今を生きてることに感謝

1995320

発生した

地下鉄サリン事件から

30年が経ちました。

 

その年は、117日に

阪神淡路大震災が発災していて、

年初から大規模天災にも、

 

殺戮犯罪にも

見舞われましたが、

 

私は、

 

“自分は被害者ではない”という

部外者意識を持っていて、

 

当事者意識は、

特になかったと記憶しています。

 

つまり、

生かされているということに気付かず、

周囲に対して、

 

感謝のココロは

なかったと思います

 

私は、その当時、

企業に就職して2年目で、

 

目黒営業所に配属されて、

営業外回りをやっていました。

 

そして、当日は、

会社から労働基準法上、

 

取得を半強制される

フレックス休暇を取得していたので、

家にいました。

 

いつも通りの

起床時間ではなく、

かなり寝坊して

 

ベットから起き上り、

テレビを見てみると、

全テレビ局の朝の情報番組が

 

刻々とサリン事件の新たな情報を

報道していました。

 

 

これを見て、

 

私は

 

“私も被害者になっていたかも・・・”

 

そして、

 

“地下鉄を使って通勤をしている

同僚と事務員は無事だろうか・・・”

 

と思っていました。

 

ちなみに、

後になってわかったことですが、

同僚は電車ホームで

 

倒れている

動けなくなっている人達を

一人づつ抱きかかえて、

 

毒されていない

空気がある地上まで、

階段を昇り降りして、

 

救助活動を

行っていたそうです。

 

しかし、

 

その救助活動中に

めまい・吐き気がして、

救助活動は

 

もう限界だと思い、

最寄りの病院に

タクシーで向かったそうです。

 

私が

もしフレックス休暇を取得せずに、

いつも通りに

 

通勤ラッシュにはまっていたら、

きっと何かしらの

悪影響を受けていたと思います。

 

死者13名、負傷者約5,800名に

含まれていたと思います。

 

 

以前、

投稿させて頂いた

東日本大震災に関しても、

 

私は当日、岩手県盛岡市の病院に

居る時に被災して、

記事に書かせて頂いたように、

 

盛岡市内のホテルスタッフの皆さん、

盛岡エリア担当者、

仙台エリア担当者、

山形エリア担当者、

新潟エリア担当者

 

が助けてくれなければ、

どうなっていたか、

全く見当がつきません。

 

 

 

命の危機を感じる

大事件をたまたま回避出来たり、

 

渦中ど真ん中で

遭遇したりしてきました。

 

新聞報道されていないだけで、

九死に一生を得た経験は

 

私だけでなく、

皆さんにもあると思います。

 

数々の苦難・困難に

見舞われて、

自分の人生、

 

投げやりになったことも

きっとあると思います。

 

その時に少しだけでいいから、

“今を生きている”という

奇跡に意識を向けて欲しい

 

 

多くの方々が被災して、

死傷している事件・事故に

 

巻き込まれたにも関わらず、

“今、生きている”ことに

 

意識を向けて、

沢山の犠牲、奉仕、協力があって、

 

“今、生きている”ことを

噛みしめて、“感謝”をしてみて

 

それぞれに持っている

問題・課題があって、

 

イライラして思考・感情が

かき乱されて、

 

それどころじゃない、

というのもごもっともです。

 

なので、

ほんのほんの少しの

時間でいいですから、

 

“今、生きている”こと、

両親、兄弟/姉妹、

友人、同僚、先輩/後輩、

 

子供、孫、ご先祖、

その他関わってくださった人達に

意識を向けて、

 

“感謝”できれば、

あなたの人生が

豊かなものになりますよ。

 

 

だって、

あなたは人の間に

生きるひとりの人間に

過ぎないから