成長曲線は「実感」とズレているもの

皆さんは何かに

本気で取り組んだとき、

 

 

「これだけ努力しているのに、

全然結果が出ない」

 

 

と焦った経験はありませんか?

 

 


「もっとできているはずなのに

 

「私、向いてないのかな」

 

 

そんな自分を

責める言葉が

 

頭をぐるぐる回って、

ココロが苦しい。

 

 


今日は、

まさにそんな

 

「努力しても

報われないように感じる時期」

 

にいるあなたへ向けて書きます。

 

 

 

努力しているのに

報われない、あの感覚

 

 

 

 

私自身、英語学習で

まったく同じ壁にぶつかりました。

 


サラリーマン時代、

私は医療機器の輸入を

担当していました。

 

 

会議も出張もメールも英語。

 

 

けれど最初は、

主語と動詞を

 

並べるのもやっとで、

4行のメールを書くのに

 

3時間かかっていたほどです

 


それでも毎日教材を進め、

休日は英会話学校へ。

 

寝る間を惜しんで努力しても、

上達を実感できない日々が

 

続きました。

 

 


語学に限らず、

どんな分野でも

 

「報われない時間」は

誰にでもあります。

 

 

成長の曲線は、

いつも自分の感覚よりも

ずっとあとから伸びるのです

 

 

 

結果が出ないとき、

心の中で起きていること

 

 

 

心理カウンセリングの現場でも、

 

「これだけ頑張っているのに

報われない」

 

という声をよく伺います。

 

 


このとき心の中で

起きているのは、

 

現実と理想のギャップ

 

へのショックです。

 

 


人は本気で頑張るほど、

「努力すれば報われる」

という信念を強く持ちます。

 

 


だからこそ、

結果が出ないと、

 

「あれ?自分が

信じてきたものは

間違っていたの?」

 

と混乱し、

心が折れそうになるのです。

 

 


「もっとやれたはず」

「私がダメだから」

 

と自己否定のスイッチが入る。

 


でも、それは怠けている

のではなく

 

 

心が正直に痛みを

感じている証拠

 

 

なんです。

 

 


本気で生きている人ほど、

この痛みを避けて

通れません。

 

 

感情を整える2つのステップ

 

 

では、この「報われない期間」を

どう乗り越えたらいいのでしょうか。

 

 

感情を抑えず、

「感じてあげる」

 

 

「悲しい」「悔しい」「怖い」

 

この気持ちを

無理に消そうとせず、

静かに感じてみてください。

 


感情は、

認めてあげるほど静まります。

 


逆に

「こんなことで落ち込んじゃダメ」と

 

否定すると

心の中で膨らんでしまいます。

 


まずは、

 

「悲しいのも当然」

「焦るのも自然」

 

と、自分に優しく声を

かけてみましょう

 

 

結果にはタイムラグ

あると理解する

 

 

成長には必ず時間差があります。


努力した分が

すぐに形になる人はいません。

 


英語も、仕事も、人間関係も

ある日突然

 

「あれ?前よりできてる」

と気づく瞬間が訪れます

 


だから、

今の停滞は

 

「成長の準備期間」

なんです。

 

 

「継続は力なり」を信じて

 

 

努力しているのに

報われないとき、

 

人は「もうやめよう」と思います

 


だからこそ、

自分にこう語りかけてください。

 

 

 

「今はタイムラグの時期なんだ」

 


いつか必ず、

 

「あの時、

あきらめなくてよかった」

 

と思える日が来ます。

 


成長曲線は、

いつだって

実感よりもゆっくりです。

 


焦らず、責めず、

信じていきましょう。

 

 

 

それが、真の「成長のメンタル」です