2025/05/24
公開から気になっていた映画をみてきました。その映画タイトルは、『渇愛』(かつあい)、ルッキズムの流れから摂食障害を患ってしまった少女のお話でした。まずは、理解を深めて頂くために、基本事項を説明させて頂きます。
※ルッキズムとは、人を外見だけで判断したり、容姿を理由に差別したりする考え方のことです。日本語では「外見至上主義」とも訳されます。外見を重視しすぎることによって、人々は精神的・身体的に様々な影響を受ける可能性があります。
※摂食障害とは、食事量や食べ方などの食行動の異常が続き、体重や体型の捉え方など、こころとからだ両方に影響が及ぶ病気をまとめて摂食障害と呼びます。摂食障害は女性の割合が高く、10〜20代の若者がかかることが比較的多いですが、年齢、性別、社会的、文化的背景を問わず誰でもかかりうる病気です。
摂食障害は、必要な量の食事を食べられない、自分ではコントロールできずに一度に大量に食べてしまう、一度飲み込んだ食べ物を意図的に嘔吐したり、下剤を大量使用したりするなど、さまざまな症状があります。