こじらせ依存専門心理セラピスト
福井 久 ふくい ひさし です。
⇒ 詳細はプロフィールへ
多くの“こじらせ”体験で、
辛さ・苦しさを誤魔化すために、
仕事/激務に、
自己啓発セミナーに、
原因不明の病気に、
セミナージプシーに、
スピリチュアル世界に
依存した経験から、
自己肯定感が低くく、
自虐しかせず
他責しかせず、
他人を頼れない、
常にネガティブで
反抗的な
こじらせ依存症を
持っている方々に
心理療法を通じて、
人生の秘密を
体感して頂き、
自ら幸せになるための
選択ができる結果を
あなたに提供しています。
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「タイパ」という言葉を、
ここ数年で本当に
よく見かける
ようになりました
タイパとは
タイムパフォーマンス、
つまり
「限られた時間の中で、
どれだけ成果を出せたか」
を測る考え方です
たくさん生産できれば
効率がいい、
少なければ効率が悪い
そんな価値観が、
いつの間にか当たり前のように
私たちの中に入り込んでいます
YouTubeは倍速再生、
動画は要点だけ拾って
「理解したつもり」になる
読書はオーディオブックで、
隙間時間も無駄にしない
仕事ではショートカットキーや
自動化ツールを駆使して、
常に最短ルートを選ぶ
そして、
周囲の人がゆっくりしていると、
なぜかイライラしてしまう
もし、こんな自分に
ココロ当たりがあるなら、
あなたのココロは
もう十分に疲れている
のかもしれません
タイパを意識するあまり、
1日の予定を隙間なく
詰め込んでいませんか
「空いている時間=無駄」
という感覚が、
知らないうちに
自分を追い立てていないでしょうか
■私のタイパ経験
私自身、
サラリーマン時代は
典型的な
タイパ至上主義でした
メールの返信が
遅ければすぐ催促し、
仕事を頼まれると
「結論から先に」
「要点だけ簡潔に」
と求める
効率的に動けないことが、
まるで悪であるかのように
感じていました
なぜ、
そこまでタイパに
執着していたのか
振り返ると、
理由は大きく三つありました。
①時代と職場の空気
組織全体よりも
個人が重視され、
生産性と結果が
すべてを決める環境では、
成果を出す人ほど
発言力を持ちます
私もいつの間にか
「結果を出す自分」
でいることに
価値を見出していました
②自分の虚無感に
向き合わずに済む
忙しく、効率的に
動いていると、
「できる人」になれた
気がします
本当はココロの奥にある
不安や自己否定を
感じなくて済む
多忙さは、
感情から
目を逸らすための
盾にもなっていました
③タイパを求められる恐怖
効率よく動けない人が
責められる場面を
何度も見てきました
だから
「タイパを落としたら叱責される」
という不安が、無意識に
私を追い立てていたのです
その結果、
私のスケジュールには
余白が一切なくなり、
他人のペースにも
寛容でいられなくなりました
そして38歳のある朝、
突然、全身に激痛が走り、
立ち上がれなくなったのです
身体は完全に停止
生産性はゼロ
結果も出せない
その経験が、
私に
「タイパだけで自分を測る生き方」
を見直させました
■タイパ対策
もし今、
あなたが同じように
疲れているなら、
少しずつ緩めてみてください
①あえて遠回りをすること
効率を考えず、
ゆっくりやってみると、
ココロがザワザワする
かもしれません
そのとき
「私は何をそんなに
急いでいるんだろう?」
「効率が落ちると、
何が怖いんだろう?」
と自分に問い
かけてみてください
エスカレーターではなく
階段を使う、
いつもと違う道を歩く。
それだけでも十分です
②タイパに気づいたら
自分に声をかけること
「急がなくていいよ」
「ゆっくりで大丈夫」
他人には言えても、
自分には言えて
いない言葉を、
ぜひ自分に
向けてあげてください
③時計を持たない日を作ること
時間を見なければ、
私たちは
「どれだけできたか」で
自分を評価しにくくなります
意識を外ではなく内側に向け、
時間に縛られない中で
湧いてくる感情に
耳を澄ませてみてください
■最後に
あなたの価値は、
効率や生産量だけでは
測れません
少し立ち止まり、
余白を取り戻すことは、
怠けではなく回復です
タイパを緩めた先にこそ、
本当の安心が
待っているかもしれません
