自分軸と他人軸

皆さん、

自分軸と対比した

 

他人軸という言葉

聞いたことあるん

 

じゃないでしょうか?

 

 

 

心理学関連読み物で

出版されていたり、

 

女性ファッション誌の

紙面で特集が

 

組まれていたりするほど

関心が高いトピックだ

 

と思います。

 

 

 

 

今日は

自分軸と他人軸について、

 

対比を交えながら

お話したいと思います。

 

 

 

自分軸と他人軸の

話題が取り出される際、

 

大筋の流れは

 

“今、現在、

他人軸で生きていて、

 

生き辛さ、苦しさを

感じているから、

 

自分軸の生き方に

変えて行きましょう”

 

という趣旨で

ほぼ間違いないと思います。

 

 

 

このあたりを少し詳細に

説明していきたいと思います。

 

 

まず、基本事項として、

 

自分軸とは、

他人軸とは、

 

を確認しますと、

 

自分軸とは、

 

自分自身の

価値観や信念、

 

目標に基づいて

行動することで、

 

自分の価値観に

基づいて行動しつつも、

 

他人の立場や感情を

尊重します。

 

 

 

一方で、

「わがまま」は

 

自分の欲求や

要求を他人に押し付け、

 

他人の感情や状況を

顧みない

 

自己中心的な行動で

明らかに違います。

 

 

 

これに対して、

 

 

 

他人軸は、

 

自分の行動や

判断の基準を

 

他人の意見や期待、

評価に置く考え方です。

 

 

 

自分の内面よりも、

周囲の反応や

 

評価を重視し、

それに合わせて行動を

 

調整します。

 

 

 

 

それで

上述したように、

 

この世の中、

他人軸で生きている人が

 

多くて、

その影響のために、

 

生き辛さを感じている人が

多いから本が出版されたり、

 

雑誌で特集記事に

なったりする訳なので、

 

それだけ困っている人が

いるということです。

 

 

 

 

 

ではなぜ

他人軸の生き方を

 

習得してしまったのか

という疑問が

 

出てくると思います。

 

 

これは、

幼少期の両親(特に母親)

 

との関係性に

よるところで、

 

躾が厳しく、

きちんとした両親であったので、

 

両親の機嫌を損ねないように、

叱られないように、

 

常に気を配っていた、

 

 

 

 

父親と母親の仲が悪く、

いつ大喧嘩に発展するか、

 

気になって、

いつも緊張状態であった、

 

 

 

 

お母さんに褒めてもらうために、

お母さんにとって役に立つこと、

 

喜ぶことをやるために、

常に気を配っていた、

 

 

 

これらの行動が

習慣化されて、

思い込みになっていく訳です。

 

 

 

 

学校に入学しても、

“同調圧力”が働いて、

 

みんなの輪を乱すことはダメ、

個性的でいることは

 

尊重されずに、

画一性が切望されて、

 

その流れを

常に気を配っていたり、

 

スクールカースト上位達の

機嫌を損ねないように、

 

気を配っていれば

安心安全を

 

感じることが出来た、

生き残る成功体験を

 

積み重ねることが

出来た訳です。

 

 

すべては

安心安全を感じて

 

生き抜くために、

身につけた他人軸のはずが、

 

大人になって親から離れて、

 

 

“さぁ、ありのままの

自分を生きましょう”

 

 

とか、

 

 

“自分の人生、自分軸で

生きることが大切”

 

 

とか、

 

 

“自分の好きや欲しい、

を大切にして下さい”

 

 

 

と言われても、

幼少期に

 

習得した思い込みは

簡単には外れません。

 

 

 

生き辛いのであれば、

手放してください、

 

と言われますが

そんなに簡単に

 

手放せません。

 

 

 

 

自分軸の人は

自分で自分を認めて、

 

自分を信じています。

 

 

自分の好き、

楽しいを最優先に

 

行動を起こしているので、

傍目に見れば、

 

とても頑張っているように

見えます。

 

 

 

他人軸は

優先事項が決められず、

 

自分自身ではなく

周囲の他人に意識が

 

向いてしまって、

他人からの評価が

 

自分の存在価値のように

思えてしまいます、

 

 

他人の理想レベルに

自分を合わせないといけないと

 

思う義務感から、

すごく自己犠牲を

 

払った努力を

し続けてしまいます、

 

 

許可やお墨付きがないと

動けない、

など特徴を持っています。

 

 

 

 

ただ、

他人軸は乗っ取られて、

 

偏りが出来てしまうと

苦しいですが、

 

他人軸の状態を

うまく使えるようになると、

 

人間関係が

良好になります。

 

 

では、どのようにして、

自分軸を

取り戻していけばいいか、ですが、

 

 

 

・自分の夢や大きな目標など、

大きなことではなく、

自分が決めた小さなことを

大切にして下さい。

 

 

 

・自分が食べたいものを選ぶ

習慣を身に着けて下さい

 

 

 

・着たい服やしたい

メイクをして下さい

 

 

 

 

他人軸の人が自分軸を

生き始めた時、

 

戸惑いや不安・恐怖を

感じると思います。

 

 

少しずつで、

焦らなくていいので、

 

自分の好き、

楽しいを優先して、

 

自分自身で決めたことを

やってみて下さい。