こじらせ依存専門心理セラピスト
福井 久 ふくい ひさし です。
⇒ 詳細はプロフィールへ
多くの“こじらせ”体験で、
辛さ・苦しさを誤魔化すために、
仕事/激務に、
自己啓発セミナーに、
原因不明の病気に、
セミナージプシーに、
スピリチュアル世界に
依存した経験から、
自己肯定感が低くく、
自虐しかせず
他責しかせず、
他人を頼れない、
常にネガティブで
反抗的な
こじらせ依存症を
持っている方々に
心理療法を通じて、
人生の秘密を
体感して頂き、
自ら幸せになるための
選択ができる結果を
あなたに提供しています。
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もう終わったはずの
出来事なのに、
ふとした瞬間に思い出して
腹が立ってしまう
そんな経験はありませんか?
何気ない瞬間に、
昔の出来事がよみがえり、
当時と同じくらいの
怒りが込み上げてくる
まるで時間が
巻き戻ったかのように、
あのときの風景や言葉、
相手の表情まで
思い出されることが
あります
そして、
その怒りを感じている
自分に対して、
「もう何年も前のことなのに」
「いつまで引きずっているんだろう」
「私って器が小さいのかもしれない」
そんなふうに
自分を責めてしまうことは
ありませんか?
今日は、過去の出来事なのに、
ふとした瞬間に怒りが
再燃してしまう人に
向けてお話しします
■私自身にも似た経験があります
サラリーマン時代、
医療機器の輸入販売に
関わる仕事をしていました
その業務では
英語のスキルが必要でした
チームには、
帰国子女や英語専攻の人たちと、
英語を使わない部署から
異動してきた人たちがいました
英語が苦手なメンバーは、
通勤時間や休日を使って
勉強する必要があり、
私もその一人でした
ところが時間が経つにつれ、
英語ができる人に仕事が
集中するようになりました
海外出張や海外顧客の対応、
英語の講演レポートなど、
英語ができる人ほど
忙しくなっていきます
一方で、さまざまな理由を
つけて勉強しない人は、
次第にその仕事から
外れていきました
努力をしている人ほど忙しくなり、
努力を避けた人ほど余裕ができる
そんな状況に、
私は強い怒りを感じていました
不思議なことに、
その出来事は
10年以上前のことなのに、
今でも似た状況を見ると
当時と同じ怒りが
よみがえることがあります
■なぜこのようなことが
起きるのでしょうか
①脳が
“まだ終わっていない出来事”
だと判断している
私たちの脳は、
未解決の出来事を
強く記憶します
そして似たような
場面に出会うと、
過去の感情を
再生してしまうのです
②“未完了の感情”があるから
出来事の記憶は時間と
ともに薄れていきますが、
そのとき感じた怒りや悔しさは
身体感覚として残ることがあります
だから似た状況に出会うと、
その感情が再び表に出てくるのです
ここで注意したいのは、
怒りを無理に消そうとすることです
「もう忘れよう」
「過去のことだから気にしない」
「考えないようにしよう」
こう思うほど、
逆にその出来事は
頭に浮かびやすくなります
そして忘れられない
自分を責めてしまい、
自己嫌悪に
つながることもあります
■どうすればよいのでしょうか
まず大切なのは、
“気づくこと”です
怒りが湧いてきたとき、
ココロの中で
こうつぶやいてみてください
「また来たな」
それだけで構いません。
この一言は、
感情に巻き込まれた自分を
少し外から見る
きっかけになります
客観視できるようになると、
怒りの強さは
自然と弱まっていきます
もう一つは、
意識を“今ここ”に戻すこと
です
怒りが再燃しているとき、
頭の中では
過去の映像や言葉が
再生されています
そんなときは、
身体の感覚に
意識を向けてみてください
背中が背もたれに
触れている感覚
足の裏が床に
触れている感覚
ゆっくり呼吸をして、
空気が体に入る感覚
こうして意識を今に戻すことで、
怒りのエネルギーは
少しずつ弱まっていきます
最後にお伝えしたいのは、
過去の怒りを思い出してしまう
自分を責める
必要はないということです
それはココロが弱いからでも、
器が小さいからでもありません
ただ、ココロの中に
まだ整理されていない感情が
残っているだけなのです
怒りがよみがえったときは、
「また思い出したんだな」と
静かに気づいてあげてください
そうやって少しずつ向き合うことで、
ココロはゆっくり軽くなっていきます
