
皆さんの周囲で、
“みんなから好かれたいけど、
親密になりたくない”
っていう人はいませんか?
もしくは、
あなたがその当事者ですか?
対人関係について、
このような特徴を持っていると、
友達関係、恋愛、
ママ友関係などが
うまくいきません。
最初知り合ってから、
だんだん面会する
回数が多くなって、
“親密さ”が
自然に深まってくると、
不安や恐怖を
感じてしまうので、
距離をとったり、
故意にその関係性を
壊してしまったりする他人、
身近にいませんか?
もしくは、
あなたがその当事者ですか?
このような
“好かれたいけど、
深い関係が怖い”
人の特徴として、
下記のように
思考や感情が働いています。

・これ以上仲良くなると、
本当の自分を
知られると傷つく、
傷つけるかもしれない
・どう見られるか、
周りの目を
気にすることが多い
・干渉されて
自分のペースを
乱されるのがイヤ
・いつか関係が終わるなら、
イヤな思いをして
傷つくなら、
近づかない方がマシ
・つながりに負担を感じやすい
・求められるほど距離を
取りたくなる
・自分や他人と
向き合うのが苦手
・衝突することや
衝突しそうなことを避ける
・不快感や感情の
起伏を避ける
・自分から他人に好きと
言わない、信じない
(そもそも浅い関係で
居られる環境や相手を選ぶ)
このように考えて、
他人への甘えや
迷惑を嫌って、
頼らずに1人で
頑張ってきたという
人が多いかもしれません。
つかず、離れず、
無意識に
パートナーがいる人
や
結婚できない人
を選ぶかもしれません。
だけど、
ココロの心底では、
“こっちを見て欲しい”
“愛情をかけて欲しい”
“他人とつながりたい”
と思っています。

深くかかわるには、
抵抗がありますが、
“好かれたい”
“恋愛をしたい”
“親友が欲しい”
というジレンマに
陥っていて苦しさを
感じています。
親密になることで
“負う負荷や
傷つくリスク”
を避けていて、
近づくほどに辛くなったり、
どうせ期待してもダメ・・・
という体験を学習したので、
『1人でいる方が楽』という
考えになっていきます。
ここまで見てくると、
上述のような
素養を持っている
周囲の他人、
もしくは
自分自身は
ダメなのではなく、
そのような状態があることを
理解しておくことが大切です。
理解をすれば、
自分責めは減って、
自己否定が減っていきます。
では、なぜ
“好かれたいけど、
深い関係が怖い”
という素養を
獲得してしまったのか、
・親が過保護・過干渉だった
・親のペースや気分に
振り回されることが多かった
・親密だった友達や
恋人との間で、
壮絶な体験があった
・信頼していた
恋人に裏切られた、
さんざん振り回されて振られた

それで、
“好かれたいけど、
深い関係が怖い”
を持っていると自分自身で
自覚があって、
克服したいと思うのであれば、
・自分の本心と向き合う、
自分の性格が
出来たルーツを知る
幼少期に主に親との間で
出来てしまった
思い込みと向き合う、
親密な関係性が
出来上がった時に
感じる恐怖感について、
何をそんなに
怖がっているのか、
その点に向き合う
・他者への理解を深める
あなたが面会する人
全てがあなたを裏切ることは
ありません。
他人のイメージを
一般化していることに
気付いてください。
すこしずつ自分の本音、
本心を相手に話す
練習をしてみる。
・大きな目標ではなく、
小さな目標を
多く達成してみる
大きな目標ですと、
そのプレッシャーに
押しつぶされそうになったり、
出来なかったりすると
自分責めの原因になるので、
小さな目標を
達成する体験
や
1日の内で、
“良かった体験”を
ピックアップして、
意外に達成している
自分に気付く
回避傾向がある人は
根底に恐怖心があるので、
無理して進めることは
よくありません。
少しずつ、
その怖い気持ちに
寄り添って、
進むことが大切です。