他人の言葉にココロが
揺れてしまう
あなたに伝えたいこと
職場やご近所、
ママ友との関わりの中で、
ふとした一言に
胸がチクッと痛む。
家に帰ってひとりになると、
「あの言葉、
やっぱり私が悪かったのかな」
「また軽く見られた気がする」
と、今日の出来事を
何度も思い出してしまう。
そんなこと、ありませんか?
実は
この「傷つきやすさ」、
性格の弱さではなく、
ココロのしくみが
関係しています。
今日は、そんな
“繊細なあなた”の
ココロが少しでも
軽くなるように、
お話ししていきますね。
■傷つきやすい人に
共通すること
次のようなことに
思い当たる節はありませんか?
・他人の言葉や態度が
ココロに突き刺さる
・指摘されると
「人格を否定された」と
感じてしまう
・望んだ反応がないと
落ち込んだり、
怒りが続いたりする
・「完璧じゃない自分はダメ」と
思いがち
・休むと罪悪感を覚え、
常に頑張り続けてしまう
いくつか当てはまったなら、
あなたのココロは日々
たくさんの刺激を受けて、
疲れているのかもしれません。
■なぜ、そんなに傷つきやすく
なってしまったの?
結論から言うと、
それは
「自己否定」や
「自己嫌悪」の
深さと関係しています。
人は、ココロの奥で
“自分はダメだ”
と思っているほど、
他人の言葉を
その証拠のように
受け取ってしまいます。
たとえば、
「やっぱり嫌われてる」
「私は何をしてもダメ」
と感じるとき、
相手の言葉よりも、
実は自分の中の
“否定する声”
があなたを
傷つけているのです。
■その“自己否定の声”は
どこから来たのか
多くの場合、
その根っこは幼少期にあります。
・親の機嫌を
うかがって過ごしていた
・叱られることが多く、
褒められた記憶が少ない
・「いい子」でいないと
愛されない気がしていた
そんな環境で育つと、
「ありのままの自分では
ダメなんだ」
と思い込んでしまいます。
本当は、どんな自分でも
存在していいのに、
知らず知らずのうちに
“自分を責めるクセ”
ができてしまったのです。
■傷つきやすい自分を
癒すためにできること
ココロを強くする、
というよりも、
優しく扱ってあげることが
大切です。
・「大丈夫だよ」
「それでもいいよ」と
自分に声をかける
・無理をしないで、
ひと息つく時間をつくる
・怒りや悲しみなどの
感情を否定せず、
「今、私は悲しいんだな」と
認める
・自分にしかない
特性や魅力を、
少しずつ見つけていく
完璧でなくても、
あなたはちゃんと
価値があります。
誰かの期待に
応えるためではなく、
「自分を大切にするため」に
生きて下さい。
■最後に
あなたはこれまで、
たくさん傷つきながらも
頑張ってきましたね。
だからこそ、
人の痛みにも
深く寄り添える
優しさを持っています。
これからは、
あなたを傷つけた人や
出来事ばかりに
意識を向けるのではなく、
あなたを理解し、
支えてくれる人たちにも
目を向けてみてください。
ココロの中に少しずつ、
“自分を責めない場所”
をつくっていけば、
もう周りの言葉に
振り回されることは
減っていきます。
あなたのココロが、
今日より少しでも
穏やかでありますように。
