アダルトチルドレンの克服が難しい理由

こじらせ依存専門心理セラピスト

福井   久  ふくい ひさし  です

 

⇒ 詳細はプロフィール

 

多くの“こじらせ”体験で、

辛さ・苦しさを誤魔化すために、

 

仕事/激務に、

自己啓発セミナーに、

原因不明の病気に、

セミナージプシーに、

スピリチュアル世界に

 

依存した経験から、

自己肯定感が低くく、

自虐しかせず

他責しかせず、

他人を頼れない、

常にネガティブで

反抗的な

 

こじらせ依存症

 

持っている方々に

心理療法を通じて、

 

人生の秘密を

体感して頂き、

 

自ら幸せになるための

選択ができる結果を

 

あなたに提供しています。

 

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最近、

「アダルトチルドレン(AC)」

 

という言葉を

目にする機会が増えました

 

 

書店には

関連書籍が並び、

 

YouTubeでも専門家が

丁寧に解説しています

 

 

情報はこれだけ豊富なのに、

 

「なかなか克服できない」

 

「一度よくなったのに、

またぶり返してしまった」

 

と感じている方も

多いのではないでしょうか

 

 

 

 

アダルトチルドレンとは、

 

虐待や過干渉、

アルコール依存などの

 

機能不全家族のもとで育ち、

傷ついた体験を抱えたまま

 

大人になった人を指す

概念です

 

 

 

幼少期に十分な安心感や

無条件の愛情を

 

得られなかったことで、

自尊心が育ちにくく、

人間関係や感情のコントロールに

困難を抱えやすいとされています

 

 

■具体的にどのような

生きづらさがあるのでしょうか、

 

 

①極端な思考パターン

 

 

完璧でなければ意味がない、

白か黒かはっきりさせたい、

曖昧さが怖い

 

 

こうした「全か無か」

認知傾向が強いと、

 

人間関係も

揺れやすくなります

 

人と距離を

取りすぎて孤立するか、

 

逆に「この人だけは絶対」と

思い込んで依存的になるか

 

ココロの奥では

他人を信じきれない一方で、

強く愛情を求めてもいる

 

 

その葛藤が、

常にココロを消耗させます

 

 

②低いセルフイメージ

 

 

否定や条件付きの

承認の中で育つと、

 

「私は価値がない」

「どうせ愛されない」

 

という自己概念が

形成されやすくなります

 

 

その結果、

他人の期待に

 

応えることでしか

自分の存在価値を

 

感じられなくなり、

過剰適応や

 

自己犠牲を

繰り返します

 

 

評価されている間は

安心できますが、

 

限界が来たときには

「できない自分」を

激しく責めてしまう

 

この循環が、

心身の疲弊を招きます

 

 

③情緒の不安定さ

 

 

理由のはっきりしない不安、

突然よみがえる過去の記憶、

気分の大きな波

 

 

他人への強い不信や

見捨てられ不安が、

 

対人関係をより

複雑にします

 

 

診断名がつく場合もありますが、

診断の有無にかかわらず、

 

生きづらさは現実の問題として

存在しています

 

 

 

ここまで読むと、

「やはり克服は大変そう」と

感じるかもしれません

 

 

実際、その通りです

 

 

なぜなら、

アダルトチルドレンの問題は

 

性格ではなく、

長年かけて形成された

ココロの前提だからです

 

 

■なぜアダルトチルドレンの

克服が難しいのか、

 

 

克服が難しい

理由の一つは、

 

「自分が変わらなければ

ならない」

 

という強い思い込みです。

 

 

 

生きづらさを感じると、

 

「こんな自分が悪い」

「もっとちゃんとしなければ」

 

と考えてしまう

 

 

しかしその発想自体が、

幼少期に身につけた

 

自己否定の

延長線上にあります

 

 

「期待に応えられる

自分だけが価値がある」

 

という条件付きの自己承認

 

この枠組みのまま努力しても、

苦しさは形を変えて

続いてしまいます

 

 

必要なのは、

完璧になることではなく、

 

「できない自分も含めて自分」と

再定義していく作業です

 

好きなこと、

ココロが少しでも

 

楽になることを、

自分に許可すること

 

それは小さな一歩ですが、

認知の土台を書き換える

重要なプロセスです

 

 

もう一つの壁は、

「親を許さなければならない」

という思い込みです

 

 

確かに、

理解や和解がココロを

軽くする場合もあります

 

 

しかし、許せない気持ちが

残っているのに「許すべきだ」と

 

自分に強制すると、

二重の自己否定が生まれます

 

 

 

許せないのは、

それだけ深く傷ついた証拠です

 

 

まず必要なのは、

親を許すことではなく、

 

「まだ許せない自分」を

責めないこと

 

 

怒りや悲しみを感じる自分を、

そのまま認めることです

 

 

感情を抑圧するのではなく、

安全な場で

 

丁寧に扱うことが、

回復の土台になります

 

 

■最後に

 

 

アダルトチルドレンの克服とは、

劇的に生まれ変わること

ではありません

 

 

 

長年かけて作られた

思考と感情のパターンを、

 

少しずつ緩めていく

プロセスです

 

 

後戻りすることもあります

 

 

しかし、

それは失敗ではなく、

 

ココロが深い層に触れた

サインでもあります

 

 

 

もし今、

思うように変われなくても、

 

それはあなたの努力が

足りないからではありません

 

 

むしろ、これまで必死に

生き延びてきた証です

 

 

 

克服の第一歩は、

「今の自分を敵にしないこと」

 

そこから、ようやく本当の

回復が始まります