覚えているもんですね

皆さん、音楽を聴かれますか?

 

 

車の運転中に

BGMをかけながら、

 

口ずさんだり、

サビ部分に合わせて

 

大声で歌ってみたり、

気分が乗ってきたりすることを

 

経験したことありませんか?

 

 

 

 

 

 

カラオケに行かないまでも、

今はポータブル

 

音楽プレイヤーがあって、

ワイアーレスイヤホーンがあるので、

 

昔のように、

カセットテープを

 

初期型ウォークマンに

単3電池入れ替えながら、

 

移動中に

音楽を聴いていた時ほど

 

手間がかからず、

音源入手もダウンロードなので

 

手っ取り早く、

安価で、

 

時間をかけずに

入手できますよね。

 

 

 

先日、You tube

1980年初頭に活躍していた

 

アラベスクという女性3人組の

楽曲が表示されました。

 

 

 

 

 

私が中学1年生13歳の頃に

流行った曲で、

 

当時の体育祭で

この曲に合わせて、

 

応援合戦の構成を

考えていました。

 

 

 

 

そして、凄いなぁ、と思えたのは、

40年前の記憶が鮮明に蘇って、

 

なんかワクワクしている感じを

感じたことです。

 

 

 

応援合戦のための

立て看板を

 

授業が終わった後に、

分担して

 

いろいろを試行錯誤しながら

描いてみたり、

 

アラベスクの曲を

応援団みんなで

 

創作ダンスを

考えたりしていました。

 

 

 

 

 

みんなで

ひとつの目標に向かって、

 

作り上げていく時に感じる、

ワクワク感、

楽しさが再現されました

 

 

このような現象は

皆さんも経験されたこと

 

あるんじゃないか、

と思います。

 

 

 

ココロの世界では、

“アンカリング”

呼ばれる現象です。

 

 

 

 

上述した事例では、

ある記憶と

 

音楽の結びつきについて、

ご紹介しましたが、

 

これを意図的に

使うこともできます。

 

 

私の事例でご紹介したのは、

いわば受動的、偶発的に

 

出来上がってしまった

記憶と音楽の

 

結びつきなんですが、

これを能動的、意識的に

 

記憶と音や動作を結び付けて、

有効利用できるように

 

アンカリングを使ってみると、

結構使えますよ。

 

 

 

 

 

 

私が使っているアンカリングを

ご紹介すると、

 

どうしても集中したい時、

(どなたにでもあると思いますが)

 

左手の親指を

手のひら側にまげて、

 

4本の指で包んで、

グーを作る、

 

これでも結構

集中状態になれますが、

 

もっと集中したい時は

身体の内側に“集中できる”と

 

何回かつぶやくと

集中できる状態になれます。

 

 

 

 

 

この状態にアンカリングするために、

静かな部屋で

 

ひとりで居て、無音、白色の空間を

イメージしながら、

 

左手のグーを意識します。

 

 

 

この工程を何度か繰り返すと、

このアンカリング状態が

 

出来上がります。

 

 

 

実践して、

うまくいく体験をすると、

 

さらにアンカリングが

強固なものに

 

なっていきますよ。

 

 

私は日常生活の中で、

適度に使っています。

 

 

 

このアンカリングは、

上記のように記憶と音楽と

 

結び付けたものではなく、

身体動作を

 

関連付けたものです。

 

 

それで、

方法自体は

 

ご覧いただいたように、

そんなに難しいもの

 

ではありません。

 

 

 

 

例えば、

 

 

仕事の合間の休憩に

全身がリラックスしている

状態になりたい、

 

 

 

という状態を

アンカリングしたいとすれば、

 

まずご自身が

リラックスしている様子

 

(過去の経験した場面を

思い出すでもOK

 

をイメージします。

 

 

 

 

そして、

身体の動作とこのリラックスして

 

気持ちいい感覚

を関連つけていきます。

 

 

例えば、

 

首をグルグルまわす

(この動作はユニークで

 

あるほど良いです)、

という動作をしながら、

 

リラックスして気持ちいい感覚を

イメージしてみます。

 

 

 

または、イメージしながら、

音楽や心地いい音と

関連付けることができます。

 

 

 

 

これを何度か繰り返して、

身体動作とイメージを

 

アンカリング(関連付け)を

付けていきます。

 

 

関連付ける回数は

個人差がありますが、

 

イメージする鮮明さ

 

(通常は3%ぐらい

感じていれば十分です)

 

と頻度に依ります。

 

 

今日は

ココロの世界で

 

よく言われる、

アンカリングについて

 

ご紹介しました。

 

 

 

 

記憶と音楽、

もしくは音、

 

もしくは身体動作が

関連付いて、

 

商業的にも

利用されています。

 

 

 

典型的なのは、

テレビCMです。

 

 

 

 

この仕組みを使って、

集中できたり、

 

リラックスできたりして、

イメージと身体反応と

 

刺激(音楽、身体動作)の

関連性を理解できて、

 

あなたの日常生活が

より豊かなものになりますように。