今、生きづらさを抱えているあなたへ

最近「なんとなく生きづらい」

感じていませんか?

 

 


特に理由がある

わけじゃないけれど、

毎日がどこか息苦しい。

 

 

人前で緊張してしまったり、

必要以上に他人の世話を

 

焼いて疲れてしまうのではなく、

理由もなく

 

「どうして私は

こんなに生きにくいんだろう」

 

と、ため息をついてしまう、

 


そんなこと経験しませんか?

 

 

 

心理カウンセリングの現場でも、

この「生きづらさ」

訴える方はとても多いです。

 


そして、

その背景にある原因の

 

ひとつとして

愛着の問題(愛着障害)

 

が挙げられます。

 

 

■愛着の傷が

「生きづらさ」を生む

 

 

愛着障害という言葉を

聞いたことがあるかもしれません。

 


「毒親」

「アダルトチルドレン」

 

といったテーマと同じように、

幼少期の親との関係性が、

 

ココロのあり方に

深く影響しているものです。

 

 

 

たとえば、

子どもの頃にお母さんが

 

忙しくてなかなか

かまってもらえなかったり、

 

 

家の中で常にケンカや

怒鳴り声が絶えなかったり、

 


いつも

「怖い」

「不安」

 

と感じながら育つと、

人は自然とココロのセンサーを

 

敏感にして生きるようになります

 


安心できる

居場所がなかった分、

 

「どうしたら嫌われないか」

「どうしたら怒られないか」

 

と他人の顔色を

読みすぎてしまいます。

 


こうした経験が、

今の生きづらさ

 

根っこにあることが

少なくありません

 

 

■「世代間連鎖」という

無意識の引き継ぎ

 

 

 

親との関係で育まれた

愛着のパターンは、

 

実は世代を超えて

受け継がれることがあります。

 

 


たとえば、

自分の母親が

 

不安や恐れの中で

生きていたとしたら、

 

あなたも同じように

「安心していい」という

 

感覚を学べなかった

かもしれません。

 

 


これは、

誰かが悪いわけではなく、

 

単に「その方法しか

知らなかった」だけのこと。

 


あなたが今苦しんでいるのは、

間違った育て方をされた

 

からではなく、

 

お母さんも

また、精一杯だった

ということなのです。

 

 

■過去は変えられない。

でも「感じ直す」ことはできる

 

 

では、どうすれば

この生きづらさを

手放せるのでしょうか。

 


過去の出来事

そのものを変えることは

できません。

 

けれど、「あのときの感情」を

いまの自分が

感じ直すことはできます。

 

 

幼いころ、

泣きたくても

泣けなかった気持ち。


怖かったのに笑って

ごまかした気持ち。


それらは

「未完了の感情」として

 

ココロの奥に残り、

いまもあなたの中で

 

影響し続けています。

 

 

 

だから、

今つらいと感じるときは、

 

自分にこう問いかけて

みてください。

 


「私、何を感じているんだろう?」

 


怖いのか、

悲しいのか、

怒りなのか、

寂しさなのか。

 


その感情を

丁寧に言葉にしてあげるだけで、

ココロは少しずつほどけていきます。

 

 

 

 

「私、あのとき本当は

怖かったんだね」

 


「本当は悲しかったんだね」

 


そう認める瞬間、

あなたの中の

 

小さな子どもが

ようやく安心して

 

泣くことができるのです

 

 

■生きづらさは

「あなたのせい」ではない

 

 

生きづらさを感じることは、

弱さではありません

 


それは、

過去を懸命に

 

生き抜いてきた

強さの証でもあります

 

 


ココロが

凍りついたままの部分を

 

少しずつ溶かしていけば、

あなたはきっと「生きやすさ」を

取り戻せます。

 

 

焦らなくて大丈夫。

 

ゆっくり、自分のペースで。

 

 


未完了の感情を

感じてあげること

 

 

そこから、人生は確実に

変わり始めます。

 

もし今、

 

「この生きづらさから

抜け出したい」

 

と思ったなら、

まずは感じること

 

自分に

許してあげてください。

 


それが、

あなたがもう一度、

 

自分自身を

信じられるようになる

第一歩です