頑張りすぎて、ココロが疲れてしまったあなたへ

朝、目が覚めた瞬間から

 

「今日も忙しいな」

「気が重い」

 

とため息が出る。

 

 

 


時間に追われながら

お弁当を作り、

 

子どもを送り出し、

自分も仕事へ。

 

 


帰るころにはヘトヘトで、

夕飯を作る気力も

残っていない。

 

 


それでも「家族のために」と

スーパーの特売を

 

狙って食材を買い、

夜遅くまで動き続けている。

 

 

 

 

 

そんな日々の中で、

ふと「もう限界かも」

感じることはありませんか?

 

 


「明るくいなきゃ」

 

「子どもにストレスを

見せちゃダメ」

 

 

 

と自分に言い聞かせながら、
できていない自分を

責めてしまう。

 

 


その優しさと真面目さこそ、

あなたが頑張りすぎてしまう

理由かもしれません

 

 

■「頑張り屋さん」の

ココロのしくみ

 

真面目で、素直で、

他人に気をつかえる人ほど、

 


「ちゃんとしなきゃ」

「強くいなきゃ」

 

 

と無意識に

思い込んでしまいます。

 

 


だから本当は休みたいのに、

頼まれたら断れない、


気づけば、

自分のココロが

 

どんどん後回し

になっている。

 

 

 

 

しかし、

 

「疲れた」

「もう動けない」

 

 

と感じるのは、

あなたが弱いからでは

ありません。

 

 


それは、
身体が

 

守りのスイッチ

入れて、あなたを

 

守ろうとしている

サインなんです。

 

 

■ココロと身体には

「安全スイッチ」がある

 

 

私たちの身体は

頭で考える前に

 

安全か危険か

を感じ取ります。

 

 

 


安心しているときは

呼吸がゆっくりで、

 

人とのつながりを

感じやすい。

 

 


でもストレスが強まると、

身体は

 

「戦う」か「逃げる」かを

選び、

 

緊張状態になります。

 

 

 

そして、

それでもどうにもならないほど

 

疲れると
ココロも身体も

 

「もう動けない」

とシャットダウンする。

 

 


これが、

いわゆる

 

ココロが凍りついた状態

です。

 

 

 

 

「涙が止まらない」

「何もしたくない」

 


そんなときは、

あなたの身体が

 

「これ以上無理をしないで」と

訴えているのです。

 

 

■「今、どんな状態かな?」と

気づくだけで変わる

 

 

 

無理に元気を出そうとする

必要はありません。

 


頑張ることをやめても、

世界はちゃんと回ります。

 


大切なのは、

「今の私はどんな状態かな?」と

気づくこと。

 


それだけで、

ココロと身体は少しずつ安心を

取り戻していきます。

 

 

 

■安心を取り戻す小さな習慣

 

 

・ゆっくり深呼吸して、

胸のあたりを温める


・信頼できる人に

一言だけでも話してみる


・やさしい音楽や声を聞く


・温かい飲み物を味わう

 

 

 

 

ほんの数分でも、

「安心していいんだよ」と

 

身体に伝える時間を

持つことが、


疲れたココロを

回復させてくれます。

 

 

■最後に

 

 

ココロが疲れて動けないとき、

それは怠けではありません。

 


あなたの体が、

「これ以上

傷つかないように」

 

ブレーキを

かけているのです。

 

 

 

どうか、自分を責めずに、

少し立ち止まってください。

 


頑張り屋のあなたが

安心できる時間を、
今日のうちに

ほんの少しだけでも

つくってあげてくださいね。

 

 

 

焦らなくて大丈夫。


あなたのココロは、

またゆっくりと元気を

取り戻していきます。