部屋が汚い・片づけられない

皆さん、

ご自身にもココロ当たりが

あるかもしれませんが、

 

部屋が汚い、

片づけられない

 

というお悩みを持っている方、

意外に多いですね。

 

 

 

今日はこの問題について、

心理的な側面から

取り上げていきたいと思います。

 

 

 

この記事は

発達障害などの

脳機能の問題として

解説するものではありません。

 

 

 

 

部屋が汚い・

片づけられない

 

問題について、

どのような問題が

 

発生するのか、

そしてその当事者の

 

心理的な特徴の順番で

ご紹介していきます。

 

 

 

部屋が汚い・

片づけられない

 

 

どんな問題が起こるのか

 

 

表題の問題を

抱ええている人は

 

“物が多い”

“物が捨てられない”、

 

 

それと既に持っているのに、

同じものを再度、

買ってしまう、

 

 

 

そして、

 

汚れた場所、

汚いものに触れることが

 

怖いので、

全く整理ができずに、

 

掃除が出来ない、

食事後の後片付けが

 

出来ずに、

紙皿を使う、

 

ラップを敷く、

など対応している人もいます。

 

 

 

お悩みの

 

主訴は

 

部屋が汚い、

掃除・整理整頓ができない、

 

という訳です。

 

 

 

では、

このような状態で

 

起こる問題は、

皆さんも経験したことあると

 

思いますが、

散らかって、

 

ぐちゃぐちゃの部屋を見ると、

気分がなえたり、

 

やる気がなくなったりします。

 

 

そして、

片づけようと思っていて、

 

行動できない

自分自身に対して、

 

自己嫌悪、自己否定を

持ってしまいます。

 

 

この工程がループになり、

 

部屋が汚い・

片づけられないを

見てしまうと

 

⇒気分が萎える・

やる気が出ない

 

⇒自己嫌悪・

自己否定

 

をすっとループし続けます。

 

 

そして、

視覚的に

 

ぐちゃぐちゃした部屋を見ると、

思考が整理されない状態に

 

なってしまいます。

 

 

思考が分散してしまって、

集中して考えることが

 

出来なくなってしまいます。

 

 

さらに、

現実問題として、

 

よく経験するのは、

物をどこに置いたのか、

 

わからなくなってしまい、

探すのに多く時間が

 

取られてしまう、

 

 

さんざん探したのに

結局探し出せなかった、

 

のようなことを

経験したことありませんか?

 

 

 

 

汚部屋で物が溢れていて、

ゴミが散乱している

 

ほどではないけど、

行き当たりばったりに、

物を置いてしまって、

どこにしまったのか、

 

思い出せずに

日常生活や仕事に

 

支障が出てしまっている方は

多くいると思われます。

 

 

では、

 

部屋が片づけられない人の

心理的な特徴としては、

 

 

①自分のことを

後回しにして

他人のことばかり

優先する人

 

 

自分のことよりも

周囲の他人のことを

優先しようとします。

 

 

他人に気遣いして、

他人に尽くして、

お世話好きで、

いわゆるいい人です。

 

 

職業的には、

対人援助職に

就いている方が多くて、

看護師、介護福祉士、

心理カウンセラー/セラピスト

などがあてはまります。

 

 

②身体的、精神的に

ストレスで疲れ果てている人

 

 

 

表題のような

状態であれば、

 

自分のこと、

身の回りのことなど

 

どうでもよくなってしまいます。

 

脳が疲れている状態です。

 

人前では身なりは

きっちりされていて、

 

整理整頓もきっちりされていて

仕事をちゃんとこなす人で、

 

同僚からの人望も厚くて、

信頼されているという方が

 

部屋に帰ってくるとぐったりして、

疲れ切ってしまって、

 

そのしんどさを紛らわすために、

ゲームやアルコールに

 

のめりこんでしまったり、

自分の健康などには

 

一切気を使うことない食事や

部屋の掃除・片づけなども

 

どうでもよくなってしまいます。

 

 

③物を捨てられない

 

 

物への執着が強くて、

物が捨てられないので、

 

結果として、

家に物が溢れてしまいます。

 

 

買い物依存症の方に

多くみられて、

 

その物を買ってきて、

一切使わず、

 

その物を所有していることで

ココロが安定したりしますが、

 

物は一向になくなりません。

 

 

ADHD

(注意欠如・多動症:

Attention-Deficit/

Hyperactivity

Disorderの略で、

発達障害の一種です。

不注意、多動性、衝動性と

いった特徴が見られ、

日常生活に困難を

きたす場合があります。

傾向の人

 

 

 

集中力が続かなかったり、

忘れ物が多い、

 

整理整頓が苦手です。

 

思いついたことを

考えずに

 

すぐに行動してしまうので、

それまで片づけをやって、

 

何をどこにしまったのか、

どこに置いたのか、

 

忘れてしまいます。

 

 

 

部屋が片づけられない人の

特徴について、

 

4つ見てきました。

 

 

心理的要因が

関連していれば、

 

心理カウンセリングで

改善することが出来ます。

 

 

特に①と③の傾向があって、

困っている方

 

心理カウンセリングを

受けてみて下さい。