリアすることが

 

出来なかった時、

罰を与えられることが

 

常であった、

これ以外にも

 

親の過干渉、

過度な期待、

兄弟姉妹との比較、

親自身が完璧主義者、

 

 

などが原因として

挙げられます。

 

 

 

完璧主義だからこそ、

行動に移せず

 

先延ばしにしている方の中で、

自分のことを

 

 

“だめだなぁ、怠け者だなぁ”

と思ったり、

 

“周囲の他人は

もう取り掛かっているのに”

 

と考えたりしてしまうと

思います。

 

 

これは、

 

自分自身の中に

自分の理想像があって、

 

何でもできる、

かっこいい自分が

 

イメージとしてある

と思います。

 

 

そして、

 

この理想像でなければ

自分自身を許せない、

 

認められない、

ということが通常設定に

 

なっていないでしょうか?

 

 

 

 

様々な場面に登場する

自分自身の中で、

 

絶対に他人を前にした時に

前面に出さない

 

自分自身がいると思います。

 

 

 

 

失敗してしまう自分、

間違ってしまう自分、

取り掛かりが遅い自分、

能力が低い自分、

もの覚えが悪い自分、

自分勝手な自分、

一歩踏み出さない自分

 

 

 

 

などで、

 

絶対に前面に

登場することはなく、

 

理想の自分じゃないとダメだ、

と思い込んで、

 

自分の中に人前で使う

自分とひたすら隠し続ける

 

自分ができてしまいます。

 

この格差が辛さ、

苦しさの原因です。

 

 

 

ですから、

改善する方向性としては、

 

まず大前提としては、

何が出来ても出来なくても

 

あなたの存在価値は変わらず、

尊いものである、

 

ということです。

 

 

 

その上で、

自分自身に向かって、

 

今まで否定し続けてきた、

人前では絶対に出さなかった

 

自分に気付いて

あげてください。

 

 

 

自己理解をした上で、

 

自己受容をして

あげてください。

 

 

 

 

そして、

 

今までに

あまり目を向けてこなかった、

 

出来ている自分が

いることに気付いて、

 

認めてあげてください。

 

 

出来ていない数%に

意識が向きがちですが、

 

出来ている自分を

褒めてあげてください。