他人からの視線、目立つことが怖い

皆さんは体験したことありますか?

 

 

学生時代に

クラスメイトなのは

 

認識していたけど、

“存在”を消していた人、

 

 

 

出欠を確認する時に、

“今日、〇×△さん

いたっけ!?”

気配自体がなかった人

 

 

 

そのような方とクラスメイトに

なったことは覚えているけど、

 

お話した記憶がない、

という体験したことありますか?

 

 

 

 

このような

 

 

“他人から見えてはいけない、

目立ってはいけない”

 

 

という思い込みを持っている人は

一定数いて、

 

友達関係、恋愛、結婚、育児に

直面すると問題が発生します。

 

 

 

そして

また一人で生きていくと

 

決心して、

“人生を仕事に捧げる”

 

と思っても、

また問題が起きます

 

 

この

 

“他人から見えてはいけない、

目立ってはいけない”

 

の思い込みを持っている人の

特徴としては、

 

 

①目立つことを

徹底的に避ける

 

 

SNSで顔写真を使えない、

SNSで持論・情報を

 

発信できない、

会社ではみんなの

 

前で話せない、

それ以外にも

 

他人から見られる機会を

徹底して避ける

 

 

②できる人と

思われないようにする

 

 

本当は出来る人なのに、

出来ない人のフリをしながら、

 

学校や職場では

常に平均的で

 

人並みでいようと努力する

 

 

③自分の考えや

意見を言わない

 

 

SNS上で自分の考えを

発信できない、

 

何か意見を言ってしまうと、

“叩かれる”かもしれない

 

恐怖とセットになっている

 

 

④自分の顔を隠そうとする

 

 

コロナ過で拍車が

掛かりましたが、

 

常にマスクをつけていないと

不安、前髪を垂らして、

 

鼻ぐらいにかかる長さで

目が隠れている

 

 

⑤色彩豊かな色の服が

着られない

 

 

季節を問わず、

上から下まで基本は黒、

 

もしくはグレーでおしゃれとは

程遠いファッション

 

 

⑥集団のなかでは、

“存在感”“気配”を消している

 

 

 

学校や職場など、

ひとが多く集まる場所で

 

誰とも話をするわけでなく、

隅っこの方で

 

一人ぽつんといる、

存在感、気配を

消している感じ

 

 

いかがでしょうか?

皆さんの周囲に

 

上記のような特徴を持った人、

学校や職場に居ましたか?

 

 

では、

なぜ見えてはいけない、

目立つことが怖いと

 

思ってしまうのか、

その理由としては、

 

 

・幼少期に目立ったり、

見えたりすると

怖いことが起きた

 

 

いじめや虐待、誰かから

否定的に扱われて

 

生きてきたので、

トラウマになってしまっている

 

可能性があります。

 

加害者に自分の存在を

認知されることは

 

攻撃されることだと学習して、

思い込みになり、

 

“見えてはいけない、

目立つことが怖い”

 

に繋がっています

 

 

・自己否定が強い

 

 

養育者や周囲の他人から

存在を否定され続けると、

 

自分の存在そのものを

消し去りたいと

 

思うようになります。

 

 

“私なんかが生まれてきて、

ごめんなさい”

“私なんかいない方がいい”

 

 

という強い自己否定から

孤立感を感じています。

 

 

・上手く出来たり、

能力を発揮できた時に

 

劣等感の強い親や

周囲の他人から

 

嫉妬されて、叩かれた

 

 

上記②で説明したように、

よくできることで親や周囲の

 

他人が嫉妬してしまって、

叩かれて潰された

 

経験から見えたり、

目立ったりすると

 

怖い目に合うことを学習して、

思い込みを持っているので、

 

もうすぐ成功/完成のタイミングで

全て投げ出して

 

しまうこともあります。

 

 

・面前DVを見てきた

 

 

 

家庭が安全な場所ではなく、

常に口喧嘩が絶えなかった、

 

父親と母親間で

激しい罵詈雑言や

 

父親もしくは母親から

兄弟姉妹に同じく暴言が

 

絶えない環境を

生き抜いてきたことで、

 

見えたり、目立ったりすれば、

飛び火をかぶる可能性が

 

あるので、ひたすら存在、

気配を消して生きてきた

 

 

では、

どのようにして改善と対処の

方向性に進んでいくのか

 

 

・いじめや虐待、

否定的な扱いなどの

トラウマ解消が最優先

 

 

理性的には、

自分自身が持っている

 

思い込みについて、

十分に理解出来ているが、

 

感覚的にすごい恐怖が

残っているので、

 

トラウマケアが大切です。

 

 

 

医療機関にかかることや

心理カウンセリングでもいいので、

 

専門家に依頼した方が

良いと思います。

 

 

・自己否定することを止める

 

 

幼少期に身につけてしまった、

自分自身に対する

 

“歪んだ認知”のために

自己否定が起きているので、

 

自分で意識的に

止めようと決めれば、

 

止めること出来ます。

 

 

 

 

 

 

幼少期の生育環境で

身につけてしまった

 

“世の中を見るフィルター”

によって、

 

“認知の歪み

”が起きているので、

 

怖いですけど当事者が

向き合う決心があれば、

 

必ず軽快します。